りとるてっくｉｔａサーキット
2023タミヤチャレンジカップレース第2戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

☆Ｍクラスは樋口さんが終盤の直樹さんの猛追を凌ぎきって優勝！！
★GTクラスは中盤に相澤さんをパスした都澤さんが逆転優勝！！
☆ラリークラスは梅森さんを樋口さんが逆転して優勝！！

タミヤチャレンジカップレース　M、GT：ハーフコース６分間周回レース
ラリー：特設コース4分周回レース

Mクラス
２位　佐藤　直樹さん　優勝　樋口　三夫さん　３位　相澤　和昭さん

GTクラス
２位　相澤　和昭さん　優勝　都澤　立樹さん　３位　中山　将博さん

ラリークラス
２位　梅森　伸也さん　優勝　樋口　三夫さん　３位　金子　　篤さん

全体写真
いい天気でしたが、時折強風が吹いて、結構厳しい天候でした。。

　２／２６（日）、タミチャレ第２戦が開催された。第1戦は昨年のレギュレーションでの非公式戦開催だったが、第2戦からは正式レギュでの開催。特にMクラスはロードスターが後輪駆動専用、更にSグリップはレギュ落ちと、かなりの変化がある。さて、今回のエントリーはM14名、GT17名、ラリー6名と、冬場としてはかなり盛況。更にテクニカルに変更となったコースの元、レーススタートとなった。

　予選最初はMクラス。中速コーナーがタイトなシケインとヘアピンに変更となった影響で、ラップタイムは開幕戦よりも1秒程度落ちる状況。そんな中、上位陣は21秒台でのPP争いを展開。佐藤　直樹さん、樋口さん、相澤さんの三つ巴のタイム争いは、相澤さんに軍配でPP。2位に直樹さん、3位に樋口さんと続いた。決勝A組進出は上位7台となり、中山さんが苦戦しつつもＡ組進出。野村さん以下が残念ながらＢ組となった。

　次はＧＴクラス。こちらはＭクラスより1秒ほどペースアップし、ほぼ上位半数が21秒台に突入。ＰＰ争いは20秒台での空中戦に。特に相澤さんと中山さんが20秒台で鎬を削ったが、中山さんが渾身の20.65をマーク。0.3秒相澤さんを引き離してＰＰ獲得となった。2位は相澤さん。3位には惜しくも２１秒を切れなかったが佐藤　直樹さんが付けた。Ａ組進出は上位9台となり、金子さんが辛くもＡ組に。ご本人は猛者と同じ組は厳しいなぁとのことでした（苦笑）。

　予選最後はラリークラス。6台でのタイムアタックは、23秒前後の争いに。特に梅森さんと樋口さんのＴＴ０２勢がぎりぎり22秒台に突入し。ＰＰを争ったが、0.03秒差で梅森さんがＰＰ、樋口さんが2位に。3位には阿部さんが付けた。

　昼休みを挟んで決勝レースがスタート。最初はＭクラスＢ組。オープニングラップでトップスタートの野村さんが抜け出し、大きなリード得ることに成功。そのまま逃げの体制に。後方からは混戦を抜け出した梅森さんが単独2位となって、中盤はお互い互角のペースで走行。3秒前後の差がなかなか縮まらなかったが、後半に入ると野村さんにわずかなミスが続き、じりじり梅森さんが迫ってくる。しかし、終盤に持ち直した野村さんが2秒差を死守。そのまま逃げ切ってトップゴールを果たした。

　次はＭクラスＡ組がスタート。オープニングラップで2位スタートの直樹さんが順位を落とす一方、3位の樋口さんが2位に繰り上がり、トップの相澤さんを追走する。1秒弱の僅差で追走すると、更に差を詰めて０．５秒を切る接戦に。中盤は息詰まる接近戦となったが、折り返しの3分で相澤さんに痛恨のミス！ここ樋口さんがトップに。相澤さんが5秒差の3位に後退、2位に直樹さんが浮上するが、樋口さんとの差は3秒弱。このまま樋口さんが逃げ切りかと思われたが、樋口さんのペースがあまり上がらない一方、2位直樹さんが後半じりじりとペースアップ！毎週差を詰めると、残り1分で遂に0.4秒差に。緊迫のバトルとなったが、猛攻を凌ぎきった樋口さんが優勝。直樹さんは惜しくも2位入賞。3位は相澤さんとなった。

　GTクラスB組は、トップスタートの山本さんを吉田さんらが追走する展開となったが、序盤は後続にミスが続いたこともあり、辛くも山本さんがトップをキープし中盤に。しかし、ここで山本さんにミスが出てしまい無念のトップ脱落。代わって吉田さんがトップに立つ。後方からは早坂さんと阿部さんが追走、追い上げをはかるも、この2台のバトルが激化。終盤までもつれる形となり、ペースが上がらず、吉田さんの逃げ切りを許してしまう。結局、吉田さんが中盤以降逃げ切ってトップゴールとなった。

　GTクラスA組は、スタート直後の混乱でPP中山さんが順位を落とす波乱のオープニング。相澤さんがトップに立ってレースを引っ張ることに。後方からは都澤さんと直樹さんが追走するも、直樹さんもミスから後退し、トップ争いは相澤さんと都澤さんのタイマンに。ぴったり背後に付けてプレッシャーを掛ける都澤さんにきっちり応戦して押さえ込んでいた相澤さんだったが、中盤にわずかな隙を突かれ都澤さんがトップ奪取に成功。1秒差を得て、レース後半は逃げに入る。一方、追う相澤さんも互角のペースで応戦し、じりじりとした周回が続く。しかし、残り1分で都澤さんがわずかにリードを広げることに成功。そのまま逃げ切って逆転優勝を果たした。2位は終盤直樹さんの追い上げを何とか凌ぎきった相澤さんが入賞。3位はその追い上げてきた直樹さんとなった。

　最後はラリークラス。今回は風が強く、ジャンプ台が飛ばされる恐れがあったため、コースの一部をショートカットする障害物なしのレイアウトでスタート。オープニングラップでPP梅森さんが順位を落としてしまい、樋口さんがトップに踊り出ると、レースを引っ張る形に。2位から追うのは金子さんだったが、徐々に差を広げられてあえなく脱落。代わって後退していた梅森さんが2位に浮上し追走するも、6秒前後の差が詰められず。4分間のスプリントは短く、あっという間に終盤戦。そのままリードを維持した樋口さんが優勝となった。2位は梅森さん、3位が金子さんとなった。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、タミチャレの実質開幕戦が終了。冬場はＭ０８に厳しい季節であるが、春になるにつれて、規定変更の恩恵が出るかも。今後に期待である。

優勝者セッティングデータ

２０２３　シリーズ　　　　　　　　　　第３戦　３／１２（日）
２０２３　タミヤチャレンジカップ　　第３戦　３／２６（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
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