りとるてっくｉｔａサーキット
2018タミヤチャレンジカップレース第4戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

☆Ｍクラスは渡辺さんと相澤さんのトップ争いとなるが終盤にドラマが！！
★GTクラスは都澤さんと谷口くんと相澤さんが三つ巴の大接戦！！
☆コミカルクラスは相澤さんとG６-0１の山岸さんのトップ争いに！！

タミヤチャレンジカップレース　M、GT、コミカル：ハーフコース６分間周回レース

Mクラス
２位　梅森　伸也さん　優勝　相澤　和昭さん　3位　渡辺憲一郎さん

GTクラス
２位　相澤　和昭さん　優勝　谷口　亘佑くん　３位　都澤　立樹さん

コミカルクラス
２位　梅森　伸也さん　優勝　 相澤　和昭さん　３位　山岸　　純さん

全体写真
少数精鋭でのレースになりました

　４／２２（日）、タミチャレ第４戦が開催された。絶好の好天に恵まれたものの、参加者は若干少なめ。少数精鋭でのレースとなった。開催クラスはいつものM、GT、コミカルの3クラスである。

　予選最初はMクラス。5台でのタイムアタックは、かなりの接戦模様。5台が最終的に０．７５秒の間にひしめく形に。大半が21秒台に突入するも、相澤さんと渡辺さんが21秒前半をマーク、ＰＰ争いはタイマン勝負に。しかし、最終的に相澤さんが渡辺さんを突き放しＰＰを獲得。2位は渡辺さん、3位には梅森さんが滑り込んだ。

　ＧＴクラス予選は9台がエントリー。トップ争いは、相澤さん、都澤さん、谷口くんの三つ巴。この3名だけが19秒中盤のタイムをマークし、大接戦に。０．０１秒を争う厳しいタイムバトルは、2本目に都澤さんと谷口くんが19秒前半に突入、最後まで競り合ったが、最終的に都澤さんが0.02秒差で谷口くんを上回り、激戦のタイム争いを制した。2位は谷口くん。3位には相澤さんがわずかの差で続いている。後続とは0.5秒のラップ差があるので、実質この3名で優勝争いにありそうである。

　予選最後はコミカルクラス。予選のコースセッティングはジャンプ少なめ・コーナー多めで比較的落ち着いたもの。そのためタイムの差もあまり大きくならず、5台が1.2秒の間に入る接戦。都澤さん、相澤さん、梅森さんらが14秒台で三つ巴のトップ争いとなるが、都澤さんが2本目に好タイムを連発。ＰＰ獲得となった。2位は相澤さん、3位が梅森さんとなった。

　午後から決勝レースがスタート。最初はＭクラス。相澤さんを先頭に渡辺さん、梅森さん、野村さんが追走し、序盤から混戦模様。特に渡辺さんが相澤さんの背後に付け、かなりのプレッシャーをかけ、遂にパスするが、軽く接触してタイムロスする場面もあり、後続との差が縮まって更に混戦に。2位に下がった相澤さんは、動ずることなく、渡辺さんの背後に付け、チャンスを逃さず再逆転に成功。トップに返り咲く。レース終盤まで相澤さんがトップをキープしたものの、ここで勝負を賭けてきた渡辺さんが再度相澤さんをパスしトップに。そのまま逃げ切るかと思われたが、残り1分でモーターにトラブルが起きたらしく、急速にペースダウン。あっさり相澤さんにトップを譲り、勝負あり。相澤さんが接戦を制して優勝を果たした。2位は渡辺さんを最後にパスして繰り上がった梅森さん。渡辺さんは残念ながら3位となった。

　次はＧＴクラス。今月は今年一人目のタミチャレファイナル代表権がかかったレース。その展開に注目が集まったが、予想通り、上位3台が序盤から抜け出し、三つ巴のトップ争いに。ＰＰ都澤さんを2位谷口くんと3位相澤さんが追走、3台のギャップは１〜１．５秒程度でワンミスがあれば即逆転の距離。緊張感のあるバトルは、2位の谷口くんが徐々にペースアップし、都澤さんの背後にジリジリ近づく。中盤になるとぴったり都澤さんの背後に付け、パッシングのチャンスを伺う。すると残り2分で都澤さんがわずかにミス！その隙に谷口くんがトップに。都澤さんはすかさず谷口くんの背後に付け、超接近戦になるが、わずかなミスから両者は接触！すぐさま復帰したものの、都澤さんは相澤さんの後方へ順位を下げてしまう。一方、結果的にトップキープできた谷口くんは、2位相澤さんとの差を広げることに集中。1秒前後のわずかなリードであったが、最後までその差をキープ。見事逆転優勝を果たした。2位はワンチャンスを逃さず順位を上げた相澤さん。3位は無念の都澤さんであった。

　最後はコミカルクラス。決勝のコースセッティングは、一気にジャンプ台が増え、特に計測ライン直後のヘアピン周辺にジャンプ台が点在し、ライン取りがしにくいレイアウト。一歩間違うと壁の外へ飛び出す危険もあり、ライン取りがシビアである。スタート直後の序盤は相澤さんがすぐにベストラップ近いタイムを連発、後続を一気に引き離したものの、その後にクラッシュを連発。復帰に手間取る間に折角のリードがチャラに。その隙にトップに立ったのが6輪車でエントリーの山岸さん。安定感を生かし、厳しいライン取りも車両の安定感でカバーし、コンスタントにラップを刻む。しかし、そのうち攻めの意識が強く出過ぎたか、壁際を攻めすぎてフロントタイヤを壁に引っかけてしまい、復帰に手間取ってしまう。この間に相澤さんがパスし、トップに返り咲く。これで焦ったか、山岸さんは同じミスを数回繰り返してしまい、トップ争いから大きく後退してしまう。代わって都澤さんが2位に浮上、相澤さんを最後まで追走。ファイナルラップに相澤さんがミスしたため、一気に差が詰まったがパスするには至らず、そのままフィニッシュ。相澤さんが優勝、都澤さんが2位、山岸さんが3位入賞となった。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、タミチャレファイナルの代表権の確認を実施、GTクラス優勝の谷口くんが一人目の代表者となった。次の代表権を賭けたレースは6月。熱戦を期待したい。

優勝者セッティングデータ

２０１８　スプリントシリーズ　　　　第５戦　５／１３（日）
２０１８　タミヤチャレンジカップ　　第５戦　５／２７（日）
ビギナーだけのレース　４／２９（祝）

皆さんの参加をお待ちしております。
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