りとるてっくｉｔａサーキット
2023タミヤチャレンジカップレース第1戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

☆Ｍクラスは佐藤　直樹さんが終始有利にレースを展開して優勝！！
★GTクラスは中山さん、相澤さん、直樹さんが終盤に激しいトップ争いに！！
☆ラリークラスは梅森さんが樋口さんを逆転して優勝！！

タミヤチャレンジカップレース　M、GT：ハーフコース６分間周回レース
ラリー：特設コース4分周回レース

Mクラス
３位　樋口　三夫さん　優勝　佐藤　直樹さん　２位　鈴木　清志さん

GTクラス
３位　鈴木　清志さん　優勝　相澤　和昭さん　２位　佐藤　直樹さん

ラリークラス
２位　阿部　哲也さん　優勝　梅森　伸也さん　３位　樋口　三夫さん

全体写真
今年の開幕戦。流石に冬本番で寒い。。。

　１／２２（日）、タミチャレ第１戦が開催された。今年のタミチャレ開幕戦だが、この日の時点では、今年のレギュレーション未発表で、非公式戦となる。昨年のレギュでレース開催となった。東北では比較的温暖な仙台とはいえ、流石に冬本番。寒空の中で開催となり、Mクラス10名、GTクラス15名、ラリー6名と若干少なめかなという状況。新しいコースレイアウトでどんなレースになるか楽しみである。

　まずは予選からスタート。最初はMクラス。10台でのタイムアタックは、レイアウト変更からの練習量がかなり大きな要素となり、上位陣と中団グループで差が開き気味。中団グループの21秒後半に対し、上位陣は21フラット秒前後でPP争いを展開。1本目で佐藤　直樹さんが20.7をマークし、暫定トップに立つが、2本目で相澤さんも20秒台に突入。逆転を狙ったが、惜しくも逆転ならず。佐藤　直樹さんがPP獲得、相澤さんが2位となった。3位争いは鈴木さんに競り勝った樋口さんが付けた。

　GTクラスは2組に分かれてタイムアタック。こちらはMクラスよりも更に上位陣と中団の差が開き、中団が21秒前半に対し、上位陣は19秒台の争いに。4名が19秒台後半に突入したが、19.71をマークした中山さんがPPを獲得。2位は0.18秒差で佐藤　直樹さん。3位には0.05秒差で相澤さんが付けた。上位8台がＡ組進出となったが、6位の中山さん以下は1秒差が開いており、実質5位の鈴木さんまでのトップ争いになりそうである。

　予選最後はラリークラス。6台でのタイムアタックは、今年のツイスティなレイアウトに苦戦気味だったが、樋口さんが一人21秒台に乗せてＰＰを獲得。1秒ほど離されたが梅森さんが2位、更に0.4秒差で高橋さんが3位に付けた。

　昼休みを挟んで決勝レースがスタート。最初はＭクラス。スタート直後、2位以下の混戦を尻目にＰＰ直樹さんがリードを広げる展開。追うのは相澤さんと鈴木さんだが、混戦に巻き込まれた相澤さんに対し、するっと抜け出した鈴木さんが単独2位に浮上。前半は逃げる直樹さんを鈴木さんが追う形に。ハイペースをキープする直樹さんは、じりじりと差を広げ、中盤には3秒差まで広げたのだが、折り返しの3分後にミスを連発。せっかく広げたマージンもすっかり無くなり、一気に混戦模様に。すかさず鈴木さんが直樹さんをパスしたものの、直後に直樹さんが抜き返してトップを死守。終盤は追う鈴木さんをじりじり引き離した直樹さんが、そのまま優勝を果たした。2位は追走届かなかった鈴木さん。3位は中盤相澤さんが追い上げていたが、ミスから一気に順位を落とし、代わって樋口さんが単独3位に浮上、3位入賞を果たした。

　ＧＴクラスＢ組は、トップスタートの梅森さんがそのままトップをキープ。2位スタートの中澤さんがほぼ同じペースで追走し、トップ争いを展開したが、序盤にまさかのクラッシュからリタイヤとなってしまう。これで後続と大きな差が開いた梅森さんは、安定したペースで周回を重ね、そのまま逃げ切ってトップゴールを果たした。

　ＧＴクラスＡ組は、スタート直後の熾烈な2位以下の争いでペースが上がらない間に、PP中山さんが差を広げ、序盤は有利な展開。しかし、後続はしっかり追走、一瞬2秒前後あった差がみるみる無くなり、上位5台が数珠つなぎ状態に。その中で、トップの中山さんを樋口さんがぴったり追走し、前半は２台の我慢比べに。中盤に入ると、若干ペースが上がらなかった鈴木さんが順位を落とし、相澤さんと直樹さんの２台が一気に前の２台に追いつき、トップ争いは４台の集団に。後半に入ると、４台が一旦ばらけ、間隔が広がったが、終盤にかけてまた差が詰まり始める。ここで２位樋口さんがクラッシュで順位を落とすと、トップ争いはついに３台に絞られる。２位相澤さんはトップの中山さんの背後に付け、厳しいプレッシャーを掛け始める。対する中山さんはきっちり防戦し、ファイナルラップまで緊迫した展開に。しかし、ここで運悪く、６位争いの２台が前方に。ヘアピンの立ち上がりでこの２台のクラッシュが発生！トップの中山さんは避けきれずにクラッシュしてしまい、すり抜けた相澤さが、土壇場でトップ逆転、優勝を果たした。２位は、同じく順位を上げた直樹さんが入賞。３位はクラッシュから復帰の中山さんをパスした鈴木さんが入賞となった。

　最後はラリークラス。決勝は意図的に芝生区間を２カ所設けた特設コースでレーススタート。PP樋口さんと２位梅森さんが抜きつ抜かれつのバトルを展開。しかし、中盤に掛けて樋口さんが若干差を広げて有利なレース展開とするが、２分経過して後半に入ると徐々にミスが目立ちペースダウン。一方梅森さんは尻上がりにペースアップし、残り１分で遂に逆転トップに。一気にそのまま差を広げた梅森さんが逆転優勝を果たした。２位は同じく、ペースの落ちた樋口さんをパスした阿部さんが入賞。樋口さんは３位入賞となった。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、非公式のタミチャレ第１戦も無事終了。レース後は抜きどころの少ない今年のレイアウトに若干修正を行った。次戦からの熱戦に期待したい。

優勝者セッティングデータ

２０２３　シリーズ　　　　　　　　　　第２戦　２／１２（日）
２０２３　タミヤチャレンジカップ　　第２戦　２／２６（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
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