りとるてっくｉｔａサーキット
2023シリーズ第2戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★アドバンスクラスは中澤さんが序盤から独走してポールｔｏウィン！！
☆GTクラスは、相澤さんの猛追をぎりぎりで凌ぎきった中山さんが優勝！！
★ミニクラスは、相澤さんの追い上げを寄せ付けなかった樋口さんが優勝！！
☆ソニッククラスは、鈴木さんが快走し久々の優勝を果たす！！

ミニ、アドバンス、ソニック：EP、ハーフコース８分間周回レース
GT：ハーフコース６分間周回レース

アドバンスクラス
２位　吉田　大祐さん　優勝　中澤　和行さん　３位　山川　良弘さん

GTクラス
２位　相澤　和昭さん　優勝　中山　将博さん　３位　鈴木　清志さん

ミニクラス
３位　野村　順一さん　優勝　樋口　三夫さん　２位　相澤　和昭さん

ソニッククラス
２位　樋口　三夫さん　優勝　鈴木　清志さん　３位　中山　将博さん

　
全体写真
前日の朝はコース一面雪原でしたが、除雪に協力頂き、何とか無事開催できました！

　２／１２(日)にシリーズ第２戦が開催された。直前の金曜日にドカ雪が降り、開催が危ぶまれたが、土曜日にかなりの参加予定者がサーキットに集合、必死の除雪作業により、昼過ぎには除雪完了！日曜日当日は、コースサイドに雪は残っているものの、通常通りにレース開催。そんな中集まった参加者は山形県からの初参加3名を含め、約20名と盛況。まずは予選からスタート！

　予選最初はアドバンスクラス。12名が2組に分かれてタイムアタック開始。今月からインフィールドの一部がタイトなヘアピンの連続に変更となり、若干ラップタイムが伸びることになったが、上位陣は20秒台に突入。特に中澤さんが一人20秒台前半に突入し、文句なしのPP。2位は吉田さんが続いたが、0.6秒差と厳しい状況。3番手には初参加の山川　隆也さんが事前の練習走行の成果を見せて食い込んできた。同じく初参加の佐藤さんと山川　良弘さんは７・８位となり、惜しくも決勝はＢ組走行と分かれる形となった。

　次はＧＴクラス。精鋭5台でのタイムアタックは、タイヤ規制があるにもかかわらず、アドバンスクラスに近いペースで進行。21秒台のタイム争いであったが、相澤さんが唯一20秒台に突入してＰＰを獲得。2位は鈴木さんとのタイム争いを制した中山さん。3位は鈴木さんと続いた。参加5台のタイム差は0.5秒以内と僅差であり、決勝も接戦必至である。

　ミニクラス予選は、8台でのタイムアタック。こちらは21秒台でのＰＰ争いに。上位3台がPP争いを展開したが、樋口さんが相澤さんとのタイム争いを制してPPを獲得、相澤さんが2位に。3位には0.2秒差で野村さんが続いた。

　予選最後はソニッククラス。9台でのタイムアタックは、上位4台が19秒台でPPを争う。特に中山さん、相澤さん、樋口さんが19.5台で非常に接戦となったが、樋口さんが接戦を制してPP獲得。０．０１秒差で相澤さんが2位、更に０．０３秒差で中山さんが3位となった。

　若干短めの昼休みを挟んで決勝レースがスタート。最初はアドバンスB組。トップスタートの佐藤さんを山川さん、阿部さんが追う展開に。序盤、快調に走行、トップをキープしていた佐藤さんだったが、徐々にペースダウン。2分過ぎに山川さんにパスされてしまう。トップに立った山川さんであったが、後方からは阿部さんが追走。じりじりと差を詰める阿部さんは、1秒を切る僅差に詰め寄り、プレッシャーを掛けるが、山川さんも応戦。きっちり凌ぎきって、終盤にはリードを広げることに成功。そのまま逃げ切った山川　良弘さんがトップゴールを果たした。

