りとるてっくｉｔａサーキット
2013タミヤチャレンジカップレース第1戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★午前中路面回復を待って、午後からレース開催に
☆RMクラスは、新レイアウトに苦戦するが、山岸さんが優勝！！
★Ｍ５クラスは、三澤さんとの熾烈なバトルを制した和久さんが見事優勝！
☆Ｍ５クラスの代表権は梅森さんと三澤さんが獲得！！
★GT13クラスは、和久さんとのバトルを凌ぎきった山岸さんがXV01シャーシで初優勝！

タミヤチャレンジカップレース　GT13、M5、RM：タミチャレ規定　ハーフコース６分間周回レース

M5クラス
２位　野村　順一さん　優勝　和久　浩一さん　３位　三澤　崇弘さん

GT13クラス
３位　野島　紘道さん　優勝　山岸　　純さん　２位　梅森　伸也さん

RMクラス
３位　梅森　伸也さん　優勝　山岸　　純さん　２位　三澤　崇弘さん

全体写真
午前中は路面凍結していたため、なかなか路面が乾かず。午後からは無事レース開始できました。

　１／１３（日）、２０１３シーズンの開幕レース、タミヤチャレンジ第１戦が開催された。新レイアウトになって最初のレースというのもあったのが、冬場のレースとしては比較的多い参加者が朝から集まったのだが、この日は早朝の冷え込み直前に降ったみぞれがそのまま凍結したらしく、かちんかちんのアイスバーン。仕方なく、路面が溶けるのを待って、コース整備を行い、午後からレース開催となった。

　始まった予選、最初はＲＭクラス。新レイアウトのコースはストレートをカットするので、距離的には短くなっているはずなのだが、低い路温と埃っぽいコンディションがRMには特にきつく、踏めないコーナーが多くなり、去年のラップより更に２秒遅いペースに。今回初参加の谷口さんにはかなりきついレースとなった。上位争いは、梅森さん、山岸さん、三澤さんの三つ巴。３０秒台前半のラップ争いは、梅森さんが３０．０７で制してＰＰに。以下、三澤さん、山岸さんと続いた。

　次はＭ５クラス。１１台が２組に分かれタイムアタックを開始。上位陣のタイム争いに注目が集まったのだが、コース攻略の速度差がかなり如実に出た模様で、安定して速かったのは和久さん。正月明けに練習済みだったのが効いたかも。しかし、それを超えるタイムを出してきたのが孤高のＳ寸で走る三澤さん。一発２８．５９のラップをマークし、見事ＰＰを獲得。しかし、全体的にラップが安定しておらず、平均では和久さんの方が速いかも。３番手には梅森さん、４位には野村さんと、強豪が上位を占める結果となった。

　予選最後はＧＴＣ改め、GT13クラス。今年から使用できるボディ、シャーシとギヤ比制限が変わった為、TA05ユーザーの大半がVer2へのコンバートよりTT01での参加を選択。山岸さんのXV01と共に、新規公認となったシャーシが多数。TT01公認は良いレギュ変更だったかもしれない。祖今回の参加台数は比較的多い１６台。こちらも２組に分かれてのアタックとなったが、こちらはＭ５よりも若干ペースが速い。トップ争いは２８秒台に突入したが、和久さんが一人２８秒前半の２８．４４をマークし、山岸さんを突き放してＰＰを獲得。２位の山岸さんは２８．６８で続き、３位には野島さんが２８．９７とここまでが２８秒台をマークした。

　続けて決勝レースがスタート。最初はRMクラス。スタートでは梅森さんがトップキープするが、２位スタートの三澤さんが先にミス。代わって山岸さんが２位浮上し、梅森さんを追走する展開に。後退した三澤さんも付かず離れず追走し、レース中盤は膠着状態。しかし、後半に入ったところで梅森さんがスタック！その隙に山岸さんと三澤さんがそれぞれトップと２位に浮上。梅森さんは遅れてしまう。その直後、三澤さんが勝負をかけて差を詰めたが、逆にミスってしまい差が開いてしまう。最後の勝負とばかりに三澤さんはまたも山岸さんとの差を詰めたのだが、ファイナルラップでミスを連発（苦笑）。結局、山岸さんが逃げきり優勝を果たした。２位は三澤さん、３位には梅森さんが入賞となった。

