りとるてっくｉｔａサーキット
2022タミヤチャレンジカップレース第9戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

☆Ｍクラスは中山さんの追い上げを振り切って樋口さんが優勝！！
★GTクラスは三つ巴のハードバトルを制した鈴木さんが優勝！！
☆コミカルクラスは6輪の安定感を最大限発揮した樋口さんが優勝！！

タミヤチャレンジカップレース　M、GT：ハーフコース６分間周回レース
コミカル：特設コース6分間周回レース

Mクラス
２位　中山　将博さん　優勝　樋口　三夫さん　３位　福田　　譲さん

GTクラス
２位　佐藤　直樹さん　優勝　鈴木　清志さん　３位　中山　将博さん

コミカルクラス
２位　阿部　哲也さん　優勝　樋口　三夫さん　３位　福田　　譲さん

全体写真
初秋のすがすがしい青空。快適なレース日和でした！

　９／２５（日）、タミチャレ第９戦が開催された。仙台のシルバーウィークは雨が続き、なかなか行楽日和にならなかったのだが、この日は久々に朝から快晴に恵まれ、無事レース開催となった。20名近くの参加者が集まり、久々のタミチャレに挑むことに。まずは予選スタート！

　予選最初はMクラス。13名が二組に分かれてタイムアタック開始。上位は20秒台に突入したが、その中でも佐藤　直樹さんと樋口さんが19秒台に突入。厳しいタイム争いとなったが、０．０３秒差で競り勝った樋口さんがPP、直樹さんは2位となった。3位には中山さんが付けたが、20秒台の中盤で、トップ争いに絡むのは厳しそうである。

　次はGTクラス。17名が2組に分かれてタイムアタック開始。Ｍクラスよりペースアップし、１０名以上が19秒台に突入。僅差のタイム争いとなったが、佐藤　直樹さん、鈴木さん、中山さんの3名が頭一つ抜けて速く、三つ巴のＰＰ争いに。接戦となったが、中山さんが遂に18秒台を叩き出して、見事PP奪取。2位佐藤　直樹さん、3位鈴木さんと続いた。上位9位までがA組進出となったが、０．０１秒差が命運を分け、福田さんまでがA組、京野さん以下がＢ組となった。

　最後はコミカルクラス。今回も予選は一本勝負。予選には珍しく大きなジャンプ台が設置され、予選から派手なコースセットとなったが、ほぼ全開走行可能でミスも出にくいレイアウトで、意外に僅差の争いに。ＰＰ争いは6輪のコングヘッドで参加の樋口さんがリードしていたが、土壇場で阿部さんが上回り、逆転でＰＰ獲得、樋口さんは2位に。3位には梅森さんが続いた。

　昼休みを挟んで午後から決勝レースがスタート。最初はＭクラスＢ組。オープニングラップはトップスタートの中澤さんがキープしたものの、ミスが出てしまい梅森さんがトップに立つと、中澤さんと2名が後続を引き離して一騎打ちの様相に。2台のトップ争いは終盤まで続き、全くの互角。1秒前後の僅差で推移したが、終盤にトップの梅森さんのペースが乱れ始め、残り1分で大きなミス！すかさずパスした中澤さんがそのままトップゴールを果たした。

　ＭクラスＡ組は、2位スタートの佐藤　直樹さんにアンプトラブルが出てしまい、早々とリタイヤの波乱が。ＰＰ樋口さんが抜け出し、3位スタートの中山さんが2位に上がって樋口さんを追走する展開に。中盤に入ると樋口さんは中山さんとの差を若干広げ2秒差としたが、終盤に入ると中山さんが巻き返し、残り1分で1秒差に。ファイナルラップまで緊迫の勝負となったが、中山さんの追い上げもそこまで。樋口さんがそのまま逃げ切ってポールtoウィンを果たした。中山さんは2位入賞。3位争いは、鈴木さん、吉田さん、福田さんの三つ巴であったが、終始2台を抑えきった福田さんが3位入賞となった。

　ＧＴクラスＢ組は、トップスタートの京野さんを2位スタートの早坂さんが追走。序盤はかなりの僅差で厳しいバトルとなったが、徐々に早坂さんのペースが落ちる場面が見られ、中盤には４秒差に。終盤に若干巻き返した早坂さんであったが、京野さんは動じずそのままトップをキープ。この組トップゴールを果たした。

　ＧＴクラスＡ組は、全車綺麗なスタートで大きな混乱もなく数珠つなぎでオープニングラップをクリア。数周の間に予選トップ3台が後続を引き離して三つ巴のトップ争いに移行。ＰＰ中山さんが直樹さんと鈴木さんを若干引き離す瞬間もあったが、レース中盤では完全に三つ巴の混戦状態。折り返しの3分時点で3台が1秒差。その後、直樹さんのペースが若干落ちた隙を突いて鈴木さんが2位に浮上すると、中山さんに迫る。ここで中山さんにも僅かなミスが出ると3台が0.6秒差と超僅差のバトルに。この三つ巴を制したのは鈴木さん。トップでここまでレースを引っ張ってきた中山さんはこのバトルで若干遅れてしまい、1秒以上後方に。終盤はトップ鈴木さんを0.5秒差で直樹さんが追走、ファイナルラップまでプレッシャーをかけたのだが、鈴木さんが6分経過のコール直前に計測ラインを通過し20周目に突入したのに対し、直樹さんは計測ライン直前で無情のタイムアップ！僅か0.5秒が最終的に1周差を生むこととなった。激戦を制した鈴木さんが優勝、直樹さんは2位、中山さんが3位入賞となった。

　最後はコミカルクラス。ほとんどオーバルのレイアウトに連続ジャンプと芝生セクションが組み合わされたレイアウトでレーススタート。オープニングラップはＰＰ阿部さんがキープしたものの、直後に転倒してしまい、ほぼ最後尾まで順位を下げてしまう。代わって樋口さんがトップに立つと、6輪の安定感を存分に発揮。かなりの荒いアクションでも転倒することなく安定した周回を重ねる。中盤に入ると、最後尾まで下がってした阿部さんが急浮上。2位まで順位を戻すと樋口さんの背後に。しばしトップ争いとなるが、やはり6輪の安定感には敵わず、姿勢を乱してロスする間に樋口さんに逃げられてしまう。結局、樋口さんがその後逃げ切って優勝を果たした。2位には阿部さんが入賞、3位には福田さんが入賞となった。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、タミチャレ第9戦も無事終了。8月に決まるはずだった、タミチャレクライマックスの代表権3人目は上位者から順番に確認した結果、梅森さんが獲得となった。レース後はいつもの通り練習走行に勤しむ参加者達であったが、今年まだ未開催のラリークラスの車両が多数走行、ドリフトバトルを展開。次戦は是非ラリークラス開催したいところ。参加者お待ちしております！

優勝者セッティングデータ

２０２２　シリーズ　　　　　　　　　　第１０戦　１０／　９（日）
２０２２　タミヤチャレンジカップ　　第１０戦　１０／２３（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
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