りとるてっくitaサーキット
2023タミヤチャレンジカップレース第5戦
レースレポート

りとるてっくitaレース運営委員会


☆Mクラスは逃げる直樹さんと追う鈴木さんの一騎打ち!果たして結果は・・・
★GTクラスはPP中山さんが序盤に後退するも再逆転して優勝!!


タミヤチャレンジカップレース M、GT:ハーフコース6分間周回レース

M GT
1 佐藤 直樹 17L 1 中山 将博 18L
2 鈴木 清志 17L 2 相澤 和昭 18L
3 都澤 立樹 17L 3 鈴木 清志 18L
4 中澤 和行 17L 4 佐藤 直樹 18L
5 相澤 和昭 17L 5 都澤 立樹 18L
6 福田  譲 17L 6 吉田 大祐 18L
7 梅森 伸也 17L 7 金子  篤 18L
8 野村 順一 16L 8 早坂 雄次 17L
9 中山 将博 16L 9 京野 一朗 17L
10 望月 文男 16L 10 福田  譲 17L
11 小野 輝昭 16L 11 中澤 和行 17L
12 佐藤  厚 5L 12 阿部 哲也 17L
13 山本 善幸 16L
14 梅森 伸也 16L
15 小野 輝昭 16L
16 武田 剛志 16L
17 山岸  純 16L
18 首藤 幸一 15L
19 望月 文男 5L

決勝レースデータファイル(エクセルファイルを.zip形式圧縮)

Mクラス
2位 鈴木 清志さん 優勝 佐藤 直樹さん 3位 都澤 立樹さん


GTクラス
2位 相澤 和昭さん 優勝 中山 将博さん 3位 鈴木 清志さん



全体写真
1時間ほど前倒しでレーススタートに。2時間後には本降りの雨になりました。危なかった。。


 5/28(日)、タミチャレ第5戦が開催された。この日は天候悪化の予報。小雨がぱらつき、路面はまだドライを維持しているものの、昼前後から降雨の可能性が高く、急遽、前倒しでレーススタート。特に予選を1本に短縮して、駆け足で決勝レースになだれ込む強行スケジュールとなった。

 急ぎ足で始まった予選はMクラスから。12台が2組に分かれてタイムアタックとなったが、小雨の影響で路面コンディションが悪く、M08勢には厳しい環境。M07勢がほぼ普段通りのペースを刻み、上位を占める。鈴木さんがM08で健闘したものの4位どまり。PP争いは都澤さんと佐藤 直樹さんが競り合ったが、直樹さんが都澤さんを引き離してPP獲得。都澤さんは2位に。3位には相澤さんが付けた。

 GTクラス予選は参加19名中、18名が2組に分かれてタイムアタック。こちらは普段以上にハイペースな予選に。上位5台が20秒台に突入、PP争いを展開したのだが、中山さんが渾身のアタックを決め、一人20秒台前半に突入しでPPを獲得。2位争いは接戦だったが、相澤さんが付けた。3位は鈴木さん、4位佐藤 直樹さんと続いた。

 予選1発勝負後、準備時間を挟んで決勝レースがスタート。最初はMクラスB組。悔しいB組落ちとなった中山さんがトップスタート。M08のトラクションでスタートダッシュを決め、序盤は後続を引き離す。しかし、小雨に足をすくわれたか、ヘアピン立ち上がりでハーフスピンを喫し、復帰の間に後方から順位を上げてきていた梅森さんが脇をすり抜けトップに。この後小雨がやみ始め、路面も若干回復した模様で、中山さんもトップの梅森さんを追走し始める。中盤は1秒以内の僅差で我慢比べとなったが、中山さんに先にミスが出てしまい万事休す。一気に差が開き、梅森さんがトップ独走に。そのまま逃げ切ってトップゴールを果たした。

