りとるてっくｉｔａサーキット
2016タミヤチャレンジカップレース第12戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

☆Ｍクラスは和久さんがクレバーなレース運びで見事優勝！！
★GTクラスは谷口くんがトップを快走していたのだが終盤にドラマが・・・

タミヤチャレンジカップレース　M、GT：タミチャレ規定　ハーフコース６分間周回レース

Mクラス
３位　佐藤　直樹さん　優勝　和久　浩一さん　２位　野村　順一さん

GTクラス
３位　菅原　一行さん　優勝　 鈴木　清志さん　２位　佐藤　直樹さん

全体写真
寒い日でしたが、走り納めにお集まり頂き、ありがとうございます

　１２／２５（日）、タミチャレ第12戦が開催された。冬本番の寒さではあったが、曇り空ながら、風が少なく、前回のシリーズ最終戦に比べればいいコンディションに恵まれた。そんな中集まったのは、Mクラス8名、GTクラス9名。今年のレース走り納めとばかりに、レース開始となった。

　予選最初はMクラス。上位陣は接戦模様で、野村さん、和久さん、梅森さん、鈴木さん、佐藤　直樹さんらが24秒台に突入。1本目では野村さんが暫定PPとなったものの、2本目に和久さんが渾身の23秒台を叩き出し、逆転でＰＰ獲得！2位は野村さん、3位に梅森さんが付けた。２〜５位が24秒台の接戦模様で、決勝はレース展開が鍵になりそうである。

　ＧＴクラス予選は、佐藤　直樹さんが好調で、予選1本目から23秒台前半のタイムで、谷口くんとの勝負であったが、暫定トップに付ける。2本目には谷口くんが23秒フラットまで詰めたものの、直樹さんは22秒台に突入！タイム争いを制し、見事ＰＰ獲得となった。2位は谷口くん、3位は鈴木さんが付けた。とはいえ、上位陣のタイム差は拮抗しており、こちらも決勝レースの展開次第である。

　予選に引き続き、決勝レースに突入。最初はＭクラス。オープニングラップはＰＰ和久さんがそのままトップ通過したものの、猛烈にプレッシャーをかける野村さんが早くも勝負を仕掛け、隙を突いてトップに躍り出る。しかし、和久さんはここで焦らず、野村さんの背後に付け、様子を見る余裕。序盤にパワーセーブしつつ追走すると、程なく野村さんの隙を突いてトップに復帰。ここが勝負どころと見た和久さんは数周ベストラップを重ね、一気に野村さんを突き放すことに成功、約3秒のリードを奪う。後半になると、序盤集団に埋もれ、ペースが上がらなかった佐藤　直樹さんがじわじわ浮上。3位で野村さんを追走し始めると、トップの和久さんと互角のペースで野村さんに接近！終盤は2位争いが激化。後方から激しくプレッシャーをかける直樹さんであったが、最後までパスするには至らず、野村さんが辛くも2位を死守してゴール。佐藤　直樹さんは3位となった。和久さんは後続のバトルを見つつ、余裕を持ってトップゴール、優勝を果たした。

　今年最後のレースはＧＴクラス。スタート直後、混乱に巻き込まれてＰＰ佐藤　直樹さんが順位を下げる波乱の展開。代わって谷口くんと鈴木さんがトップ争いを展開、序盤はマッチレースの様相に。鈴木さんがなんとかトップをキープし、谷口くんが背後に張り付き、プレッシャーをかけるが、鈴木さんは何とか凌いでレース中盤に。しかし、ここでわずかにミスした鈴木さんを谷口くんがパス、念願のトップに。と、ここで後方から佐藤　直樹さんが急浮上！トップ2台に追いつき、三つ巴に。こうなると、2位の鈴木さんが板挟みになり、佐藤　直樹さんの猛追を凌ぐ羽目に。2位争いは更に激化し、抜きつ抜かれつの大接戦になると同時にペースダウン。この隙に谷口くんはリードを広げる事に成功。約2秒のマージンを得て残り1分となるが、ここで谷口くんが痛恨のドライブミス！ステアリングリンケージが脱落、復帰に手間取る間に大きく遅れてしまう（涙）。これで一気にトップ争いに浮上した鈴木さんと直樹さんであったが、最後の最後に直樹さんがミスしてしまい、万事休す。ドラマティックなレースを制したのは鈴木さんであった。2位は佐藤　直樹さん、3位には阿部さんとのバトルを制した菅原さんが入賞となった。

　最後に表彰式と抽選会が行われ、今年のレースもすべて終了。今年は天候不良によるレース中止が少ない一年でした。午後には、来年に向けて参加者にご協力頂き、コースレイアウト変更を敢行。来年は新レイアウトで開催していきます。２０１６年もご参加頂き、ありがとうございました！良いお年を・・・

優勝者セッティングデータ

２０１７　スプリントシリーズ　　　　第1戦　1/8（日）
２０１７　タミヤチャレンジカップ　　第1戦　1/22（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
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