りとるてっくｉｔａサーキット
2025タミヤチャレンジカップレース第11戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

☆Ｍクラスは鈴木さんが野村さんを追走、逆転優勝を果たす！！
★GTクラスは、ＰＰ鈴木　琢也さんが貫禄のポールｔｏウィン！！
☆ラリークラスは、高山さんと柴田　歩夢さんの若手2名のガチンコバトルに！！

タミヤチャレンジカップレース　M、GT：周回レース、A組６分、B組以下５分
ラリー：特設コース４分間周回レース

Mクラス
３位　梅森　伸也さん　優勝　鈴木　清志さん　２位　野村　順一さん

GTクラス
３位　相澤　政樹さん　優勝　鈴木　琢也さん　２位　柴田　歩夢さん

RALLYクラス
３位　梅森　伸也さん　優勝　高山　響己さん　２位　柴田　歩夢さん

全体写真
ようやく秋も終盤。今回は大勢の遠征組にご参加いただきました！感謝。。

　１１／２３（日）、２０２５タミチャレ第１１戦が開催された。晩秋の青空の下、20名以上が集まり、1ヶ月ぶりのタミチャレ開催となった。今回は、関東含め遠征組に多数参加いただき、多彩なメンツが集結。特に、先日のワーチャンで優勝された鈴木　琢也さんが来仙。また、東北の新進若手ドライバーも参加し、予選から熱戦が展開された。

　その予選はMクラスから。11名が2組に分かれてタイムアタック。年間で最もタイムが出やすい時期ではあるが、路面温度が下がってきて、M08勢が若干苦戦気味。そんな中、野村さんが快走し、一人21秒前半のタイムをたたき出してPPを獲得。2位には鈴木さんがM08勢の最上位で食い込んできた。3位には梅森さんが付けた。A組は上位6名までで、相澤さんまでが進出。小野さん以下がB組となった。

　GTクラスも20名が2組に分かれてタイムアタック。上位陣は19秒台後半でのタイム争いとなり、予想通り、1本目から鈴木　琢也さんが暫定トップタイムをマーク。僅差で高山さんが0.02秒差で食らいついたが、2本目で鈴木　琢也さんが19.44をたたき出して勝負あり。鈴木　琢也さんがPP獲得となった。2位は高山さん、3位には相澤　政樹さんが付けた。今回A組は10位までで、中澤さんまでがA組進出、梅森さん以下がB組となった。

　予選最後はラリークラス。6台でのタイムアタックは、高山さん、柴田　歩夢さんの若手2名と梅森さんの三つどもえでPP争いとなったが、安定したドライブで攻めきった高山さんがPPを獲得。2位梅森さん、3位柴田さんとなった。

　午後から決勝レースがスタート。最初はMクラスB組。序盤からトップスタートの小野さんを2位スタートの中澤さんが追走、2台が後続をじりじり引き離して、一騎打ちの展開に。後半に入ると、中澤さんが急接近！０．２秒の僅差となり、一気に緊迫するが、直後に中澤さんにミスが出てしまい、一気に差が開く。残り1分で猛追する中澤さんだったが、タイムアップ。小野さんがトップゴールを果たした。

　MクラスA組は、PP野村さんを鈴木さん、梅森さんが追走、序盤は三つ巴のトップ争い。しかし、中盤に入る前に梅森さんにミスが出て後退すると、野村さんと鈴木さんの一騎打ちに。特に鈴木さんがペースを上げると、じりじり差が詰まる。そして0.3秒差となったところで、野村さんに痛恨のミス！鈴木さんが労せずしてトップに。後退した野村さんは、ここからスイッチを入れ直し、終盤逆転目指して差を詰めるが、1秒差まで詰めた時点で無情のタイムアップ！鈴木さんが逆転優勝となった。2位は野村さん、3位が梅森さんとなった。

　GTクラスB組は、トップスタートの梅森さんを阿部さん、とわちゃんが追走、序盤は三つ巴だったが、とわちゃんが徐々に遅れ出すと、梅森さんと阿部さんの一騎打ちに。しかし、レース中盤に入ると、阿部さんにミスが出始め、徐々に差が開いてしまう。終盤には8秒差となり、3位に浮上してきた武田さんとのバトルに移行。梅森さんは独走でトップゴールを果たした。

　注目のGTクラスA組は、PP鈴木　琢也さんを2位高山さんが追走するも、序盤にミスが出てしまい、大きく後退、トラブルからリタイヤとなってしまう。入れ替わって鈴木　琢也さんを追うのは柴田　歩夢さんに。1.5秒差で追走するも、歩夢さんのわずかなミスと鈴木　琢也さんのベストラップ更新が重なり、2.5秒差に。その後は膠着状態となり、追う側にとってはタイム差が動かない苦しい展開に。歩夢さんの後方では、相澤　政樹さんと鈴木　清志さんの3位争いが熾烈。序盤から０．５秒以内の僅差で推移し、こちらも我慢比べの様相。上位陣に動きがないままレースは終盤に。残り1分で遂にペースを上げたのはトップの鈴木　琢也さん。勝負を決定づけるペースを刻み、貫禄のポールｔｏウィンを果たした。2位争いは終盤に相澤　政樹さんが柴田　歩夢さんの背後に迫り、逆転を狙ったが、歩夢さんが押さえきって2位入賞。相澤　政樹さんが3位入賞となった。

　最後はラリークラス。今回の決勝のコースレイアウトは、ストレートエンドの９０度コーナー入り口のジャンプ台、古タイヤが置かれた障害セクション、ディッシュパイロンをまき散らしたヘアピン、最後に計測ライン直前の2連ジャンプと、４つの障害を結んだショートコース。オープニングラップはコースに慣れるため、若干ペースが抑え気味だったが、高山さんと柴田　歩夢さんの若手2名はすかさずペースアップ！シュアな走りの高山さんと、ど派手に流してフルスロットルでかっ飛ばす歩夢さんは対照的な走りながらも、互角のペースでバトルを展開。お互いミスが出て毎周順位が入れ替わる激しいバトルに。そして迎えた残り１分、高山さんのミスから歩夢さんが逆転！そのまま逃げ切りを図るが、最終の2連ジャンプの侵入アングルを誤ったか、斜めにジャンプしショートカット美味に計測ラインに飛ぶところを直進してしまい、ウォールにクラッシュ！そのイン側をきれいに飛んでいった高山さんが大逆転勝利となった。2位は無念の歩夢さん。3位には梅森さんが入賞となった。

　最後の表彰式＆抽選会を行い、タミチャレ第11戦が終了。レース後は鈴木　琢也さんのマシンをテストドライブさせてもらったり、自分のマシンのインプレッションをお願いしたりと、またとない機会にアドバイスをもらう参加者たちであった。今年もあとは12月のみ。最終戦も熱戦を期待したい。

優勝者セッティングデータ

２０２５　シリーズ　　　　　　　　　　第１２戦　１２／１４（日）
２０２５　タミヤチャレンジカップ　　第１２戦　１２／２８（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
りとるてっくｉｔａサーキット