 次はMクラスA組。スタートは概ねきれいな隊列で計測ラインを通過したものの、序盤は都澤さん、相澤さんがハイサイドなどで遅れ、鈴木さんが順位を上げる展開。鈴木さんは2位となり、トップの直樹さんとの差をじりじり詰め始める。折り返しの3分で1秒差まで詰め寄ったものの、その後直樹さんがペースを上げ始め、今度はじりじりと差が開く。しかし、残り2分で直樹さんに立て続けにミスが出てしまい、一気に差が詰まる。0.3秒差となったが、その後直樹さんは再度ペースを上げて、終盤には1秒差まで戻す。そして迎えたファイナルラップ。直樹さんが計測ライン通過直後にフロントタイヤをイン側に接触させてしまい横転!その脇を鈴木さんがパスして念願のトップに!すぐに復帰した直樹さんが鈴木さんを追走、インフィールドで差を詰め、残り3コーナーというところでラインが膨らんでしまった鈴木さんのインに飛び込み、土壇場で並走!完全に2台が並んだ状態で、最終シケインに進入、お互い接触したままタイトなラインを抜け、計測ラインを完全に並んだまま通過!0.04秒先に直樹さんがゴールとなり、直樹さんが再逆転優勝となった。2位は実に惜しかった鈴木さん。3位には中盤の中澤さんとの3位争いを制した都澤さんが入賞となった。

 GTクラスB組は、トップスタートの京野さんが序盤からレースを引っ張る展開。追うのは2位スタートの阿部さんだったが、ミスが出て3位に後退。代わって福田さんが京野さんを追走する。中盤にかけて3台が連なる形で上位争いを展開するが、阿部さんに再度ミスが出て福田さんと京野さんの一騎打ちに。終盤に入ると京野さんがペースを上げ、福田さんを引き離そうとするも、福田さんも応戦。残り1分でじりじり差が詰まったが、京野さんがそのまま逃げ切り、この組トップゴールを果たした。

 GTクラスA組は、PPスタートの中山さんがオープニングラップでミスしてしまい順位を落とす波乱の展開。2位スタートの相澤さんがレースを引っ張ることに。一旦順位を落とした中山さんだったが、すぐに2位に戻し、トップ相澤さんを追走、じりじり差を詰め始める。1分半経過で1秒を切ると、若干焦りが出たか、相澤さんが高速コーナーで壁に接触し横転!すぐに復帰できたものの、中山さんに先行されてしまう。踏ん張る相澤さんは1秒差まで戻し、中山さんを追走。中盤は我慢比べに。しかし、残り2分ちょっとというところでまたも相澤さんにミスが出てしまい横転。しかも今回は完全に裏返ってしまい、マーシャルに起こしてもらう間に4位に後退してしまう。これで2位鈴木さん、3位直樹さん、4位相澤さんが数珠つなぎの2位争いに発展。終盤三つ巴の争いとなったが、残り1分半で鈴木さんと直樹さんがヘアピンで絡んでしまい、復帰に手間取る間に相澤さんがパスして2位に復帰。鈴木さんが最後まで相澤さんを追走したものの、逆転には至らず。相澤さん2位、鈴木さん3位入賞となった。そして優勝は中山さんとなった。

 最後に慌ただしく表彰式&抽選会を行い、駆け足であったが何とか無事タミチャレ第5戦も終了。直後に本降りの雨となり完全ウェットに。ぎりぎりのタイムスケジュールであった。次戦は好天を期待したい。


優勝者セッティングデータ

クラス M GT
ドライバー 佐藤 直樹 中山 将博
シャーシ タミヤ M07 タミヤ TA08PRO
ボディ タミヤ シトロエン2CV タミヤ MOTUL GT−R
モーター タミヤ TBLM-02S 17.5T タミヤ TBLM-02S 15.5T
ギヤ比 ピニオン20T 71/20T(6.56:1)
バッテリー タミヤ LF2200 タミヤ LF-2200
ESC タミヤ TBLE-04SR タミヤ TBLE-04SR
タイヤ F:ハード
R:ハード
F/R:レーシングラジアル
インナー F:スーパーハード
R:ハード
F/R:付属スポンジ
トー F:0度
R:イン3.2度
F:アウト1度
R:イン2.5度
スプリング F:タミヤレッド
R:タミヤブルー
F:タミヤ ショートイエロー
R:タミヤ ショートイエロー
デフ F:ギヤデフ(#100,000) F:ギヤ(#1,000,000)
R:ボールデフ
特記事項 ダンパーオイル
F#250 R400
※KV値:2270rpm/V
※KV値:2570rpm/V

2023 シリーズ          第6戦 6/11(日)
2023 タミヤチャレンジカップ  第6戦 6/25(日)


皆さんの参加をお待ちしております。
りとるてっくitaサーキット