りとるてっくｉｔａサーキット
2022タミヤチャレンジカップレース第10戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

☆ＭクラスはＰＰ樋口さんを攻め落とした直樹さんが抜け出して優勝！！
★GTクラスは佐藤　直樹さんとのマッチレースを制して中山さんが優勝！！
☆初開催のラリークラスは梅森さんとのトップ争いを制した樋口さんが優勝！！
★コミカルクラスは超安定したラップを刻んだ小野さんが優勝！！

タミヤチャレンジカップレース　M、GT：ハーフコース６分間周回レース
ラリー：特設コース4分周回レース
コミカル：特設コース6分間周回レース

Mクラス
２位　福田　　譲さん　優勝　佐藤　直樹さん　３位　中澤　和行さん

GTクラス
２位　佐藤　直樹さん　優勝　中山　将博さん　３位　樋口　三夫さん

ラリークラス
２位　望月　文夫さん　優勝　樋口　三夫さん　３位　福田　　譲さん

コミカルクラス
２位　樋口　三夫さん　優勝　小野　輝昭さん　３位　梅森　伸也さん

全体写真
朝は若干路面が濡れてましたが、何とか開催できました。

　１０／２３（日）、タミチャレ第１０戦が開催された。早朝の時点で路面はまだウェット。風もなく、なかなか路面が乾かなかったが、10時にはドライ路面となり、無事レース開催にこぎ着けた。この日は今年10月にしてようやくラリークラスを初開催。コミカル、GT、M含め4クラスにてレーススタートとなった。

　予選最初はMクラス。12名が2組に分かれてのタイムアタックとなったが、予選1本目で後輪駆動勢が快走。特に樋口さんが型落ちのM06で19秒台に叩き込み、早々にＰＰを獲得。2位争いは中山さん・鈴木さんのM08勢と佐藤　直樹さん・中澤さんのM07勢のガチンコ対決となったが、僅差で直樹さんが2位に。3位は中山さんと鈴木さんが同タイムで並んだが、セカンドタイムの差で中山さんが3位となった。以下、鈴木さん、中澤さん、吉田さんまでがＡ組に進出。7位の福田さん以下はＢ組となった。

　ＧＴクラスは14名が2組に分かれてタイムアタック。こちらもかなりの接戦模様で、12台が19秒台に突入し、熾烈なタイム争いに。特にＰＰ争いは中山さんと佐藤　直樹さんが最後まで激しく競り合い、ついに2台は18秒台のバトルに。しかし、中山さんがタミチャレGTクラスの今季最速ラップとなる１８．７９をたたき出してＰＰを獲得。直樹さんは１８．９１で2位となった。3位には惜しくも19秒を切れなかったが樋口さんが滑り込んだ。以下、鈴木さん、吉田さん、望月さん、中澤さんまでがA組進出。8位の梅森さん以下がＢ組となった。

　次は今年初開催のラリークラス。6台がエントリーし、XV02とTT02の2車種が混走する形に。障害物がない予選のコースではTT02が安定した走りを見せ、樋口さんが20秒フラットをマークしてPPを獲得。対するXV02勢では阿部さんが気を吐き、20秒台後半に叩き込んで2位に滑り込んだ。3位にはTT02の梅森さんが付けた。

　予選最後はコミカルクラス。低いジャンプ台でのショートカットメインの特設コースを5台でタイムアタック。ここでも樋口さんが快走し、今回はGF01でPP獲得。2位には僅差で追走した小野さんが付ける。3位には若干離されたが梅森さんが付けた。

　昼休みに軽いにわか雨が降り、午後の日程に影響が出そうだったが、何とか路面もドライのまま済み、予定通り決勝レースがスタート。最初はMクラスＢ組。トップスタートの福田さんを2位スタートの野村さんが追走する展開。その後方には梅森さんが続き、序盤は3台がほぼ同じペースで周回、我慢比べの様相に。前半は野村さんが福田さんの背後に迫り厳しくプレッシャーを掛けるものの、福田さんは動じず逆にリードを広げる。粘る野村さんは再度差を詰めたものの、福田さんは凌ぎきり、終盤は差を広げることに成功。そのまま逃げ切りトップゴールを果たした。

