りとるてっくｉｔａサーキット
2021タミヤチャレンジカップレース第11戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

☆Ｍクラスは鈴木さんとの一騎打ちを制した佐藤　直樹さんが優勝！！
★GTクラスは直樹さんとのバトルを制した相澤さんが優勝！！
☆コミカルクラスは今回も相澤さんが独走優勝！！
★EクラスはPP梅森さんが追う阿部さんを振り切って優勝！！
☆F1クラスは、安定した走りで佐藤　直樹さんが優勝！！

タミヤチャレンジカップレース　M、GT、E、F1：ハーフコース６分間周回レース
コミカル；特設コース６分間周回レース

Mクラス
３位　福田　　譲さん　優勝　佐藤　直樹さん　２位　鈴木　清志さん

GTクラス
２位　佐藤　直樹さん　優勝　相澤　和昭さん　３位　鈴木　清志さん

コミカルクラス
３位　小野　輝昭さん　優勝　相澤　和昭さん　２位　梅森　伸也さん

Eクラス
３位　高橋　　潤さん　優勝　梅森　伸也さん　２位　阿部　哲也さん

F1クラス
３位　相澤　和昭さん　優勝　佐藤　直樹さん　２位　鈴木　清志さん

全体写真
一部ウェット路面が乾くのを待って開催となりました。

　１１／２８（日）、タミチャレ第１１戦が開催された。暖かかった今年の秋もようやく晩秋の寒さとなり、高い山では冠雪し始め、この日は朝から時雨の影響で一部路面がウェット状態。しかし、冬型の天候も緩みつつあり、11時頃にはほぼドライ路面となり、無事レース開催となった。この日は比較的参加者も多く、コンディション回復が遅かったことを考慮し、予選1回に短縮して開催となった。

　始まった予選はMクラスから。12名が2組に分かれてタイムアタック。路面回復途上と言うこともあって、このクラスはタイムが伸び悩み気味であったが、上位陣は20秒台に突入。特に佐藤　直樹さんが唯一20秒台前半に突入してPPを獲得。2位には0.25秒差で相澤さん、更に０．１５秒差で福田さんが3位に付けた。

　GTクラスはこの日最多の１８エントリーあり、こちらも2組に分かれてタイムアタック。Ｍに比べ1秒ほどタイムが上がり、しかもかなりの激戦。上位14名が20秒台に突入し、鎬を削るタイム争いとなったが、ＰＰ争いは遂に19秒台に突入。相澤さんと中山さんの一騎打ちとなったが、経験の差が出たか、相澤さんが中山さんを突き放してＰＰに。中山さんは惜しくも2位に。3位争いは鈴木さんと梅森さんが競り合ったが、０．０１秒差で梅森さんに軍配が上がった。18名中9名がＡ組進出となったが、ボーダーは２０．８６。山岸さんと望月さんが同タイムで並んでいたが、セカンドタイムの差で山岸さんがＡ組進出を決めた。

　タミチャレＥクラスは5台でタイムアタック。イコールコンディションのこのクラスはいつも接戦だが、今回もトップから最下位まで1.2秒と僅差。接戦のＰＰ争いは、梅森さんが競り勝った。2位争いは高橋さんろ阿部さんが２０．８６（あれ？どっかで見たような・・・）で並んだが、こちらもセカンドタイムで高橋さんが2位、阿部さんが3位となった。

　先月からレース成立し始めるようになったＦ１クラスは、今回もちょっと寂しめの4台での予選。先月は各車のラップ差が大きく、相澤さんが嘆いていたが、一転、今月はかなりの激戦。全員20秒台後半のラップで激戦となったが、佐藤　直樹さんが競り勝ってＰＰ奪取。2位に相澤さん、3位に鈴木さんが続いた。

　予選最後はコミカルクラス。比較的低いジャンプをつなげた走りやすいレイアウトでタイムアタック開始。いつもながら相澤さんがペースを掴むのが早く、八という魔に13秒台に突入。最終的に13秒フラットをマークしてＰＰを獲得。2位には阿部さんが13秒台で続いた。3位は惜しくも13秒台に届かなかったが小野さんが付けた。

　短めの昼休みを挟んで決勝レースがスタート。最初はＭクラスＢ組。トップスタートの山岸さんがＭ０８のトラクションを生かしてスタートダッシュに成功。オープニングラップは差を広げてトップキープしたものの、2位から追い上げて来る望月さんのペースが速い。数周でスタート時の差を詰め、あっと言う間に背後に。そのままの勢いで望月さんは山岸さんをパスしてトップに。山岸さんも必死で追走、しばし食らいつくも、後半に入るとじりじりと差を広げられる苦しい展開。当時に後方から野村さんがジリジリ接近し、2位争いが激化。終盤は抜きつ抜かれつのバトルとなったが、最後に何とか抜き返して山岸さんが2位ゴール、野村さんはこの組3位に。そしてトップは望月さんであった。

