りとるてっくｉｔａサーキット
2023シリーズ第1戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★アドバンスクラスは中澤さんが序盤から独走優勝！！
☆GTクラスは、鈴木駿太郎さんの猛追を凌ぎきった中山さんが優勝！！
★ミニクラスは、樋口さんとのバトルを制した相澤さんが優勝！！
☆ソニッククラスは、樋口さんと鈴木さんの接近戦に！果たして結果は・・・

ミニ、アドバンス、ソニック：EP、ハーフコース８分間周回レース
GT：ハーフコース6分間周回レース

アドバンスクラス
３位　金子　　篤さん　優勝　中澤　和行さん　２位　早坂　雄次さん

GTクラス
２位　鈴木駿太郎さん　優勝　中山　将博さん　３位　佐藤　直樹さん

ミニクラス
２位　樋口　三夫さん　優勝　相澤　和昭さん　３位　野村　順一さん

ソニッククラス
３位　山岸　　純さん　優勝　樋口　三夫さん　２位　金子　　篤さん

　
全体写真
今年最初のレースは少数精鋭でのレースでした。

　１／８(日)に2023年のシリーズ第１戦が開催された。昨年12月は天候不順でレース開催できなかったが、２０２３年開幕戦は晴天に恵まれ、無事開催にこぎ着けた。今年からGTクラス（タミチャレGTに準拠）がレギュラークラスとなり、チャンピオンシップがかかる。アドバンスクラスとのＷエントリー不可のやや上級者向けのクラス設定となった。参加者は各クラス６〜８名と若干少なめだが、新レイアウトのコースを走り込んだ方も多く、熱戦が展開された。

　スタートした予選最初はアドバンスクラス。8名でのタイムアタックは、昨年後半鎬を削った、中澤さんと早坂さんが19秒台に突入、金子さんも続いたが、ＰＰは中澤さんが獲得。早坂さんは僅差で金子さんを上回って2位、金子さんが3位となった。ラップタイムとしては、概ね昨年のレイアウトに対して1秒落ちが目安になりそうである。

　次は昨年と順番が代わってＧＴクラス。6名の強豪がエントリーし、シビアなタイム争いに。こちらもタイムペースに注目が集まったが、流石にタミチャレタイヤはグリップが低めなので、去年よりもタイヤ依存度の高い今年のレイアウトではアドバンスよりもペースが落ちる。それでもＰＰ争いは20秒前後の攻防となり、唯一中山さんが19秒台の突入してPP奪取となった。2位は佐藤　直樹さん、3位には鈴木駿太郎さんが続いた。

　ミニクラスは7台でタイムアタック。こちらは20秒台でのPP争いとなり、野村さん、樋口さん、相澤さんの三つ巴となったが、相澤さんが予選1本目で大きくライバルを上回ってPP獲得。相澤さん欠席した2本目で樋口さんと野村さんがペースを上げたものの、樋口さん2位、野村さん3位となった。

　予選最後のソニッククラスは7台でタイム争い。上位3名が18秒台に突入、PPを争ったが、樋口さんが他を0.5秒引き離して、余裕のPP獲得。2位は僅差で中山さんを上回った鈴木さん。3位中山さんとなった。

　昼休みを挟んで決勝レースがスタート。最初はアドバンスクラス。PP中澤さんが好スタートを決め、後続を引き離す展開に。2位早坂さんが追走するが、序盤に7秒前後まで差を広げられ、若干苦しい展開に。中盤以降もじりじり早坂さんとの差を広げた中澤さんは、そのまま逃げ切り優勝を果たした。2位は中盤以降単独走行となった早坂さんが入賞。3位争いは、序盤、京野さんがキープしていたがリタイヤしてしまい、後続が繰り上がって3位争いに。金子さん、山本さん、阿部さんが三つ巴となったが、きっちり後続を押さえきった金子さんが3位入賞となった。

　GTクラスは、PP中山さんが好スタートを決め、追う2位直樹さんとの差を1秒以上に広げ、リードを守る展開。直樹さんは追うもののなかなか差を詰めることができず、一進一退の攻防に。一方、序盤に3位以下の争いに揉まれていた駿太郎さんが単独3位に抜け出すと、じりじり直樹さんとの差を詰め、中盤に直樹さんにミスが出たところで一気にパスして2位浮上。4分過ぎに1秒差まで一気に中山さんとの差を詰めると、終盤は行き詰まるタイマン勝負に。残り2周で0.5秒差となり、更にヒートアップするが、冷静に逃げ切った中山さんが終盤の接戦を制して優勝となった。2位は追い上げ届かず駿太郎さんが入賞。3位は佐藤　直樹さんとなった。

　ミニクラスは、PP相澤さんがスタートから抜け出すが、ペースが上がらず、2位樋口さんとの接戦に。一時、梅森さんにも抜かれ3位まで落ちるが、そこから中盤に猛追し、樋口さんの背後まで詰め寄るとしばらく様子を伺い、終盤に満を持してパス。トップに返り咲くとそのまま逃げ切って優勝を果たした。2位は樋口さんが入賞。3位争いは、梅森さんと山岸さんが中盤争っていたが、序盤に大きく出遅れていた野村さんが最後尾から追い上げ、中盤に梅森さんと山岸さんを相次いでパス。終盤単独3位を確定し、入賞となった。

　最後はソニッククラス。PP樋口さんを2位鈴木さんが追走。2台が後続を引き離して序盤からマッチレースの様相に。0.5秒を切る僅差で中盤、鈴木さんが樋口さんにプレッシャーを掛ける。コース右側の180度ターンの多いセクションでは樋口さんが引き離すが、左側の高速シケイン区間で鈴木さんがスっと差を詰め、1周ではほとんど差がつかない。鈴木さんは抜きどころを探すが、なかなか隙が見つからない。抜きあぐねる鈴木さんは6分過ぎについにミスしてしまい、クラッシュからリタイヤとなってしまった。長い緊迫したトップ争いもこれで終止符。2位に繰り上がった中山さんとの差も5秒あり、樋口さんは落ち着いてペースを維持し逃げ切り優勝を果たした。2位は中山さんだったが、終盤にマシントラブルが発生、悔しいリタイヤとなってしまった。繰り上がって金子さんが2位、山岸さんが3位入賞となった。ソニッククラスは結果としてサバイバルレースであった。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、今年の開幕戦が無事終了。レース後は慣熟走行に勤しむ参加者たちであった。今年も好レースに期待したい。

優勝者セッティングデータ

タミヤチャレンジカップレース　　　　１／２２（日）
２０２３　シリーズ　第２戦　　　　　　２／１２（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
りとるてっくｉｔａサーキット

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