りとるてっくｉｔａサーキット
2023シリーズ第7戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★アドバンスクラスは中澤さんが京野さんとのバトル制して優勝！！
☆GTクラスは、中山さんが終始トップを守りきり優勝！！
★ミニクラスは、序盤に遅れた相澤さんが野村さんを逆転して優勝！！
☆ソニッククラスは、上位2名がKV値オーバーでまさかの失格に。。
★初開催のSuperGTクラスは、菅野さんが三つ巴のトップ争いを制す！！

ミニ、アドバンス、ソニック、GT、SuperGT：EP、ハーフコース６分間周回レース

アドバンスクラス
３位　早坂　雄次さん　優勝　中澤　和行さん　２位　京野　一朗さん

GTクラス
３位　佐藤　直樹さん　優勝　中山　将博さん　２位　鈴木　清志さん

ミニクラス
３位　梅森　伸也さん　優勝　相澤　和昭さん　２位　野村　順一さん

ソニッククラス
３位　山川　隆也さん　優勝　中山　将博さん　２位　梅森　伸也さん

ソニッククラス
２位　中山　将博さん　優勝　菅野　清斗さん　３位　佐藤　直樹さん

　
全体写真
今回からSuperGTクラス開催！指定タイヤ提供のRUSHさんからバナー頂きました！

　７／９(日)にシリーズ第７戦が開催された。今回からSuperGT選手権準拠のクラスが初開催。指定タイヤ（当日販売品）、指定モーター・アンプなどイコールコンディション化が図られたクラスで、多くの参加屋が多彩なマシンで参加。今回は14名のエントリーである。そのほか、通常開催のアドバンス、ミニ、GT、ソニックを含め5クラスにてレーススタートとなった。

　予選最初はアドバンスクラス。7台でのタイムアタックだが、タイム差が少なく、僅差のタイム争いに。大半が20秒台後半をマークし、激しいタイム争いだったが、一人20秒台前半に突入した中澤さんがPPを獲得。2位には京野さんが付ける。3位早坂さんと続いた。

　GTクラスは4名でのタイムアタック。頻繁に一緒に練習走行している4名で互角のタイム争い。しかし、今回もタイム出しに徹した中山さんが一発ラップを決めPPを奪取。僅差で直樹さんが2位に。3位鈴木さんと続いた。

　ミニクラスは7台でのタイムアタック。今回は三つ巴のPP争いで、梅森さん、野村さん、相澤さんが競り合ったが、僅差で2名を上回った相澤さんがPPを獲得、０．０９秒差で野村さんが2位、3位梅森さんとなり、この3名でトップ争いになりそうである。

　ソニッククラスも7台でタイムアタックだったが、上位陣と下位のタイム差が2秒とちょっと大きく、ミニ同様、上位3名のPP争い。鈴木さん、中山さん、相澤さんの三つ巴だったが、相澤さんが2名を突き放してPPを獲得。2位中山さん、3位鈴木さんと続いた。

　注目のSuperGTは7台ずつ2組に分かれてタイムアタック。タイム的にはソニックとほぼ互角のペースで、上位は18秒台に突入。予選1本目では菅野さんが暫定トップをマークしたが、2本目に中山さんが18.50をマークして逆転でPPを獲得。菅野さんが2位、佐藤　直樹さんが3位、4位の趙さんまでが18秒台をマークした。予選7位の引地さんまでがA組進出、8位相澤　政樹さん以下がB組となった。

　昼休みを挟んで決勝レースがスタート。最初はアドバンスクラス。PP中澤さんが抜けだし、それを京野さんが追う展開に。1.5秒差になったところからお互いのペース差が無くなり、一進一退の攻防に。レース中盤まで膠着状態となったが、後半に入ったところで京野さんにミスが出始め、一気に差が開く。京野さんは後方から接近してきた早坂さんとの2位争いとなり、トップ争いから脱落。これで楽になった中澤さんはそのまま逃げ切って優勝を果たした。2位は京野さん、3位早坂さんが入賞となった。