　次はアドバンスクラスA組。PP中澤さんがスタートから飛び出すと、一気に差を広げてトップ独走態勢に。追うのは吉田さんと山川　隆也さんであったが、中澤さんのペースについて行けず、逆に2番手争いが激化し、大きく差が開くことに。中盤に入ると、その2番手争いも吉田さんが優勢に展開。山川さんとの差をじりじりと広げると、後半は単独2位にを確実に。吉田さんは、何とかトップ中澤さんを同一周回で追っていたが、残り1分でミスしてしまい、ほぼ1周遅れに。中澤さんが完璧なレースでポールtoウィンを果たした。最終的に1周差となってしまったが吉田さんが2位。この組3位には初参加の山川　隆也さんが入ったが、総合ではＢ組トップゴールの山川　良弘さんが上回り、総合３位入賞となった。

　ＧＴクラス決勝は、スタート直後の混戦でＰＰ相澤さんが順位を落とし、中山さんがジャンプアップしてトップに立つ。後方では鈴木さんと相澤さんが2番手争いを展開。バトルは激しく、抜きつ抜かれつが2分ほど続き、その間に中山さんが若干リードを広げる。レース後半に入り、相澤さんが遂に鈴木さんをパスして2位に再浮上すると、後半はじりじりとペースアップ、トップ中山さんとの差を詰め始める。２．７秒差あった差が、1分ほどで１．５秒と半減、残り1分で遂に中山さんの背後に付ける。ここから息詰まる攻防となったが、中山さんも全く譲らずファイナルラップへ。そしてレース時間の6分直前に2台は計測ラインへ。トップ中山さんが0.09秒前にラインを通過し、もう一周に突入したが、相澤さんは０．０５秒足りず、6分経過でゴールに。わずか０．１４秒差が結果的に１周差つくことになった。激戦を制した中山さんが優勝、相澤さんが２位に。３位は相澤さんを最後まで追っていた鈴木さんが入賞となった。

　次はミニクラス。オープニングラップの混乱で相澤さん、樋口さんが順位を落とす一方、スルスルとすり抜けて野村さんがトップに。序盤は野村さんがレースを引っ張るが、すぐさま樋口さんが追走。野村さんにミスが出た隙にトップに返り咲く。その野村さんを追い上げる相澤さんもパスすると、中盤はトップ樋口さんとの差を徐々に詰め始める。３分時点で３秒あった差を、６分経過までに１．２秒まで詰めたが、ここで若干ミスが出てまたも３秒近い差に。再度差を詰め、残り２周で１．２秒差まで戻したものの、ファイナルラップに引き離した樋口さんが優勝となった。２位は追い上げ届かず相澤さん。３位には野村さんが入賞となった。

　最後はソニッククラス。ＰＰ樋口さんがスタート直後の混乱で順位を落とす中、相澤さんがトップに立ち、序盤はレースを引っ張る。追うのは鈴木さんで、ぴったりと相澤さんの背後に付けてチャンスをうかがう。トップ相澤さんは２分過ぎにミスから順位を落とすと、マシントラブルを抱えてしまい、ペースダウン。最終的にリタイヤとなってしまった。一方、トップに立った鈴木さんは中盤も快走を続ける。後方から順位を落として居た樋口さんが２位に浮上し、差を詰めてくるも、ほぼ同じペースをキープし、鈴木さんは３〜４秒差をキープ。最後まで樋口さんを寄せ付けなかった鈴木さんが久々の優勝を果たした。２位は樋口さん。３位には中山さんが入賞となった。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、シリーズ第２戦も無事終了。ドカ雪で一時は開催が危ぶまれたが、結果的に暖かい天候の元で快適なレースができた。除雪にご協力頂いた皆さんに感謝である。

優勝者セッティングデータ

タミヤチャレンジカップレース　　　　２／２６（日）
２０２３　シリーズ　第３戦　　　　　　３／１２（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
りとるてっくｉｔａサーキット

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