りとるてっくｉｔａサーキット
2019タミヤチャレンジカップレース第6戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

☆Ｍクラスは相澤さんが鈴木さんとの接戦を制したのだが・・・
★GTクラスは谷口くんが抜け出して逃げ切り優勝！！
☆コミカルクラスは、小野さんが都澤さんとの接戦を制して優勝！！
★ライダークラスは、相澤さんが直樹さんを振り切って優勝！！

タミヤチャレンジカップレース　M、GT、コミカル、ライダー：ハーフコース６分間周回レース

Mクラス
２位　梅森　伸也さん　優勝　鈴木　清志さん　３位　望月　文男さん

GTクラス
３位　相澤　和昭さん　優勝　谷口　亘佑くん　２位　佐藤　直樹さん

コミカルクラス
２位　都澤　立樹さん　優勝　小野　輝昭さん　３位　福田　　譲さん

ライダークラス
３位　山岸　　純さん　優勝　相澤　和昭さん　２位　佐藤　直樹さん

全体写真
梅雨入りしてましたが何とか開催できました

　６／２３（日）、タミチャレ第６戦が開催された。関西よりも早く梅雨入りした東北地方。梅雨の走りでは仙台は梅雨寒となることが多いのだが、この日はなんとか曇り空（午後には若干晴れ間も）で、無事レース開催に漕ぎ着けた。天候悪化を懸念し、若干急ぎつつ予選スタート！

　予選最初はMクラス。当初10名1クラスで予選スタートするも、金子さんが遅れて参加となったため、金子さんだけ別枠でタイムアタックを行い、合計11名でのタイム争いに。丁度レース直前にM０８が正式発売となり、組み上げて来る人はいるだろうなと予想していたのだが、いきなりのレース参加者が3名も。素組みの状態での走りに注目が集まったが、流石にM07と互角とは行かず、予選は下位に低迷。ただ、M04やM06に比べるとかなり感触はよく、今後に期待が持てる様である。トップ争いは、相澤さんと鈴木さんが20秒台で競り合ったが、相澤さんがPPを獲得、鈴木さんは2位に。3位には佐藤　直樹さん、4位に望月さんが僅差で付けた。

　GTクラスは17名がエントリー、2組に分かれてタイムアタック。上位陣は19秒台に突入、5名でＰＰを争ったが、谷口くんがライバルを上回りＰＰを獲得。0.14秒差で相澤さんが2位、更に0.1秒差で佐藤　直樹さんが3位に。都澤さん、鈴木さんまでが19秒台で上位に。Ａ組進出は9名で武田　剛志さんが滑り込んだ。

　コミカルクラスは今回もショートコースでタイムアタック。コーナリング主体のコースでは２ＷＤ勢はなかなか苦しく、上位はＧＦ勢の争い。都澤さん、相澤さん、佐藤　直樹さんが競り合ったが、僅差で相澤さんを下した都澤さんがＰＰを獲得。以下、相澤さん、直樹さんと続いた。

　ライダークラスは６名でのタイムアタック。コミカルクラスと同じコースで争ったが、直樹さんと相澤さんのＰＰ争いに。ここでは直樹さんが相澤さんを下してＰＰ。相澤さんが２位。３位には梅森さんが付けた。

　午後から決勝レースがスタート。最初はＭクラスＢ組。Ｍ０８が３台集まる形となり、Ｍ０８勢での争いに注目が。山岸さん、中島さん、金子さんが三つ巴のバトルを演じたが、金子さんが先に脱落、山岸さんと中島さんの一騎打ちに。終盤までもつれたが、山岸さんがＭ０８勢の争いを制した。とは言え、この組ではトップ争いにはならず、３位ゴールであった。一方、トップ争いは武田さんがほぼ独走で、そのまま逃げ切りかと思われたが、ファイナルラップでミスしてしまい、福田さんにあわや逆転？！される寸前まで詰め寄られる。しかし、何とか逃げ切りトップゴールとなった。