　次はＭ５クラスＢ組がスタート。直後から、トップ塗さんと２位中島さんが抜け出て、マッチレースの様相。小野寺さんも追走するが、なかなか差が詰められない。快調にとばす塗さんを中島さんはきっちり追うが、なかなか逆転の隙は見せない塗さん。このまま凌ぎ切れそうかな・・・と思ったのだが、レース終盤に予想外のスピードダウン。インフィールドでは何とかしのげるのだが、高速セクションにでた瞬間に、中島さんに付いていけなくなる。これであっさり中島さんがトップ奪取。そのまま逃げきり、Ｂ組トップゴールを果たした。

　Ｍ５クラスＡ組は、梅森さんが発信器付け忘れのミスでいきなりで遅れる波乱の幕開け。トップ争いは三澤さんを和久さんが追走、野村さんがそれを付かず離れず追う展開に。特に三澤さんと和久さんのトップ争いは非常に熾烈で、序盤から抜きつ抜かれつのバトルに。和久さんが三澤さんの隙を突いてトップに立つと、負けじと三澤さんも抜き返す。こんな展開を４分あたりまで続けたのだが、遂に三澤さんがドライブミスしてしまい、一気に和久さんとの差が開いてしまう。今度は３位の野村さんが三澤さんに接近、激しい２位争いとなったが、最後の最後でまたも三澤さんがミス（涙）。野村さんが逆転で２位入賞となった。三澤さんは無念の３位。そして和久さんが見事なレース展開で優勝を果たした。

　GT13クラスＢ組は、トップスタートの中島さんが逃げようとするが、一旦差を広げたのに、ミスからさが詰まってしまい、序盤に混戦模様に。後方では２位スタートの塗さんが出遅れる波乱もあったが、徐々に差を詰めてくる。一方、２位に浮上し、中島さんを猛追していた武田さんはマシントラブルからりタイヤ。レース中盤は中島さん、阿部さん、小野寺さん、塗さんの４台が連なる様に周回。しかし、終盤にかけ、小野寺さん、阿部さんをパスして順位を上げる塗さんが中島さんを猛追。ファイナルラップでぴったり背後に付けると、最終シケインで仕掛けたのだが、僅かな差で中島さんが逃げきり、この組のトップでゴールとなった。

　最後のレースはGT13クラスＡ組。序盤から和久さんが抜け出し、それを山岸さんが追う展開。しかし、ハイペースでとばす和久さんに僅かに遅れる山岸さんは徐々に引き離され、レース中盤にはその差が３秒まで広がってしまう。このまま後半も和久さんが差を広げて逃げきりか？と思われたのだが、ここで不意に和久さんがラインを外れる。そこをすかさずパスした山岸さんが意外な形でトップに。その後和久さんは徐々に山岸さんとの差を詰めようとするが、原因不明のアンダーステアでなかなかペースが上げられない。そうこうしているうちに、全く曲がらなくなり、マシントラブルでリタイヤとなってしまった。レース後確認すると、ステアリングワイパーに異物が挟まっていたらしく、ステアリングが全く切れない状態だった模様である。これで楽になった山岸さんはそのまま逃げきりXV01で見事優勝を果たした。２位は終盤に野島さんをパスした梅森さんが入賞。３位には野島さんが入った。

　夕方日が落ち始めた頃に、表彰式と抽選会が行われ、開幕戦が無事終了。コース攻略を楽しんだ参加者の皆さん、次戦もご参加お待ちしております。今年もよろしくお願い致しますm(_　_)m

優勝者セッティングデータ

スプリントシリーズ　第1戦　1/27（日）　反時計回り
タミヤチャレンジカップレース第2戦　2/10（日）　時計回り

皆さんの参加をお待ちしております。
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