りとるてっくｉｔａサーキット
2024タミヤチャレンジカップレース第5戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

☆Ｍクラスは中山さんが福田さんの追走を退け、逃げ切り優勝！！
★GTクラスはＴＴ使いの名手　鈴木　琢也さんがポールtoウィン！！
☆ラリークラスは、阿部さんとのバトルを制し、梅森さんが優勝！！

タミヤチャレンジカップレース　M、GT：ハーフコース６分間周回レース
ラリー：特設コース4分周回レース

Mクラス
２位　福田　　譲さん　優勝　中山　将博さん　３位　鈴木　清志さん

GTクラス
２位　中山　将博さん　優勝　鈴木　琢也さん　３位　鈴木　清志さん

RALLYクラス
２位　大沼　力也さん　優勝　梅森　伸也さん　３位　福田　　譲さん

全体写真
久々に大勢の参加者が集まり、賑やかなレースに！！

　５／２５（日）、タミチャレ第５戦が開催された。先週のシリーズ戦に続き、連戦となったタミチャレだったが、常連の方が数名欠席にもかかわらず、それを大幅に上回る参加者が集まり、久々に賑やかなレースに。特にTTを駆るエキスパートの鈴木　琢也さんが参戦、初参加の五十嵐さん親子なども加わり、Mクラス12名、GTクラス24名、ラリークラス7名と、久々にC組まで組み合わせが増えたレースとなった。まずは予選からスタート！

　予選最初はMクラス。2組に分かれてのタイムアタックは、20秒台のPP争い。5台が20秒台に突入し、鎬を削ったが、特に中山さんと鈴木さんが20秒台前半で僅差の争いとなった。しかし、最終的に中山さんが競り勝ち、PPを獲得。2位鈴木さんはM08勢最上位で0.15秒差で続く。3位には梅森さんが付けた。Ａ組進出は上位6位まで。佐藤　直樹さんが7位となり、Ｂ組に甘んじる結果となった。

　ＧＴクラスは24名が3組に分かれ、タイムアタック。中団グループが19秒台にぎっしり密集し、激戦となる一方、ＰＰ争いは今回も18秒台に。中山さん、鈴木　清志さん、佐藤　直樹さんの常連組に加え、鈴木　琢也さんが初参加ながら、尻上がりにタイムアップ。4台でのタイム争いは2本目で更にペースアップしたが、最終的に鈴木　琢也さんが中山さんを0.12秒引き離してＰＰ獲得、中山さんが2位に。3位には鈴木　清志さん、4位に佐藤　直樹さんと続いた。決勝Ａ組は上位8名で、吉田さんまでが進出。Ｂ組は９〜１６位で大沼さんから阿部さんまで、17位以下はＣ組となった。

　予選最後はラリークラス。7台でのタイムアタックは、今回結構接戦に。大沼さん、阿部さん、梅森さんが20秒台で三つ巴となったが、今回も僅差ながら梅森さんがＰＰを獲得。2位阿部さん、3位大沼さんと続いた。

　昼休みを挟んで決勝レースがスタート。最初はＭクラスＢ組。鈴木　清志さん以外のM08勢が集まり形となったこの組は、トップスタートの佐藤　直樹さんがレースをリード。梅森　昭彦さんが追走するも、じりじり離される。中盤以降は、ペースを徐々にあげた佐藤　直樹さんが梅森さんを振り切り、そのまま逃げ切ってトップゴールを果たした。

　MクラスA組は、PP中山さんがトップキープし、序盤、2位鈴木さんとの差を広げる。鈴木さんは後方から福田さん猛追を受け、防戦していたが、中盤にパスされ、福田さんが2位浮上。このとき同時に中山さんにもミスが出て、一気に中山さんの背後に福田さんが急接近！緊迫したバトルに。福田さんは０．５〜０．８秒差でプレッシャーを掛け続けるが、終盤に入ると中山さんがじりじり差を広げ、残り２分を切った時点で1.3秒差に。中山さんはそのまま逃げ切って優勝を果たした。2位は善戦の福田さんが入賞。3位は、中盤に鈴木琢也さんとのバトルを制した鈴木　清志さんが入賞となった。

　ＧＴクラスＣ組は、トップスタートの武田さんがそのままトップキープ。それを後続は、予選で計測不具合やマシントラブルでノータイムだった五十嵐さんが最後尾からジャンプアップし2位に浮上、3位渡辺さんと共に武田さんを追い始める。レース中盤、五十嵐さんは渡辺さんをじりじり引き離しつつ、武田さんとの差を詰める。残り1分で遂に1秒差を切るところまで追い詰めたが、武田さんもここで踏ん張り、何とか振り切ってトップゴールを果たした。

　ＧＴクラスＢ組は、大沼さんがトップキープし、山岸さんが追走する展開。しかし、序盤からハイペースで飛ばす大沼さんは後続との差をどんどん広げていく。レース中盤までに山岸さんに3.5秒差を付けると、ここで追う山岸さんがミスしてしまい順位を落とす。代わって福田さんが2位に来る上がるも、すでに大沼さんとは5秒差。大沼さんはそのまま逃げ切り、トップゴールとなった。

　注目のＧＴクラスＡ組は、綺麗なスタートで、ＰＰ鈴木　琢也さんを中山さんが追う展開。琢也さんは序盤から予選並みのハイペースで周回し、中山さんとの差をぐんぐん広げる。2分過ぎ時点で2秒差を付けると、ここから琢也さんと追う中山さんや鈴木　清志さんらのペースが拮抗、膠着状態に。なかなか差が詰まらないまま、我慢比べは終盤まで続いたが、3者ノーミスで周回。結局、ＰＰ鈴木　琢也さんがそのまま逃げ切り優勝を果たした。2位中山さん、3位鈴木　清志さんが入賞となった。Ａ組では上位に大きなドラマは無かったが、後方の6位争いが激戦に。序盤に接触があり、リスタートで遅れた五十嵐ふわりさんと梅森さんが、6位走行の吉田さんを猛追。中盤に三つ巴のバトルとなったが、ふわりさんが吉田さんを順調にパスすると、差をじりじり広げ、初参加ながら6位に食い込む善戦を見せた。

　最後はラリークラス。今回の特設コースは、要所のコーナー入り口にジャンプ台を設置し、勢いで突っ込むと大きくラインを外しやすいレイアウト。ＰＰ梅森さんを2位阿部さんが追走、接戦を展開。序盤にミスを突いて阿部さんがトップに立ち、逃げを打つが、梅森さんもきっちり追走。このクラスでは珍しい接近戦に。抜きつ抜かれつのバトルは、中盤に阿部さんが2位に退くも、1秒以内で追走し、梅森さんにプレッシャーを掛ける。しかし、終盤に入ると先に阿部さんがミス！一気に順位を落としてしまい勝負あり。久々の激戦を梅森さんが制して優勝を果たした。2位大沼さん、3位福田さんが阿部さんのミスで順位繰り上がり、入賞となった。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、賑わった第5戦も無事終了。レース後は鈴木　琢也さんのＴＴ０２をお借りして走行インプレッションなど、交流や情報交換しつつ、練習やバトルを楽しむ参加者たちであった。

優勝者セッティングデータ

２０２４　シリーズ　　　　　　　　　　第６戦　６／　９（日）
２０２４　タミヤチャレンジカップ　　第６戦　６／２３（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
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