　次はＭクラスＡ組は、スタートでＰＰ相澤さんと２位鈴木さんが抜け出し、後続を引き離すと、序盤からマッチレースの様相。中盤までは０．５秒差のバトルを展開するも、後半に入ると鈴木さんのミスから若干差が開く。一時は２．５秒差あったが、ここから鈴木さんが追い上げ開始。ファイナルラップには背後まで詰め寄ったが、相澤さんが何とか逃げ切りトップゴールを果たした。しかし、レース後のモーターチェックで回転数オーバーから相澤さんは失格。繰り上がって鈴木さんが優勝となった。２位は梅森さんと望月さんが中盤以降接戦を演じたが、梅森さんが望月さんを抑えて２位入賞。望月さんは３位入賞を果たした。

　ＧＴクラスＢ組は、中島さん、京野さん、望月さんの三つ巴のトップ争い。抜きつ抜かれつのバトルとなったが、中盤に入ると京野さんがクラッシュからリタイヤしてしまう。これで中島さんと望月さんの一騎打ちとなり、終盤まで競り合ったが、中島さんが何とか望月さんの追い上げを凌ぎ切り、トップゴールを果たした。

　ＧＴクラスＡ組は、ＰＰ谷口くんがオープニングラップを制し、後続との差を広げると、そのままじわじわとリードを積み重ね、中盤までに４秒リードを得る。一方２位争いは相澤さんと佐藤　直樹さんのバトル。かなりの接戦で、０．５秒差で直樹さんが相澤さんを追う形となったが、中盤に入るところで相澤さんがミス。その隙に直樹さんが前に出ると、今度は１秒差で相澤さんが追走することに。中盤以降、２台のペースは全くの互角。１秒差が０．１秒程度しか変動しないほどで、完全に我慢比べ。ファイナルラップまで息詰まる攻防は続いたが、直樹さんが最後まで凌ぎ切り、２位入賞。相澤さんは３位となった。優勝は熾烈な２位争いを順調に引きなはした谷口くんが８秒差の独走優勝を果たした。

　コミカルクラスはいつもとちょっと違う連続ジャンプ配置。最初は幅の広いジャンプ台なのだが、２〜３個目は幅が半分で車３台程度の幅しかない。しかもそこへのアプローチが１個目のジャンプ直後で方向修正が必要なため、２個目のジャンプ周辺でジャンプ台に乗れない車が続出。マーシャル大忙しとなった。その波乱のレースで序盤にリードを奪ったのは小野さん。中盤まで後続を引き離して快走していたものの、後方から都澤さんが猛追。３分過ぎに逆転し、都澤さんがレースを引っ張ることに。多少のミスはありつつも、小野さんは付かず離れず都澤さんを追走、チャンスを伺うと、残り１分を切ったところで都澤さんがミスを連発。その隙に小野さんはトップに返り咲き、逆転で優勝を果たした。２位は都澤さん。３位には終盤に中島さんとの接戦を制した福田さんが入賞を果たした。

　最後はライダークラス。コミカルクラスのレイアウト若干手直しし、ジャンプ台を背中合わせに配置し、着地のスロープに使える形に変更。スピード調節でスムーズに着地できる様にしたのだが、２個目のジャンプ台の幅が狭く、ジャンプ台になかなか乗れないマシンがここでも続出。最後にはジャンプ台に乗れれば斜めにでもジャンプしてショートカット出来れば御の字とばかりに、大胆な攻略が続出。こちらも波乱のレースに。序盤、直樹さんがトップでレースを引っ張ったものの、中盤にミスを連発し失速。代わって相澤さんがトップに。後半は後続を寄せ付けず、独走で優勝を果たした。２位争いは、相澤さんに引き離された直樹さんと、後方から追い上げて来た山岸さんが終盤に接戦を展開。ファイナルラップまでもつれたものの、僅差で直樹さんが競り勝ち、２位入賞。山岸さんは３位となった。

　最後に表彰式＆抽選会が行われ、レースも無事終了。タミチャレファイナル代表権二人目は、上位が辞退し、繰り下がって鈴木さんが代表権を獲得となった。あと１ヶ月ちょっとで今度はタミグラ岩手が控えており、レース後はＭ０８の熟成に勤しむ参加者であった。

優勝者セッティングデータ

２０１９　スプリントシリーズ　　　　第７戦　７／１４（日）
２０１９　タミヤチャレンジカップ　　第７戦　７／２８（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
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