りとるてっくｉｔａサーキット
2019タミヤチャレンジカップレース第10戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

☆Ｍクラスは相澤さんが終始レースをリードしていたのだが・・・
★GTクラスはPPから後続を寄せ付けなかった谷口くんが独走優勝！！
☆コミカルクラスは、乱戦を制して福田さんが優勝！！
★ライダークラスは、金子さんと相澤さんのトップ争いに、またもドラマが・・・

タミヤチャレンジカップレース　M、GT、：ハーフコース６分間周回レース
コミカル、ライダー；特設コース６分間周回レース

Mクラス
２位　相澤　和昭さん　優勝　野村　順一さん　３位　梅森　伸也さん

GTクラス
２位　都澤　立樹さん　優勝　谷口　亘祐くん　３位　相澤　和昭さん

コミカルクラス
３位　小野　輝昭さん　優勝　福田　　譲さん　２位　都澤　立樹さん

ライダークラス
２位　相澤　和昭さん　優勝　金子　　篤さん　３位　山岸　　純さん

全体写真
久々に参加者多めのレースでした！

　１０/２７（日）、タミチャレ第１０戦が開催された。この日はタミチャレの全国統一開催日。いつもなら１０月は比較的安定した秋晴れが多いのだが、今年は台風など荒れ模様の天候が多く、久々に安定した天気に恵まれたレースに。参加者も比較的多めで、MとGTが２クラスに分かれての予選となった。

　まずはMクラスから予選開始。１３名が２組に分かれてのタイムアタックは、２０秒台のトップ争いに。相澤さんと野村さんの一騎打ちとなったが、相澤さんが競り勝ちＰＰを獲得。野村さんは2位に。3位には鈴木さんとの接戦を制して佐藤　直樹さんが付けた。今回のＭ０８勢トップは金子さんで、福田さんとともに決勝Ａ組進出となった。

　次はＧＴクラス。16名が2組に分かれてタイムアタック。こちらは19秒台でのＰＰ争いとなり、4人が20秒を切る。特に先日のＡＯＣで3位となった谷口くんがライバルを引き離してＰＰを獲得。2位には0.3秒差で都澤さんが続く。そこから約0.1秒刻みで3位佐藤　直樹さん、4位相澤さんが続いた。

　コミカルクラス予選は、8台でのタイムアタック。ショートカット少なめの予選コースでは佐藤　直樹さんが一人17秒台をマークし、ぶっちぎりのＰＰ。2位は1秒離された都澤さん。3位には不利なコミカルバギーで意地を見せた相澤さんが付けた。

　予選最後のライダークラスは7台でのタイムアタック。今回は非常に僅差のＰＰ争いとなり、相澤さん、金子さん、山岸さんの三つ巴に。21秒前半のタイム争いとなったが、21秒フラットで激戦を制した山岸さんがＰＰ獲得。2位は21.04で金子さん、3位には２１．１１で相澤さんが付けた。決勝はコース次第だが、接戦を期待。

　午後から決勝レースがスタート。最初はＭクラスＢ組。トップスタートの中島さんがＭ０８のトラクションを生かし、トップキープでオープニングラップをクリア。後方から山岸さんをパスし、小原さんが追走、1秒差で様子を覗う状況。レース中盤まで中島さんと小原さんの差はほとんど変動無く、我慢比べに。しかしレース終盤になるとレース経験の差が出たか、小原さんがペースを落としてしまい、一気に差が開いてしまうと、中島さんはそのままトップゴールを果たした。

　次はＭクラスＡ組がスタート。スタート直後から相澤さんと野村さんはバトルを展開。野村さんが相澤さんを逆転し、一時トップを奪ったが、レース中盤に入ったところでミスしてしまい2位に順位を下げると、後方から追い上げてきた梅森さんとの接近戦に突入。2位争いが厳しくなり、トップ相澤さんを追うのが厳しい状況に。その相澤さんはじりじりとリードを広げ、残り1分では5秒以上の差に拡大。このまま余裕の優勝・・・と思ったファイナルラップにドライブミス！復帰に手間取る間に野村さんがトップに立つと、そのままゴール！！まさかの逆転劇で野村さんが優勝を果たした。2位は無念・相澤さん。3位には梅森さんが入賞となった。

　ＧＴクラスＢ組は、トップスタートの京野さんを2位から中島さんがパスし、序盤にトップに立ったものの、トラブルからストップしてしまい、復帰に手間取る間に大きく順位を下げてしまう。これでトップに返り咲いた京野さんが危なげなくトップキープ、そのままトップゴールを果たした。追う2位争いは、武田さんがリードしていたものの、後方から追い上げてきた国領さんにパスされてしまい、武田さんは3位に後退。しかし、終盤に国領さんが大きくペースを落としてしまい、武田さんが再逆転し、2位ゴールとなった。

　ＧＴクラスＡ組は、ＰＰ谷口くんを2位スタートの都澤さんが追走する形に。しかし、序盤から全くペースが落ちない谷口くんに対し、都澤さんはわずかに遅れるラップが出始めると徐々に差が開き始め、レース中盤には約3秒差に。ここで都澤さんは粘りを見せるも、レース終盤にまたもペースが落ちてしまい万事休す。ＰＰから後続を寄せ付けなかった谷口くんが逃げ切り優勝を果たした。2位は無念の都澤さん。3位には上位2台に引き離され単独走行に終始した相澤さんが入賞となった。

　コミカルクラスは、恒例の大きなジャンプ台の他に、小ジャンプを大ジャンプ台に重ねたジャンプが登場。大きな波乱はなかったがアクションの大きなコースに。そのコースは思いの外、乱戦を呼び、トップが目まぐるしく入れ替わる大乱戦に。8台中5台が一時トップに立ったほどで、毎周トップが入れ替わる展開となった。しかし、終盤に都澤さんがトップに立つと、4周連続でトップをキープ。そのまま逃げ切る可能性もあったのだが、残り1分で転倒を喫し、復帰する間に福田さんがトップに。そのまま2周をトップで走りきった福田さんが乱戦を制して優勝。2位は最後の詰めが甘かった都澤さん。3位には終盤の中島さんとのタイマン勝負を制した小野さんが入賞となった。

　最後はライダークラス。激戦の予選だったトップ3名が決勝でも接戦を展開。山岸さん、相澤さん、金子さんの三つ巴に梅森さんも序盤は食らいついて居たが、レース中盤になると3名が後続を引き離し始める。三つ巴の展開は中盤になると、山岸さんと金子さんにミスが続き、相澤さんとの差が開く。終盤、一時金子さんと相澤さんの差が8秒にもなったが、相澤さんがここでミスを連発。一気に金子さんとの差が詰まると、ファイナルラップのゴール直前にまさかの転倒！その横をすり抜けた金子さんが大逆転で優勝を果たした。2位は相澤さん。3位は山岸さんとなった。

　最後に表彰式と抽選会を行い、タミチャレ統一開催日のレースも無事終了。タミチャレクライマックスの代表は、谷口くん、鈴木さん、福田さんの3名に加え、ジュニア枠で福田一芯くんが代表権を獲得。活躍を期待したい。

優勝者セッティングデータ

２０１９　スプリントシリーズ　　　　第１１戦　１１／１０（日）
ビギナーだけのレース　　　　　　　　　　　　　１１／２３（祝）
２０１９　タミヤチャレンジカップ　　第１１戦　１１／２４（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
りとるてっくｉｔａサーキット