りとるてっくｉｔａサーキット
2023シリーズ第3戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★アドバンスクラスは中澤さんが序盤遅れたものの逆転優勝！！
☆GTクラスは、長いトレインバトルを凌ぎきった都澤さんが優勝！！
★ミニクラスは、相次ぐハイサイドで順位が激動！最終的に樋口さんが優勝！！
☆ソニッククラスは、後続のバトルを尻目に中山さんが完勝を果たす！！

ミニ、アドバンス、ソニック：EP、ハーフコース８分間周回レース
GT：ハーフコース６分間周回レース

アドバンスクラス
２位　梅森　伸也さん　優勝　中澤　和行さん　３位　金子　　篤さん

GTクラス
３位　佐藤　直樹さん　優勝　都澤　立樹さん　２位　相澤　和昭さん

ミニクラス
３位　野村　順一さん　優勝　樋口　三夫さん　２位　相澤　和昭さん

ソニッククラス
３位　相澤　和昭さん　優勝　中山　将博さん　２位　鈴木　清志さん

　
全体写真
まずまずの天気でしたが・・・花粉がすごかったです。今年はやばい。。

　３／１２(日)にシリーズ第３戦が開催された。この日は天気予報はよかったものの、朝からほとんど曇り空で、日差しがほとんど無く、路面温度はあまり上がらない。一方で花粉がすごく、走り終わったマシンのタイヤが黄色に。。そんな低いグリップコンディションだったが、久々参加の方も含め、かなりの盛況。特にソニッククラスは久々に咲いたの１４エントリー！いつも通り、タイムアタック予選からスタートに。

　予選最初はアドバンスクラス。11名が2組に分かれてタイムアタック。大半が21秒台をマークしたが、PP争いは20秒台に。京野さん、吉田さん、中澤さんの三つ巴となったが、中澤さんが一人20秒台前半に突入。二人を寄せ付けずPP獲得となった。2位争いは僅差だったが、吉田さんが0.06秒差で京野さんを下して滑り込み。京野さんは3位となった。予選6位の山川さんまでがA組進出となった。

　GTクラスは普段から切磋琢磨している精鋭6名がエントリーし、ガチンコのタイム争い。ほとんどが20秒台に突入し、20秒後半で激戦に。そんな中、一発タイムで抜け出したのが中山さん。他が予選からバトル気味に楽しんでいるのを横目に、徹底してクリアラップに注力。2位を0.1秒以上離してPPとなった。2位争いは都澤さん、相澤さん、樋口さん、佐藤　直樹さんの4名の大混戦となったが、都澤さんと相澤さんが2位タイの同タイム。セカンドベストの差で（こちらも０．０１秒差！）都澤さんが2位、相澤さんが3位となった。しかし、5位の直樹さんも2位の都澤さんと0.02秒差しか無く、シビアな決勝になりそうである。

　ミニクラスは7台でのタイムアタック。低い路面グリップの影響か、M08勢が軒並み低調な一方、M07勢はまずまずの快走。特に樋口さん、野村さん、相澤さんが三つ巴のPP争いを展開するが、一人２０秒台に突入した相澤さんが2名を下してPP。2位争いは0.02秒差で野村さん、3位が樋口さんとなった。この3名は僅差であり、決勝も三つ巴になりそうである。

　予選最後はソニッククラス。14名が2組に分かれてタイムアタックに。こちらは普段からソニックでバトルしている面々と今回初参加や時々参加している方々で明暗が分かれ、猛者たちは19秒台に突入し、空中戦を展開。特に中山さんと佐藤　直樹さんの2名が速く、PP争いとなったが、0.05秒差で中山さんがPP奪取に成功。直樹さんは2位に。3位争いも激戦だったが、都澤さんがライバル達を制して3位滑り込み。上位7名までがA組進出となったが、ちょうど19秒台に突入した鈴木さんまでとなった。

　ちょっと短めの昼休みを挟んで決勝レースがスタート。最初はアドバンスB組。スタート直後は混戦模様だったが、序盤にミスなどから上位スタートの方々が悉ことごとく順位を落とし、落ち着いてみれば、4位スタートの梅森さんがトップに。順位を落とした小野さん、阿部さんは小原さんと三つ巴の2位争いとなり、なかなかペースが上がらない。これを尻目に順調に差を広げた梅森さんは、中盤までに10秒差を付けることに成功。そのままペースを維持し、差を広げていった梅森さんが、B組トップゴールを果たした。

