りとるてっくｉｔａサーキット
2012シリーズスプリント第9戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、Ｂ組トップの久埜さんとＡ組トップの梅森さんの接戦に！！
☆アドバンスクラスはバトルをエンジョイした梅森さんが最後にトップに立って優勝！！
★ソニッククラスはＰＰ谷口さんがまさかのメカトラブル。三澤さんが独走優勝！！
☆RMクラスは小林さんが三澤さんを振り切って優勝！！

ミニ、アドバンス、ソニック、RM：EP、ハーフコース８分間周回レース

ミニクラス
２位　久埜　竜平さん　優勝　梅森　伸也さん
※３位の塗さんは体調が思わしくなく、早めに帰られました。

アドバンスクラス
２位　谷口　亘祐くん　優勝　梅森　伸也さん　３位　大門　真一さん

ソニッククラス
２位　佐々木雅彦さん　優勝　三澤　崇弘さん　３位　梅森　伸也さん

RMクラス
２位　三澤　崇弘さん　優勝　小林謙一郎さん　３位　梅森　伸也さん

全体写真
台風の影響で強い南風が吹き込んで、かなりの暑さでした。

　９／３０（日）、スプリントシリーズ第９戦が開催された。先週にタミヤＧＰ宮城大会が有ったため、急遽、１週間延期しての開催。この日は台風の影響で久々に残暑厳しい一日となったが、予想外に参加者が多く、ミニとソニックが２クラス開催となった。

　予選はアドバンスクラス。今回は谷口くん、大門さんに加え、梅森さんの３名でのタイムアタック。梅森さんが１本目から快調で、早々とＰＰ当確。２位に谷口さん、３位にはあえてラリーブロックタイヤで走りきった大門さんとなった。

　次は、RMクラス。小林さん、三澤さん、梅森さんの３台が接戦を演じたが、１本目は全車２８秒台の僅差。しかし２本目に小林さんが２７秒台に突入し、そのままＰＰに。２位に梅森さん、３位に三澤さんとなった。

　ミニクラス予選は、１３名が２組に分かれてのアタック。なぜか今回は後輪駆動のＭ０４やＭ０６が多く、約半数を占める珍しい状況。特に山岸さん(M06)と野島さん(M04)が速く、Ａ組進出を決める。一方、ＰＰ争いは、三澤さんと梅森さんがＳ寸とＬ寸の代表として火花を釣らす接戦に。予選１本目では三澤さんが０．０１秒差で暫定ＰＰだったが、梅森さんが一気に巻き返し、逆転でＰＰをゲット！２位三澤さん、３位には野村さん（Ｍ寸）が付け、決勝でも接戦になりそうな予感が。

　最後はソニッククラス。こちらも三澤さんと梅森さんが接戦となるが、ここに割って入ったのが谷口さん。特に２本目には三澤さんを上回る２５．４７をマークし、見事ＰＰを獲得。三澤さんはここでも２位に甘んじることに。３位には梅森さんが付けた。Ａ組進出は武田さんが７位でゲット。８位の野島さんは０．０３秒差に泣く結果に。

　午後からは決勝レースがスタート。ＰＰ梅森さんが余裕の最後尾逆ハンデスタートを選択（笑）、スタートとなったが、大門さんと谷口くんが競り合っている間に、あっという間に梅森さんが追いついてしまい、ハンデスタートの意味無し（笑）。ミスなどから敢えて距離をとった梅森さんが３位となるが、徐々に２位大門さんに近寄ると、難なく大門さんをパス。そのままの勢いで谷口くんの背後に付けると、終盤は余裕を持ってチャンスをうかがう、嫌らしい追走を展開。最後には谷口くんが自らミスしてしまい、トップに立った梅森さんが逃げきって優勝を果たした。２位は谷口くん、３位は大門さんとなった。

