りとるてっくｉｔａサーキット
2024タミヤチャレンジカップレース第1戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

☆Ｍクラスは終盤の直樹さんの猛攻を耐えた都澤さんが優勝！！
★GTクラスは序盤に鈴木さんをパスした都澤さんがそのまま逃げ切って優勝！！
☆ラリークラスは、PP梅森さんがいち早く特設レイアウトを攻略して優勝！！

タミヤチャレンジカップレース　M、GT：ハーフコース６分間周回レース
ラリー：特設コース4分周回レース

Mクラス
２位　佐藤　直樹さん　優勝　都澤　立樹さん　３位　鈴木　清志さん

GTクラス
３位　中山　将博さん　優勝　都澤　立樹さん　２位　鈴木　清志さん

RALLYクラス
２位　中澤　和行さん　優勝　梅森　伸也さん　３位　福田　　譲さん

全体写真
今年最初のタミチャレ。朝方はかなり寒かったですが、日が差してからは好天に。

　１／２８（日）、タミチャレ第１戦が開催された。２０２４年最初のタミチャレだが、山間で直射日光がサーキットに差し始めるのが遅いりとるてっくでは、朝方かなりの冷え込みで、氷点下の気温が続いていたが、9時半頃からは日が差し始めて路面温度も上昇。その後は好天でのレース開催となった。今回は新設のM-RALLYは参加者無く、Mクラス12名、GTクラス13名、ラリークラス4名でレーススタートとなった。

　予選最初はMクラス。2組に分かれてのタイムアタックで、今年からギヤ比変更でスピード低下＋高速レイアウトの影響に注目があつまったが、それでも上位陣と下位の差はかなりあり、1秒以上の差が出てくる。トップグループは20秒台でのせめぎ合いで、1本目ではM08の鈴木さんが好タイムをマークして暫定PPとなるも、2本目でM07勢が一気にタイムアップ。特に中山さんは一気に19秒台に突入し、PP獲得となった。2位は佐藤　直樹さん、3位は都澤さんと続き、鈴木さんは僅差で4位に。A組進出の6名は19〜20秒台となり、B組の21〜22秒台と大きく差が出る形となった。

　GTクラスも2組に分かれてタイムアタック。こちらは昨年同様の規定で更にハイペース。今回いち早くTA08Rを投入してきた中山さんに注目があつまったが、パワーソースの不調で攻めた割にタイムが上がらず苦戦。一方、快走を見せたのが鈴木さん。上位陣は驚異の18秒台で周回する中、一人18秒台前半に突入し見事PP獲得。2位争いは接戦だったが、都澤さんが相澤さんを下して2位。相澤さんが0.02秒差で3位に付けた。上位7名までがA組進出となったが、１８〜１９秒前半のタイム。B組は早坂さん以下19秒後半とこちらも差が付く形となった。

　予選最後はラリークラス。予選は障害物なしの通常コースでタイムアタック。高速化したレイアウトで大胆なドリフトで攻める形になったが、終始アンダーに苦しむ望月さんが下位に沈み、トップ争いは綺麗な高速ドリフトを決める中澤さんと梅森さんの争いに。しかし、ラリー初参加の中澤さんに対し、経験値で圧倒する梅森さんが1秒差を付けて予選は圧勝のPPに。中澤さんは2位に。3位には福田さんが付けた。

　昼休みを挟んで決勝レースがスタート。最初はMクラスB組。トップスタートの福田さんがそのままトップキープしレースをリード。追うのは小野さんで、序盤は１〜２秒差で粘っていたが、中盤以降、ペースが落ちてしまい一気に差が広がる。更に終盤ペースを上げた福田さんが後続を寄せ付けず、後続に半周差を付けてトップゴールを果たした。

　MクラスA組は、PP中山さんがトップのままレースをリードするも、背後に佐藤　直樹さんと都澤さんが追走、序盤から熾烈なバトルに。直樹さんが中山さんの背後で猛攻を見せるも、全く動じず中山さんはトップキープしていたが、中盤にミスを連発してしまい、一気にトップ争いから脱落してしまう。これで直樹さんがトップに立ったが、今度は直樹さんにも小さなミスが出て、更に後退、最終的に都澤さんが激戦を労せずトップに。後方からは立て直した直樹さんとじりじりトップを追いかけてきていた鈴木さんが追走し、終盤に突入。直樹さんがここで猛攻。残り1分でわずか0.1秒差と激しくプレッシャーを掛ける。都澤さんも応戦、そのままの僅差でファイナルラップに突入。最終コーナー直前まで息詰まる攻防であったが、最終コーナーへのライン取りでわずかに突っ込みすぎた都澤さんが立ち上がりが苦しくなって失速してしまったところを直樹さんが最後のチャンスとばかりにプッシュしたが、追突する形に。ハーフスピンする都澤さんの復帰を待ってリスタートしたが、直後にチェッカー。猛攻及ばず、直樹さん2位に。優勝は都澤さんとなった。3位には終盤トップ争いを追走していた鈴木さんが入賞となった。

　GTクラスB組は、トップスタートの早坂さんが出遅れる波乱のオープニング。福田さんがトップに立ってレースを引っ張るが、それも中盤にミスが出てしまうと福田さんも後退。代わって今野さんがトップに。中盤以降、後続の2位以下の争いが激化したこともあって、トップの今野さんが６〜７秒差を保ったまま逃げ切ってトップゴールを果たした。

　GTクラスA組は、PP鈴木さんを2位都澤さんが追う展開。予選では圧倒するタイムをマークしていた鈴木さんだったが、決勝では序盤防戦一方でペース上がらず、都澤さんから激しくプレッシャーを受ける形に。ここで防ぎきれなかった鈴木さんは無念の2位後退、都澤さんがトップに。2位に後退した鈴木さんは、更に相澤さんとのバトルとなるが、中盤までに相澤さんを引き離すことに成功。ペースも尻上がりで安定し始めると、トップの都澤さんを追走し始める。じりじり都澤さんとの差を詰めた鈴木さんは、終盤1秒未満の僅差でプレッシャーを掛け始める。しかし、都澤さんも応戦し、膠着状態のまま残り1分へ。鈴木さんは0.5秒差まで詰め寄ったのだが、追い上げもここまで。終盤の猛攻を凌ぎきった都澤さんが優勝を果たした。2位は序盤のスローペースが悔やまれる鈴木さん。3位には、中盤の相澤さんとの3位争いを制した中山さんが入賞となった。

　最後はラリークラス。決勝では小さめのジャンプ台でショートカットしつつ周回するレイアウトで、１０．５Tのハイパワーで大胆に飛ばしていく形。PP梅森さんは序盤からいち早くペースをつかみ、快走してレースを引っ張る。追うのは中澤さんで、徐々にペースをつかみ始めるが、序盤のコース攻略スピードで後塵を拝することに。中盤以降が2〜3秒差で追走するが、ラップペースはほぼ互角で、なかなか差が詰められない。そうこうしているうちに4分間の周回レースは終盤に。梅森さんは全く隙を見せず、そのまま逃げ切り優勝を果たした。2位は追い上げ届かず中澤さんが入賞。3位には福田さんが入賞となった。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、今年最初のタミチャレも無事終了。レース後は周回方向が反時計から時計回りとなり、すぐさま練習走行に勤しむ参加者たちであった。今年のタミチャレも好レースに期待したい。

優勝者セッティングデータ

２０２４　シリーズ　　　　　　　　　　第２戦　２／１１（日）
２０２４　タミヤチャレンジカップ　　第２戦　２／２５（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
りとるてっくｉｔａサーキット