　アドバンスA組は、PP中澤さんがオープニングラップを制したものの、直後にミスから順位を落とすことに。代わって吉田さんがトップに立ち、レースを引っ張る。その後方からは京野さんと順位を3位まで下げた中澤さんが追走し、三つ巴のトップ争いに。しばし膠着状態となるも、吉田さんと京野さんが接触！その隙に中澤さんがトップ奪還、ここからペースを上げて後続を引き離し始める。京野さんらのミスなどもあり、レース中盤には8秒差を付けた中澤さんは、そのまま独走となり、優勝を果たした。2位争いは、京野さんと吉田さんの争いだったが、吉田さんがペースダウンし脱落。代わって金子さんが浮上し、京野さんとの2位争いに。しかし、終盤に京野さんにミスが出て差が広がってしまい、挽回したものの、ゴールまでに追いつくことができず、金子さんが2位ゴールに。しかし、総合ではB組トップに梅森さんが上回り、梅森さんが2位入賞、金子さんが3位入賞となった。

　次はGT決勝。PP中山さんが後続を押さえてオープニングラップを制し、じわりと差を広げたのだが、直後に走りに変調が。高速コーナーで姿勢を乱し、都澤さん、相澤さんに先行を許すと、大きく順位を下げてしまう。これで都澤さんがトップ、相澤さんが追走する形に。中盤になると、ここに後方から追い上げてきた直樹さんが加わり三つ巴のトップ争いに。ここからは我慢比べ。3台がトレイン状態で周回を重ね、じりじりとした展開となるが、トップ都澤さんのラインが徐々に安定してくると、パスするのは至難に。トレイン状態を最後まで押さえきった都澤さんが激戦を制した。2位は相澤さん、3位直樹さんとなった。

　次はミニクラス。オープニングラップは順位通りだったが、直後にトップ相澤さんと3位樋口さんがディッシュパイロンを踏んでハイサイド！この間に一気に野村さんがトップに立ち、4秒近いリードを奪う。しかし、ここから相澤さんが猛追。一気に差を詰めると、今度は野村さんが横転してしまい、相澤さん、樋口さんにパスされてしまう。これでトップ争いは相澤さんと樋口さんの勝負に。しかし、またもやハイサイドをしてしまった相澤さんの横を樋口さんがパスし、中盤にトップに立つ。じりじりと差を広げ2.5秒差を付ける樋口さんを、終盤、相澤さんが追い上げたが、追いつく前にタイムアップ。樋口さんが逆転優勝を果たした。2位は相澤さん。3位には野村さんが入賞となった。

　次はソニックB組。トップスタートの梅森さんがそのまま維持、追う京野さんとの差を順調に引き離すことに成功、中盤までに5秒差を付ける。追う京野さんは、中盤後方から接近してきた吉田さんとの2位争いでペースが上がらず。結局、梅森さんが逃げ切りでトップゴールを果たした。

　決勝最後はソニックA組。PP中山さんがトップキープする一方、後続は混戦気味でちょっとペースが上がらない。ようやくペースが安定し始めた頃には、中山さんのリードは2秒以上に。追う2位争いは、直樹さんを先頭に、都澤さん、樋口さんらがぴったりと背後に付け、トレイン状態。しばし膠着状態となるが、中盤になるとミスから一人、また一人脱落し始める。都澤さんがクラッシュからマシントラブルでリタイヤ。更に2位の直樹さんもクラッシュ後の復帰に手間取る間に大きく順位を落とすと、序盤後方に沈んでいた鈴木さんが一気に2位浮上。それを樋口さんが追走する展開に。レース後半は2台の2位争いが激化、ワンチャンスを突いて樋口さんが2位に浮上するものの、直後に鈴木さんが鮮やかなパッシングで2位返り咲き。この後、ペースが落ち始めた樋口さんは、ミスも加わって、追い上げてきた相澤さんにパスされてしまう。相澤さんは前の鈴木さんを追ったものの、差を詰めることができず、そのままタイムアップ。相澤さん3位、鈴木さん2位に入賞。そして、トップ独走の中山さんが完勝を果たした。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、シリーズ第3戦も無事終了。レース中、サーキット周辺の杉の木から黄色い噴煙が舞う、花粉シーズン本番であったが、次戦には杉花粉も収まり、落ち着いてレースがしたいところである。

優勝者セッティングデータ

タミヤチャレンジカップレース　　　　３／２６（日）
２０２３　シリーズ　第４戦　　　　　　４／　９（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
りとるてっくｉｔａサーキット

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