りとるてっくｉｔａサーキット
2021タミヤチャレンジカップレース第6戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

☆Ｍクラスはレース後半に都澤さんと直樹さんの熾烈なバトルに！！
★GTクラスは相澤さんが都澤さんを抑えきって優勝！！
☆コミカルクラスは、序盤から抜け出した相澤さんが独走優勝！！
★Eクラスは梅森さんを中盤にパスした鈴木さんが逆転優勝！！

タミヤチャレンジカップレース　M、GT、E：ハーフコース６分間周回レース
コミカル；特設コース６分間周回レース

Mクラス
３位　鈴木　清志さん　優勝　都澤　立樹さん　２位　佐藤　直樹さん

GTクラス
２位　都澤　立樹さん　優勝　相澤　和昭さん　３位　鈴木駿太郎さん

コミカルクラス
２位　中島　達也さん　優勝　相澤　和昭さん　３位　小野　輝昭さん

Eクラス
２位　佐藤　直樹さん　優勝　鈴木　清志さん　３位　梅森　伸也さん

全体写真
週間予報ではしばらく雨でしたが、直前に曇りの予報に。なんとか無事開催出来ました！

　６／２７（日）、タミチャレ第６戦が開催された。事前の週間予報では雨であったが、直前になって曇りに。そして当日は予報通り曇り空。夕方まで降雨もなさそうで、安心してレースに打ち込める環境となった。そんななか集まったエントリーはのべ４８。MとGTが各2組、コミカルとEが各1組で予選タイムアタックからスタート！

　予選最初はMクラス。16名2組でのタイムアタックで、PP争いは20秒台に突入。コースの一部補修の都合でヘアピンの頂点が50cm程伸びた箇所があり、若干タイムが伸びている模様である。そのPP争いは、佐藤　直樹さん、都澤さん、相澤さんの三つ巴となり、予選2本目までもつれ、0.01秒台での接戦となったものの、相澤さんが都澤さんを振り切りＰＰ獲得、都澤さんが2位に。直樹さんが0.2秒差で3位に付けた。上位8位までがＡ組進出となったが、中島さんと野村さんが0.01秒差でＡ組とＢ組に分かれる形となった。

　次はＧＴクラス。17名2組のタイムアタックは、こちらも相澤さん、直樹さん、都澤さんの3名が三つ巴のＰＰ争い。19秒台での接戦となり、こちらでは3台のタイム差が0.07秒と更に熾烈に。しかし、ここでも相澤さんがライバルを制してＰＰに。2位直樹さん、3位都澤さんと続いた。こちらは上位9位までがＡ組進出。吉田さんがＡ組、福盛田さんがＢ組から決勝に挑む形となった。

　コミカルクラスは今回も予選1本勝負。7名でのタイムアタックとなったが、ストレートスピードピカイチの相澤さんが一人13秒台をマークしてPP。2位争いは14秒台での接戦だったが都澤さんが2位に。3位には直樹さんが付けた。

　予選最後はEクラス。8台でのタイムアタックはワンメイククラスらしく僅差の争いに。PP争いはこちらも三つ巴で、直樹さん、鈴木さん、梅森さんが競り合ったが、梅森さんが0.01秒差でPPを獲得。直樹さんが惜しくも2位に。3位には鈴木さんが付けたが、決勝ではこのクラス連勝中の鈴木さんの逆転劇が見られるか、期待がかかる。

　昼休みを挟んで午後から決勝レースがスタート。最初はMクラスB組。トップスタートの野村さんが序盤から快走、それを福盛田さんが追走し、一騎打ちの様相に。中盤以降1秒以内の僅差となり、時折0.5秒差まで詰め寄る福盛田さんであったが、野村さんは終盤まで何とか凌ぎ切り、この組トップゴールを果たした。

　MクラスA組決勝は、PP相澤さんが序盤のレースをリード、それを直樹さんが追う展開。1秒以内の差で追走するもなかなか差が詰まらない状況で中盤に入ると、後方から序盤に中段グループで揉まれていた都澤さんが浮上し急接近、三つ巴の争いに。しかし、折り返しの3分経過でトップ相澤さんが僅かなミスからまさかのナックル破損でリタイヤに。。これで直樹さんと都澤さんの一騎打ちに。都澤さんのプレッシャーのかけ方はすさまじく、0.2秒差という僅差で追走。終盤まで直樹さんは凌いでいたのだが、残り1分で遂に陥落。都澤さんが逆転するとそのまま逃げ切って優勝を果たした。2位は直樹さん。3位には中段グループを引っ張る形で走行していた鈴木さんが入賞を果たした。

　GTクラスB組は、トップスタートの福盛田さんを小野さん、佐々木さんらが追走する形となったが、追う2名が相次いでトラブルから後退・リタイヤとなってしまい、中盤以降は福盛田さんの独走態勢。そのまま逃げ切ってこの組トップゴールを果たした。

　GTクラスA組は、オープニングラップの混乱を尻目にPP相澤さんが僅かにリードを得たのだが、すぐさま都澤さんが抜け出すと一気に差を詰め、相澤さんの背後に。ここから終盤まで都澤さんは相澤さんの0.2秒後方から激しくプレッシャーをかける。しかし、相澤さんは全く動じず、終盤までトップをキープ。すると、残り1分目前で都澤さんにミスが出て、1.5秒差に開く。そして迎えたゴールタイム。相澤さんチェッカー直前に計測ラインを通過して19周目に突入！都澤さんが計測ライン通過直前にチェッカーとなり、僅か1秒差が結果的に1周差に。相澤さんが激戦を制して優勝。都澤さんは無念の2位となった。3位争いは鈴木駿太郎さんと鈴木清志さんが終盤まで競り合ったが、駿太郎さんが争いを制して3位入賞。繰り下がりと辞退があって、タミチャレファイナル代表権獲得となった。

　コミカルクラス決勝コースは一部芝生セクションを設けた大きく周回する設定。直線区間が長めにあるため、スピードがカギとなるが、こうなるとPP相澤さんが有利な展開に。スタート直後から後続を大きく引き離すと、続々と後続を周回遅れに。最後まで中島さんが同一周回で粘っていたが、残り2周で中島さんも陥落。相澤さんが全車を周回遅れとし、独走優勝となった。2位は唯一最後まで抵抗していた中島さん。3位には小野さんが入賞となった。

　最後はタミチャレEクラス。PP梅森さんがトップをキープしオープニングラップをクリアし、序盤は梅森さんを後続が追う展開。一方後続は目まぐるしく順位が入れ替わる激しい展開。2位が直樹さん、鈴木さん、高橋さん、そして再度鈴木さんと変わったが、ここで鈴木さんが梅森さんとの差を詰めると、レース折り返しの3分過ぎに逆転してトップに。その後、梅森さんはジリジリ後退。しかし、今度は直樹さんが梅森さんをパスして2位に浮上すると、終盤にかけて鈴木さんとの差を詰め始める。そして迎えたファイナルラップ、直樹さんは0.4秒差まで差を詰めたのだが、追い上げ僅かに届かず。鈴木さんが混戦を制して優勝を果たした。2位は直樹さん。3位が梅森さんとなった。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、開催が危ぶまれていた第6戦も無事終了。次戦からはTA08が公認となり、規定変更でＧＴクラスは最低重量規定が撤廃になった。どんな影響があるのか、興味津々である。

優勝者セッティングデータ

２０２１　シリーズ　　　　　　　　　　第７戦　７／１１（日）
２０２１　タミヤチャレンジカップ　　第７戦　７／２５（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
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