りとるてっくｉｔａサーキット
2014タミヤチャレンジカップレース第12戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

☆Ｍクラスは梅森さんと野村さんのバトルを尻目に抜けだした鈴木さんが優勝！！
★GTクラスはTT02＋NSXコンセプトを初投入した梅森さんが鈴木さんを振り切って優勝！！

タミヤチャレンジカップレース　M、GT：タミチャレ規定　ハーフコース６分間周回レース

Mクラス
２位　梅森　伸也さん　優勝　鈴木　清志さん　３位　野村　順一さん

GTクラス
２位　鈴木　清志さん　優勝　梅森　伸也さん 　３位　谷口　亘佑くん

全体写真
午後から雨の予報。どんよりとした曇り空でしたが何とか無事開催。

　１２／１４（日）、真冬の寒気が襲来した週末に、今年最後のタミチャレが開催された。予想通り、早朝は路面が凍結している状況だったが、幸い、凍結状態は浅く、気温が上昇すると共にコンディションが回復。昼にはなんとかドライコンディションでレース開始となった。流石にこの天候では参加者も少なかったが、GT、M共に5名ずつの少数精鋭で予選に突入。

　最初はMクラス。コンディションが悪いため、ペースがあまり上がらなかったが、徐々に全車ペースアップ。予選2本目になると、鈴木さんが一人24秒台前半に突入！見事ＰＰ獲得となった。2位にはメカトラブルに悩まされながらも野村さんが滑り込む。3位は僅差で梅森さんとなった。

　ＧＴクラスは、今回も鈴木さんが快調であったが、新車を投入してきた梅森さんも絶好調。TT02＋NSXコンセプトボディの組み合わせは走り始めから好感触で、2本目になると鈴木さんを凌ぐペースをマーク。結局、鈴木さんを０．１２秒上回り、見事PP獲得となった。2位は鈴木さん、3位は谷口くんとなった。

　続けて決勝レースに突入、最初はMクラス。綺麗なスタートから鈴木さん、梅森さん、野村さんらが抜け出し、トップグループを形成、後続を引き離す展開に。しかし、2位争いの梅森さんと野村さんのバトルが激化すると、徐々に鈴木さんは独走態勢に。レース後半にやっと野村さんを振り切った梅森さんであったが、この時点で8秒差の大差が。これで上位陣の勝負は決したが、タミチャレ年間ポイントランキングで並んでいる野村さんと山岸さんが3位争いに。しばし、野村さんが大きなリードを得て、引き離していたのだが、終盤に野村さんがドライブミス！一気に差が詰まると、にわかに注目が集まる。ファイナルラップの最終コーナーで山岸さんが野村さんに並びかけたものの、ストレートで引き離され万事休す。野村さんが辛くも3位入賞となり、年間ポイントトップを獲得。2位は梅森さん、優勝は鈴木さんとなった。

　最後はGTクラス。こちらも綺麗なスタートから梅森さんと鈴木さんが抜け出し、序盤からタイマン勝負の様相。1秒以内の僅差で鈴木さんが梅森さんの背後に付け、プレッシャーをかける。レース中盤までは鈴木さんも大きく仕掛けることも無く、様子見状態だったが、終盤に入ると、梅森さんのラインが甘くなったところでインを刺すが、ここはプッシングになってしまい、梅森さんの復帰を待って仕切り直しに。と、この接触で逆に攻めにくくなったか、鈴木さんのペースが上がらず、逆に痛恨のドライブミス！これで一気に差が広がった梅森さんは、ここぞというタイミングでスパート！鈴木さんはそれ以上のハイペースで追ったものの、3秒差を2分で詰めるのは至難の業。そのまま逃げ切った梅森さんが、シェイクダウンのTT02＋NSXコンセプトで優勝を果たした。2位は鈴木さん。3位は、序盤の遅れを挽回し、順位を上げてきていた谷口くんが入賞となった。

　最後に表彰式＆抽選会、そして、来季レギュレーション概要を説明。来季のGTはボディバリエーションの変更と、新型モーターがポイントになりそうである。また、来季からは第4日曜日に開催となり、シリーズ戦と入れ替わる事に。来年は更に多くの方の参加を期待したい。

優勝者セッティングデータ

２０１４　スプリントシリーズ　　　　第１２戦　１２／２８（日）
２０１５　スプリントシリーズ　　　　第１戦　１／１２（日）　　
２０１５　タミヤチャレンジカップ　　第１戦　１／２６（日）　　

皆さんの参加をお待ちしております。
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