　次はＲＭクラス。綺麗なスタートでレース開始となったが、序盤に一旦引き離すも、ミスった小林さんは三澤さんのプレッシャーを受ける状況に。レース中盤は１秒以内の僅差で三澤さんは小林さんにプレッシャーをかけ続けるも、先日のタミヤＧＰで代表権を獲得したマシンはトラクションが一段上。コーナー立ち上がりで僅かに離される状況に、三澤さんが焦ってしまい、ミスから差が開いてしまう。なんとか食らいつく三澤さんだったが、終盤になると徐々に差が開き始め、小林さんがそのまま逃げきって優勝となった。２位は三澤さん、３位は梅森さんとなった。

　ミニＢ組は、塗さんがトップに立ち、レースをリードするも、すぐさま追い上げてきた久埜さんが一気に塗さんをパスすると、そのまま逃げの体制に持ち込む。塗さんも食らいつくのだが、予選だったら上位に食い込む程の久埜さんのハイペースに付いていけず、徐々に差が開いてしまう。そのまま逃げきった久埜さんがトップゴールを果たし、１８周８分１０秒をマーク。Ａ組にプレッシャーをかけることに成功。

　そのミニＡ組は、オープニングラップで三澤さんがいきなり逃げの体制に持ち込んだのだが、２週目にまさかのドライブミス。その後もミスを連発してしまい、完全にトップ争いから脱落となってしまう。これで楽になったのは梅森さん。後方の追い上げも激しくなく、淡々とペースを維持するが、今ひとつペースが上がらない。ノーミスを意識して周回を重ねるが、Ｂ組トップの久埜さんと近いラップペース。終盤まで接戦模様であったが、迎えたファイナルラップで梅森さんはトップを確信。Ａ組トップゴールを果たし、１８周８分８秒をマークした梅森さんが総合優勝となった。２位は久埜さん。３位はＢ組２位の塗さんが入賞を果たした。

　次はソニックＢ組。予選をキャンセルし、最後尾から決勝レースに臨んだ小林さんであったが、この日は今ひとつペースが上がらない。３位まではすぐ浮上したものの、２位の久埜さんとはほぼ同じペース。更にその前にはトップの野島さんがいて、３台が三つ巴のトップ争いに。一時、差が開いた３台であったが、終盤にかけて急接近。ファイナルラップ突入時点では３台が１．５秒差の大接戦。逆転有るかと思われたが、野島さんがそのまま逃げきり、接戦を制してこの組トップゴールを果たした。

　最後はソニックＡ組。スタート直前に、ＰＰ谷口さんがバッテリー逆接続からアンプを破損してしまう波乱。ＰＰ不在のままレーススタートに。すると、２位スタートの三澤さんが一気に飛ばし始め、序盤にして独走態勢を確立。後続を全く寄せ付けない。一方、２位争いは、一時梅森さんがキープしていたものの、柏谷さんが２位に浮上。しばし２位キープした後、今度は久々参加の佐々木さんが２位へ浮上。ストレートスピードを生かして、楽に２位キープで終盤へ。３位柏谷さんが何とか順位をキープしていたものの、終盤に追い上げてきた梅森さんが急接近。そのままの勢いで柏谷さんをパスした梅森さんはそのまま柏谷さんを振り切って、見事３位入賞に。２位は佐々木さん、そして優勝は独走で唯一２０周を回った三澤さんとなった。

　最後に表彰式＆抽選会が行われレースも無事終了となった。この日の夜には東北地方に台風接近の予報であったが、特に天候悪化に遭うこともなく、無事レースｓ終了となり、安堵する運営委員であった。

優勝者セッティングデータ

2012　スプリントシリーズ　第10戦　１０／１４（日）　時計回り
2012　耐久シリーズ第１０戦／タミヤチャレンジカップレース　１０／２８（日）　時計回り
→タミヤチャレンジカップ全国統一開催日のため、日程変更となります。

皆さんの参加をお待ちしております。
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