　次はＭクラスＡ組。スタートでＰＰ直樹さんが抜け出し、それを相澤さんが追う展開。その相澤さんが序盤にミスしてしまい、横転。復帰に手間取る間に大きく順位を下げてしまう。代わって2位に浮上してきたのが鈴木さん。中盤はお互い譲らず1秒ちょっとの差で膠着状態に。しかしレース終盤に入ると、直樹さんにミスが出て2台は急接近！鈴木さんが前に出て僅差のバトルとなる。ファイナルラップまで接戦が続き、そのまま逃げ切れそうであったが、残り半周のシケインで横転。その脇をスッと抜けていった直樹さんが逆転優勝を果たした。2位は無念の鈴木さん。3位には終盤梅森さんとの接戦を制した福田さんが入賞となった。

　ＧＴクラスＢ組は、トップスタートの望月さんが序盤に大きくリードを奪い、逃げ切りそうな展開であったが、徐々にペースダウン。最後にはマシントラブルで止まってしまい、無念のリタイヤに。代わって早坂さんがトップにたったものの、こちらにもミスが出て順位を落とす。後半トップに立ったのは阿部さん。しかし後方には山本さんがピッタリ追走し、プレッシャーをかけてくる。2台のバトルは終盤まで続いたが、最後まで隙を見せなかった阿部さんがトップゴールを果たした。

　ＧＴクラスＡ組は、ＰＰ相澤さんが序盤からペースを上げて後続を引き離す展開。しかし、相澤さんにミス（？！）が出て数秒あったリードがなくなり、直樹さんが背後に。ここから2台の一騎打ちがスタート。ゴールまで抜きつ抜かれつのバトルとなったが、残り2分でトップに返り咲いた相澤さんがそのままゴールまで凌ぎ切り優勝。直樹さんは2位に。3位争いは梅森さんと鈴木さんがバトルを展開したが、鈴木さんが梅森さんを振り切って3位入賞となった。予選2位の中山さんは序盤の混乱でロスしたのが大きく、中盤以降トップ争いと互角のペースで周回を重ねたが5位となった。

　タミチャレＥクラスは、スタートからＰＰ梅森さんがレースをリード。阿部さんが1秒ちょっとの差で追走するも、中盤までにミスなどが重なり差が開いてしまう。終盤には5秒差。梅森さんにミスが出ればワンチャン有ったのだが、ミス無く走りきった梅森さんがそのまま逃げ切り優勝。阿部さんが2位に。3位には終始単独走行だった高橋さんが入賞となった。

　Ｆ１クラスは、ＰＰ直樹さんが序盤から安定したペースで走行する一方、2位以下はラップが安定せず苦戦気味。序盤に5秒差が付いたがこの辺りから後続も周回が安定し、それ以上差が広がらない。レース中盤の3分過ぎ、トップの直樹さんがクラッシュから横転！復帰に手間取る間に一気に差が詰まり、2位鈴木さん、3位相澤さんとの三つ巴のトップ争いとなる。しかし、ペースが安定している直樹さんは数周でペースを取り戻し、またリードを広げ始める。そして残り1分で2位の鈴木さんと4秒差を付けた直樹さんはそのまま逃げ切って優勝となった。2位は鈴木さん。3位には相澤さんが入賞となった。

　最後はコミカルクラス。今回も計測ライン付近にビックジャンプを配置し、随所にジャンプ台をばらまいた感じのオーバルコースレイアウト。ジャンプ台の間隔が広めなので着地してから次のジャンプ台までライン修正しやすく、あまりミス無く各車周回。こうなると地力の差がで安い。PP相澤さんは同一周回で追いすがる梅森さんを終盤に遂に周回遅れとすると、終始安定した走りで独走優勝となった。2位は梅森さん。3位は中盤まで梅森さんの背後に阿部さんが追走していたのだが、中盤にマシントラブルでリタイヤ。代わって小野さんが入賞となった。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、晩秋のタミチャレも無事終了。次戦は最終戦。年末の走り納めとなる予定である。激戦を期待したい。

優勝者セッティングデータ

２０２１　シリーズ　　　　　　　　　　第１２戦　１２／１２（日）
２０２１　タミヤチャレンジカップ　　第１２戦　１２／２６（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
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