りとるてっくｉｔａサーキット
2013タミヤチャレンジカップレース第3戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★RMクラスは山岸さんが最後に逆転優勝！その後方では・・・
☆Ｍクラスは、駿太郎くんが独走優勝！！
★GT13クラスは、山岸さんが和久さんの追撃を振り切ってＡ組トップでゴールしたのだが・・・

タミヤチャレンジカップレース　GT13、M、RM：タミチャレ規定　ハーフコース６分間周回レース

GT13クラス
２位　山岸　　純さん　優勝　鈴木駿太郎くん　３位　和久　浩一さん

Mクラス
３位　梅森　伸也さん　優勝　鈴木駿太郎くん　２位　和久　浩一さん

RMクラス
３位　梅森　伸也さん　優勝　山岸　　純さん　２位　塗　　計次さん

全体写真
午前中は暖かく、昼前後に一気に曇ってにわか雨。午後は気温低下しつつ晴天と、めまぐるしい天気の一日でした

　３／１０（日）、タミヤチャレンジカップレース第３戦が開催された。今回は朝から暖かく、久々に過ごしやすい天候。昼に前線通過に伴うにわか雨の予報だったが、久々に工藤さんや佐藤　秀さんらが参加し、にぎやかなレースに。徐々に曇り空になりつつ、予選スタートとなった。

　最初はRMクラス。丁度、RMクラスの走行時間帯にパラパラと雨粒が落ちてくるタイミングであったため、ただでさえグリップに乏しい冬場のＲＭクラスに追い打ちをかけるローグリップに。苦しいコンディションになると、普段からトラクションのかかるセッティングの方が有利に。山岸さんと塗さんが好タイムをマークし、それぞれＰＰ、２位を獲得。梅森さんが１秒差の３位、そして、トムスボディの三澤さんが苦しい走行で４位に甘んじた。

　次はＭクラス。今回はM05のみ９台がエントリーしタイムアタック開始。しかし、今回も鈴木駿太郎くんが独走に近いハイペースをマークし、あっさりと一人２８秒台を記録、早々にPP確定となった。２位争いは和久さん、三澤さんと梅森さんが争ったが、三澤さんがＳ寸の意地を見せて２位を死守。以下、和久さんが３位、４位に梅森さんとなった。

　GT13クラスは、予選２本目開始直後ににわか雨が強まり、急遽昼休みを挟んで天候回復後に２回目の予選となった。予選１本目では、一人XV01を駆る山岸さんが一人２８秒中盤をマークし、ＰＰに王手。２本目にライバルらが一気にタイムアップを図ったが、工藤さんの２８．６６止まり。山岸さんの２８．５９がＰＰタイムとなった。３位争いは相澤さんと梅森さんが同タイム、セカンドタイムの差で梅森さんが３位をゲットとなった。決勝はタイム差が僅差なので接戦になりそうである。

　３０分ほどのインターバルを挟んで決勝レースがスタート。最初はRMクラス。スタートで梅森さんがジャンプアップするものの、山岸さんは安定した走りでそのままトップキープ。逆に梅森さんが不安定でじりじり後退すると、三澤さんが２位浮上。そのまま山岸さんとほぼ同じペースで周回し、後方から隙を伺う。しかし、ここから最後尾まで下がった梅森さんが一気にペースアップ。中盤にかけ、２位の三澤さんの背後に迫る勢い。レース終盤、三つ巴になったところで山岸さんがミスし、三澤さんが念願のトップに。しかし、今度は三澤さんがミス。入れ替わりで梅森さんがトップに立つも、背後の山岸さんと絡んでしまい、またもドライブミス（＾＾；。ファイナルラップ突入時点で三澤さんがトップだったのだが、その周回で山岸さんにパスされてしまい、更にフィニッシュライン直前のシケインで塗さんに軽く追突されたお陰でハーフスピン（泣）。ファイナルラップで最後尾まで順位を下げてしまい、無念の４位ゴール。優勝は山岸さん、２位塗さん、３位梅森さんとなった。

　Ｍクラスは、スタート直後から駿太郎くんが快調。２位和久さんが必死で追うのだが、すっと差を広げ、あっという間に３秒のマージン。レース中盤になると、ヘアピンイン側に軽く接触するなど、僅かなミスで和久さんとの差が縮まってしまうのだが、追い抜かれるまでには至らず。レース終盤になると、駿太郎くんのペースも安定。もともと図抜けたハイペースだった駿太郎くんは、和久さんの接近を許さず、そのまま逃げきって優勝を果たした。２位は和久さん、３位は梅森さんであった。

　GT13クラスＢ組は、駿太郎くんがトップでスタートをきれいに決めると、後方から三澤さんが追走。序盤からマッチレースの様相を呈する。三澤さんは１秒以内の僅差で駿太郎くんにプレッシャーをかけるものの、パスするほどの速度差はなく、駿太郎くんのミスを誘いたい状況。一進一退の攻防はレース中盤まで続いたが、先にミスしたのは追う三澤さんであった。ほとんど同じペースだった２台が５秒差に広がると、なかなか差が詰まらない状況に。プレッシャーもかからない距離となってしまい、駿太郎くんがそのまま安定したペースで走行し、この組トップゴールを果たした。

　最後のGT13クラスＡ組は、ＰＰ山岸さんが後方の混乱を余所に、すっと差を広げる理想的な展開。しかし、実は意外とペースが上がらず、混乱を和久さんが抜け出てくると、一気に差を詰められてしまう。しかし、挙動の安定している山岸さんをパスするのは和久さんとて至難の業。手をこまねいているうちに、後方から相澤さんがじわじわ接近してくる。和久さんの背後に付けると一気にパスし、そのまま山岸さんを追う体制に入ったのだが、インフィールドのヘアピンでリヤを軽くプッシュされた相澤さんはたまらずハーフスピン。良いところでチャチャが入ってしまった相澤さんは、いたくお冠だったのは言うまでもない。さて、この混乱で再びトップ争いは山岸さんと和久さんの一騎打ちに。一進一退の攻防は最後まで続いたが、和久さんは決め手を欠き、山岸さんがとのまま逃げきってトップゴール！優勝・・・と思ったら、Ｂ組トップの駿太郎くんの方が１秒速かった（＾＾；。総合では駿太郎くんが予想外の優勝、２位山岸さん、３位和久さんという結果となった。

　最後に表彰式と抽選会が行われ、天候に振り回されたものの、第３戦が無事終了。工藤さんら、久々参加の方々は、レース後に練習に勤しむ姿も。これから春らしくなってくるが、穏やかな天候の中でのんびりレースを楽しみたいものである。

優勝者セッティングデータ

スプリントシリーズ　第2戦　2/24（日）　時計回り
タミヤチャレンジカップレース第3戦　3/10（日）　反時計回り

皆さんの参加をお待ちしております。
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