りとるてっくｉｔａサーキット
2024シリーズ第5戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

☆アドバンスクラスは梅森さんがトップゴールするも、まさかの失格に。
★ミニクラスは、相澤さんのミスにも助けられ、梅森さんが逃げ切り優勝！！
☆GTクラスは直樹さんとのトップ争いを制した中山さんが逆転優勝！！
★SuperGTクラスは、相澤さんが佐藤　直樹さんとのバトルを制して優勝！！

ミニ、アドバンス、GT、SuperGT：ハーフコース６分間周回レース

アドバンスクラス
２位　早坂　雄次さん　優勝　今野　秀俊さん　３位　京野　一朗さん

ミニクラス
２位　相澤　和昭さん　優勝　梅森　伸也さん　３位　野村　順一さん

GTクラス
２位　鈴木　清志さん　優勝　中山　将博さん　３位　相澤　和昭さん

SuperGTクラス
２位　佐藤　直樹さん　優勝　相澤　和昭さん　３位　中山　将博さん

　
全体写真
諸事情で1週間ずらしての開催。なかなかいい天気で快適なレースになりました！！

　５／１９(日)に２０２４シリーズが第５戦が開催された。諸事情のため、1週間日程ずらしての開催となったが、初参加の方も含め、多めの参加者が集まり、賑やかなレースとなった。天候も心地よく、絶好のレース日和である。まずはアドバンスクラスから予選がスタート！

　そのアドバンスクラスは、13名が2組に分かれてタイムアタック。先日のビギナーだけのレース参加の中村さんが健闘を見せたが、計測トラブルもあって、上位には食い込めず。PP争いは18秒台に突入し、かなりの接戦。今野さん、梅森さん、早坂さんが特に僅差で三つ巴のタイム争いになったが、わずかに早坂さんが2名を上回りPP獲得。2位は0.02秒差で梅森さん、3位は0.09秒差で今野さんと続いた。A組進出は上位7位までで、小野さんまでがA組、武田さん以下がB組となった。

　GTクラスは、いつも一緒に練習走行でバトルしている4台でタイムアタック。当然、タイム争いは激戦。18秒台後半で鎬を削ったが、佐藤　直樹さんが0.03秒差でPPを獲得。2位は中山さん。3位には0.08秒差で相澤さんが付けた。

　ミニクラスは9台でタイムアタックに。ミニでPP常連の相澤さんがそうそうにタイムを出し、余裕の予選2本目欠席だったのだが、その2本目に梅森さんが一気にタイムアップ。0.04秒相澤さんを上回って逆転PPを獲得、相澤さんは2位に。3位にはなかなかの快走していた中澤さんが食い込んだ。

　予選最後はSuperGTクラス。6台でのタイムアタックは、かなりのハイペース。16秒台後半でのPP争いは、相澤さんが接戦を制してPP獲得。2位は0.04秒差で佐藤　直樹さん、3位には中山さんが付けた。この3台が16秒台で三つ巴のレースになりそうである。

　昼休みを挟んで決勝レースがスタート。最初はアドバンスB組。トップスタートの武田さんがそのままレースをリードするが、背後に中村さんがぴったり付け、プレッシャーを掛ける。武田さんもきっちり応戦し、しばしトップキープしていたのだが、ミスが出てしまい、中村さんに先行を許してしまう。ここから中村さんはペースアップし、じりじり武田さんとの差を広げ始めると、ここで焦ったか、武田さんにミスが出てしまい、トラブルからリタイヤとなってしまった。これで楽になった中村さんは後続を寄せ付けず、独走となり、トップゴールを果たした。

