りとるてっくｉｔａサーキット
2022シリーズ第9戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、混戦の2位争いを尻目に相澤さんが逃げ切り優勝！！
☆アドバンスクラスは中澤さんが山本さんの猛追を凌ぎ切って優勝！！
★ソニッククラスは、3位スタートの佐藤　直樹さんが逆転優勝！！
☆GTクラスは、中山さんがポールトゥウィンを果たす！！

ミニ、アドバンス、ソニック：EP、ハーフコース８分間周回レース
GT：ハーフコース6分間周回レース

ミニクラス
２位　吉田　大祐さん　優勝　相澤　和昭さん　３位　野村　順一さん

アドバンスクラス
３位　京野　一朗さん　優勝　中澤　和行さん　２位　山本　善幸さん

ソニッククラス
３位　相澤　和昭さん　優勝　佐藤　直樹さん　２位　中山　将博さん

GTクラス
２位　吉田　大祐さん　優勝　中山　将博さん　３位　相澤　和昭さん

　
全体写真
からっとした晴天に恵まれ、心地よい環境の中でレース開催！！

　９／１１(日)にシリーズ第９戦が開催された。前週末に盛岡近郊でタミグラ東北大会開催され、何名かの方が日本一決定戦への切符を獲得され、りとるてっく勢としては盛り上がる大会であったが、この日のシリーズ戦は好天にもかかわらず若干参加者は少なめ。からっとした秋の空気の下、快適な環境でレース開始となった。

　予選最初はアドバンスクラス。7名でのタイムアタックは、全般的にハイペース。大半が２０秒を切り、１９秒台に乗せたが、上位陣は更に18秒台へ。PP争いは中澤さんと山本さんのバトルとなったが、中澤さんが驚異の１８．６５をマークし、山本さんを振り切ってPP獲得、山本さんが２位に。3位争いは京野さんと梅森さんが同タイムで並んだが、セカンドタイムの差で梅森さんが3位となった。

　ミニクラス予選も7台でタイムアタック。こちらも全体的にハイペースで、上位5台が19秒台に突入。今回から相澤さんがブラシレスモーターに変更し、若干スピードは落ちたものの、それでも速いペースを維持し、僅差でPPを獲得。０．１６秒差で2位に付けたのは吉田さん。3位には野村さんが続いた。

　ソニッククラスも７台でタイムアタック開始。ここのところ佐藤　直樹さんの連勝が続いており、中山さんが連勝を止めるべく参戦。相澤さん、直樹さんとの三つ巴のPP争いを展開し、僅差で両者を退け、見事PPに。2位に相澤さん、3位直樹さんと続く。上位5台までが17秒台とこちらもハイペースの予選であった。

　予選最後はGTクラス。タミチャレGT準拠で猛者が集うこのクラス。他のクラス以上に接戦となり、上位4台が０．０８秒差にひしめく混戦に。ここを競り勝ったのはソニックに続いて中山さんであった。2位直樹さん、3位吉田さん、4位相澤さんと続き、上位６台が19秒台とこちらも僅差で、決勝は接戦になりそうである。

　昼休みを挟んで午後から決勝レース開始。最初はアドバンスクラス。スタートからPP中澤さんを2位山本さんが追走し、2台が抜け出す展開。序盤にしてトップ争いはこの2名に絞られる形に。山本さんはピッタリ中澤さんの背後に付けてプレッシャーをかけるが、中盤に入るとジリジリと差が開き始める。何とか食らいつく山本さんであったが、終盤にかけてペースを上げた中澤さんに引き離され、逆にミスが出てしまい一気に差が広がってしまった。タイマンバトルを凌ぎ切った中澤さんがそのまま逃げ切り優勝を果たした。2位は無念の山本さん。3位争いは早坂さんが中盤まで優勢に進めていたが、終盤に京野さんが競り勝って3位入賞を果たした。

　次はミニクラス。スタート直後、PP相澤さんを吉田さんが激しく追走。ジリジリ詰め寄り背後に張り付いたが、直後にクラッシュ。10秒近いロスとなり、5位まで順位を落とす事に。これでライバル不在となった相澤さんは５秒以上のリードを終始キープ。じりじり差を広げ、終盤に9秒差を付けて逃げ切り優勝となった。2位争いは、吉田さんの後退で、野村さん、梅森さんらと混戦模様となったが、終盤になると野村さんと吉田さんが抜け出してタイマン勝負に。野村さんが吉田さんを抑えていたが、残り2分を切ったところで遂に逆転！吉田さんが2位に返り咲いてそのままゴール。野村さんは3位入賞となった。

　ソニッククラスは、PP中山さんがトップをキープし、後続が追走する展開。特に3位直樹さんの追い上げが激しく、2位相澤さんの背後に付けると、ヘアピンの進入で相澤さんの背後に追突してしまう。相澤さんは復帰に手間取り順位を一つ落とす間に、直樹さんはトップ中山さんを追い始める。3分経過する頃には中山さんの背後に付けると、今度は僅かに開いたトリプルヘアピンの2個目のインを半ば無理矢理刺す形で突っ込み、中山さんをアウトに押し出しつつパス。トップに立つと、後半は他車より0.5秒近く速いペースで周回し独走態勢に。そのまま優勝を果たした。2位は追走実らず逃げ切られた中山さん。3位には序盤の接触が響いた相澤さんが入賞となった。後半の圧倒的なペースを考えると、序盤の直樹さんの強引な仕掛けに疑問の残るレースであった。

　最後はGTクラス。PP中山さんはトップキープし、直樹さんが追走する展開。後方からは吉田さん、相澤さんが追走し、じりじりと直樹さんとの差を詰め、逃げる中山さんに対し、2位以下の争いが徐々に激しくなっていく事に。特に3位争いは吉田さんと相澤さんがずっと僅差でバトルを展開。吉田さんが相澤さんのプレッシャーを凌ぎつつながら終盤へ。すると、終盤になぜか一気に直樹さんのペースが落ち、三つ巴の2位争いに発展。残り1分は大混戦となったが、土壇場で吉田さんが直樹さんをパスして2位入賞。相澤さんも続く形で3位入賞を果たした。優勝は序盤から一度もトップを譲らず逃げ切った中山さんであった。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、第9戦も無事終了。若干バトルに疑問符が付いた場面もあったが、レース後はいつも通りのアフターバトルでわだかまりも解消しつつ、次戦での好レースに期待する参加者達であった。

優勝者セッティングデータ

タミヤチャレンジカップレース　　　９／２５（日）
２０２２　シリーズ　第１０戦　　　　　１０／９（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
りとるてっくｉｔａサーキット

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