　ＭクラスＡ組は、ＰＰ樋口さんを2位直樹さんが追走する展開に。直樹さんはじわじわ樋口さんとの差を詰め、厳しいプレッシャーを掛ける。1分経過直後、樋口さんが溜まらずミス！順位を落とすと、直樹さんがトップに立ち、レースを引っ張ることに。この混乱の隙に、中山さんと鈴木さんのM08の2台が直樹さんの背後に迫るが、ここから直樹さんがペースをあげて、後続を引き離し始める。折り返しの3分時点で直樹さんと中山さんの差は2秒だったが、4分経過時点では4秒を2倍の差に開いてしまう。この間に鈴木さんがミスから後退、中山さんにもミスが出てしまい後退すると、後輪駆動の上位陣が総崩れとなってしまい、上位陣はM07勢が占める形に。しかし、一旦後方に順位を落としていた樋口さんが終盤に上位に巻き返すと、残り1分で2位の中澤さんを追走。最後まで粘ったものの、中澤さんが何とか凌ぎきり、2位入賞となった。3位は樋口さん。そして中盤以降独走となった佐藤　直樹さんが優勝となった。

　次はGTクラスB組。トップスタートの梅森さんを2位スタートの早坂さんが追走、序盤は一騎打ちの様相だったが、早坂さんは徐々に遅れ、梅森さんが独走状態に。一方、2位争いは離されてしまった早坂さんに山岸さんと阿部さん、京野さんが絡み、激戦となったが、山岸さんと阿部さんが中盤に抜け出し、更に終盤に阿部さんが競り勝って単独2位に浮上。梅森さんを追走し始めるも、流石に時間が無くタイムアップ。梅森さんがトップゴールを果たした。

　注目のＧＴクラスＡ組は、ＰＰ中山さんを2位スタートの直樹さんが追走。序盤からガチンコのタイマンバトルを展開しつつ、後続を引き離して、トップ争いは一騎打ちに。一方、後方では樋口さんと鈴木さんが3位争いを展開。こちらもトップ争いと同じレベルの超接近戦を展開。０．２〜０．３秒差でバトルが続いていたが、中盤過ぎに鈴木さんのリヤアップライトのキングピンが脱落してしまい、無念のリタイヤとなってしまう。これで樋口さんは単独3位となったが、上位2名は遙か彼方。追い上げて差を詰めるのは困難な状況。そのトップ争いは、序盤から0.5秒以内で延々とシビアな駆け引きが続く。終盤に直樹さんが再度差を詰め、中山さんのミスを誘うも、何とか最後まで中山さんは大きなミス無く凌ぎきり、激戦を制して優勝を果たした。2位は直樹さん。3位は樋口さんとなった。

　ラリークラス決勝は、一転して低めのジャンプ台と芝生セクションを2カ所設け、派手な動きが見られる特設エリアを追加。一転してダイナミックな決勝レースとなった。オープニングラップではまだ各車コース完熟できておらず、突っ込み過ぎなどでタイムロスする場面もあったが、徐々に特設セクションを攻略すると、ペースが上がり始める。序盤は2位スタートの阿部さんが遅れてしまい、ＰＰ樋口さんと3位スタートの梅森さんがサイドバイサイドで激しくトップを争う。しかし、先に樋口さんにミスが出て、梅森さんがリードを奪うと、中盤は梅森さんがレースを引っ張る。しかし、残り1分で梅森さんにもミスが出ると、一気に樋口さんが逆転してトップに返り咲く。樋口さんはそのままトップを守りきり、見事優勝を果たした。2位は残り1周で梅森さんのミスに助けられる形で上位に浮上した福田さんが入賞。同じ形で望月さんが3位入賞となった。

　最後はコミカルクラス。ツイスティーな連続ジャンプセクションが設けられた特設コースでレーススタート。ＰＰ樋口さんが攻略に手間取る間に梅森さんと小野さんが早々と目標ラインを見つけ、早々にペースを安定させてペースを上げる。序盤トップに立った梅森さんであったが、逆にジャンプ台の斜めカットを攻めすぎてしまい、コースの仕切りに乗り上げるミスを連発。その間に小野さんがスルスルとトップに立つ。非常に安定したペースで周回する小野さんを、2位に戻してきた樋口さんが追走するものの、小野さんの安定走行に隙を見いだせず、なかなか差が詰まらない。小野さんはそのままリードを維持し、逃げ切り優勝。追う樋口さんは2位入賞となった。3位には中盤以降ペースが落ちた梅森さんが入賞となった。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、タミチャレ第10戦も無事終了。第9戦で代表権を獲得していた梅森さんが、タミチャレクライマックス不参加となったため、代表権を見直し、相澤さんが新たに代表権獲得となった。また、タミチャレクライマックスとシリーズ最終戦の日程が重なったため、12月第1日曜日にシリーズ最終戦開催に変更となった。代表権獲得された皆さんの好成績を期待したい。

優勝者セッティングデータ

２０２２　シリーズ　　　　　　　　　　第１１戦　１１／１３（日）
２０２２　タミヤチャレンジカップ　　第１１戦　１１／２７（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
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