　アドバンスA組は、PP早坂さんが綺麗なスタート決め、トップキープし、オープニングラップをクリア。追うのは梅森さんと今野さんだが、ちょっと牽制し合っていて、トップとの差が若干開く。しかし、徐々に早坂さんとの差が詰まり始めると一気に緊迫。すると、ここで早坂さんに痛恨のミス。梅森さんがトップに立つ。同時にミスの今野さんは3位で差が開くが、2位に下がった早坂さんともども、レース後半に梅森さんを追走。じりじり差を詰め始める。残り2分で3台が1秒の間に詰まった接近戦に発展。残り1分で3位今野さんが勝負に出ると、早坂さんをパスして2位浮上！ファイナルラップまで梅森さんを追走するが、ここで梅森さんも踏ん張って何とか逃げ切り成功。トップゴールを果たした。。。。のだが、レース後の車検でKV値オーバー。失格となってしまった。結局、繰り上がった今野さんが逆転優勝。2位早坂さん、3位京野さん入賞となった。

　GTクラス決勝は、スタートから4台が数珠つなぎ状態で、熾烈なバトルが序盤から勃発。ぎりぎりの接戦に。特にトップ佐藤　直樹さんを０．２〜０．３秒差で中山さんが追走し、厳しいプレッシャー。きっちり直樹さんも応戦し、両者一歩も譲らず中盤戦に。そのまま終盤まで続きかと思われたが、ここに来て直樹さんが痛恨のミス。壁に接触した弾みで横転してしまい、復帰の間に最後尾まで順位を落としてしまう。これで中山さんのトップ安泰かと思われたが、ここから鈴木さんと相澤さんがじりじり差を詰めてくる。残り1分で0.9秒差まで追い詰めた鈴木さんだったが、中山さんはそのままきっちり逃げ切り。優勝を果たした。2位鈴木さん、3位相澤さんが入賞となった。

　ミニクラス決勝は、PP梅森さんがトップキープし、相澤さんが追走したものの、直後に横転してしまい、相澤さんはほぼ最後尾まで順位を落としてしまう。序盤の波乱で梅森さんを追うのは野村さんに交代。その野村さんはかなりのハイペースで梅森さんを追走。互角のトップ争いに。レース中盤には1秒を切るところまで差を詰め、ワンチャンスあればいつでも抜ける距離でプレッシャーを掛け続ける。一時1.6秒差に広がったものの、残り1分に掛けてまた差を詰めた野村さんは、最後の勝負をかける。しかし、土壇場でミスが出てしまい、差が広がってしまう。ファイナルラップに梅森さんのミスにワンチャン賭け、追走するも、最終コーナー直前でコーナーイン側の壁を乗り越えてしまい、壁の内側にスタック！マーシャルに救出される間に順位を落としてしまった。結局、梅森さんがPPから逃げ切り優勝。2位には、序盤に大きく順位を落として居た相澤さんが土壇場で逆転入賞。3位は無念の野村さんとなった。

　最後はSuperGTクラス決勝。PP相澤さんを2位スタートの佐藤　直樹さんが追走し、2台が後続を引き離して、マッチレースの様相に。序盤、0.3秒差とかなりの僅差でプレッシャーを掛ける直樹さんだったが、中盤に掛けて０．５〜1秒差で一旦様子見。レース折り返し後半に入ると、また差を詰める直樹さんだったが、肝心のところでミスが出てしまい、逆に差が広がってしまう。1秒以上の差になってしまうと、ここから相澤さんが1秒以上の差をキープ、そのまま終盤に。ゴール間際、相澤さんはぎりぎりゴールコール前にもう1周に突入するが、直樹さんは計測ライン通過直前に無情のタイムアップ。僅差だったが、最終的に1周差を付けて相澤さんが逃げ切り優勝を果たした。2位は逆転できなかった直樹さん。3位には、終始単独3位を淡々とキープしていた中山さんが入賞となった。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、シリーズ第5戦が終了。快適な天候の元、レース後もバトルと練習に勤しむ参加者たちであった。

優勝者セッティングデータ

タミヤチャレンジカップレース　　　　５／２６（日）
２０２４　シリーズ　第６戦　　　　　　６／　９（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
りとるてっくｉｔａサーキット

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