　次はGTクラス。スタートから4台数珠つなぎの状態だったが、相澤さんのマシンがアンプトラブルでストップ。再起動している間にバトルから脱落してしまう。一方、トップ争いは中山さんが優勢に展開、後続をじりじり引き離し、2秒差を付ける。一方、追うのは直樹さんと鈴木さんだが、2台の2位争いが激しく、中山さんとの差を詰めるまでには至らず。しかも直樹さんにミスが出てしまい3位に後退すると、中山さんと2位に繰り上がった鈴木さんとの差が開くことに。その後もペースを緩めず、じりじり鈴木さんを引き離した中山さんは、4秒差を付けて逃げ切り優勝を果たした。2位は鈴木さん、3位には最後まで鈴木さんを追った直樹さんが入賞となった。

　ミニクラスは、PP相澤さんが序盤に大きく順位を落とす波乱の展開。野村さんがレースをリードすることに。序盤になんとか2位まで順位を戻した相澤さんだったが、野村さんとは3秒差で、ペースもほぼ互角と、長期戦になりそうな気配が。しかし、中盤に入ったところで野村さんにミスが出てしまい、一気に差が詰まると、緊迫したバトルに。野村さんは数周凌いでいたが、またもミスが出てしまい、トップ陥落。相澤さんが遂にトップに返り咲く。最後まであきらめずに追う野村さんだったが、6分経過直前にもう1周周回に突入した相澤さんに続いて次の週に入る直前に無情のタイムアップ！実質１秒差だったが、結果的には1周差が付く形となってしまった。優勝は相澤さん。2位野村さん、3位には梅森さんが入賞となった。

　ソニッククラスは、序盤からPP相澤さんが快走。後続との差をどんどん引き離し、序盤に独走態勢に。一方追う中山さんと鈴木さんは、2位争いが激化し、ペースを上げるのが難しい状況。2位中山さんに鈴木さんが詰め寄り、中盤から厳しいバトルに。終盤まで続いたこのバトル、最後は中山さんにミスが出てしまい勝負あり。鈴木さんが2位争いを制した。相澤さん、鈴木さんがトップ２でゴールとなったのだが、レース後の車検で波乱が。気温の高かったこの日、モーターの温度上昇が大きく、相澤さんと鈴木さんがKV値オーバーでまさかの失格に。結果的に、繰り上がった中山さんが優勝、2位梅森さん、3位山川さんという結果となった。

　SupeGTクラスB組は、トップスタートの相澤　政樹さんがスタート直後にクラッシュからリタイヤと、波乱の幕開け。これで加藤さんがトップに立つが、後方から渡辺さんが追走、2台のバトルに。隙を突いて渡辺さんがトップに立ち、逃げようとするが、加藤さんはきっちり背後に付け、バトルが継続。中盤以降は0.5秒以下の僅差で加藤さんが渡辺さんにプレッシャーをかけるが、渡辺さんは崩れず、最後まで防戦。渡辺さんが接戦を制してトップゴールを果たした。

　最後はSuperGTクラスA組。PP中山さんがオープニングラップを制しトップをキープしたが、ペースが安定せず、ミスが出てしまい、序盤に3位まで順位を落としてしまう。代わって直樹さんがトップに立ち、レースを引っ張るが、後方から菅野さんが接近。0.5秒以内の接戦に。中盤まで直樹さんはトップをキープし、一時1秒差まで差を広げたが、直樹さんにもミスが出てしまい、菅野さんが遂にトップに。直樹さんは直後にミスを重ねてしまい、追い上げてきていた中山さんにパスされ3位に後退。2位に上がった中山さんは菅野さんとの差をじりじり削り、残り1分で1秒を切るところまで追い詰めたが、落ち着いてミス無く走りきった菅野さんが優勝を果たした。2位は中山さん、3位佐藤　直樹さんが入賞となった。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、シリーズ第7戦も無事終了。時折小雨がぱらつく難しい天候だったが、何とかドライのままレースが完遂でき、ホッとした運営員であった。次戦は好天を期待したい。

優勝者セッティングデータ

タミヤチャレンジカップレース　　　　７／２３（日）
２０２３　シリーズ　第８戦　　　　　　８／１３（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
りとるてっくｉｔａサーキット

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