りとるてっくｉｔａサーキット
2021シリーズ第12戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、中盤の接戦を制した相澤さんが優勝！！
☆アドバンスクラスは、激戦を制した相澤さんが優勝！！
★ソニッククラスは、佐藤　直樹さんがポールtoウィンを決める！！
☆F1クラスは直樹さんが鈴木さんとの接戦を制す！！
★ＧＦクラスは、相澤さんが独走優勝し、シリーズ戦今年最後のレースを締めくくる！！

ミニ、アドバンス、ソニック、F1：EP、ハーフコース８分間周回レース
ＧＦ：EP、一部特設コース８分間周回レース

ミニクラス
２位　吉田　大祐さん　優勝　相澤　和昭さん　３位　野村　順一さん

アドバンスクラス
３位　梅森　伸也さん　優勝　相澤　和昭さん　２位　鈴木　清志さん

ソニッククラス
３位　鈴木　清志さん　優勝　佐藤　直樹さん　２位　相澤　和昭さん

F1クラス
３位　相澤　和昭さん　優勝　佐藤　直樹さん　２位　鈴木　清志さん

GFクラス
３位　阿部　哲也さん　優勝　相澤　和昭さん　２位　梅森　伸也さん

　
全体写真
冬型の気圧配置で午後から荒れる可能性があり、短縮日程での開催に。

　１１／１２(日)にシリーズ第１２戦が開催された。今年のシリーズ戦も最終戦を迎え、アドバンスクラスは最終戦までしリースチャンピオン決定がもつれる接戦。とはいえ、吉田さんが大幅有利で、確実に完走すればほぼ決定の状況である。そんな中、18名が集まり、最終戦スタートとなった。この日は午後から冬型の気圧配置が強まり、天候が荒れる可能性があり、予選1本で昼に決勝まで連続で進める短縮スケジュールである。

　予選最初は注目のアドバンスクラス。激戦の予選は、上位陣は19秒台、更にPP争いは18秒台に突入するハイレベルなタイム争い。相澤さんと直樹さんの一騎打ちとなったPP争いは相澤さんに軍配。直樹さんは2位に。3位には中山さんが付ける。シリーズチャンピオン最右翼の吉田さんは4位に付ける。相澤さんと共にシリーズポイントで吉田さんを追う梅森さんはペースが上がらず下位に沈む苦しい展開である。

　次の予選はミニクラス。8台でのタイムアタックは、今回も相澤さんが快走し、一人18秒台に突入してPPに。2位には一人だけ19秒台の野村さん、3位には吉田さんが20秒台で続いた。

　ソニッククラスは6名でのタイムアタック。ここのところ快調な直樹さんを相澤さんが追い、二人のPP争いとなったが、直樹さんが一人17秒台前半をマークしてPPに。相澤さんは2位、3位には惜しくも18秒を切れなかった鈴木さんが付けた。

　今回急遽開催となったF1クラスは5台がエントリー。上位は20秒台の接戦であったが、ここでも直樹さんが速くPPを獲得。2位には相澤さんが続き、3位は鈴木さんとなった。直樹さんと鈴木さんはゴムタイヤ、相澤さんはスポンジタイヤの選択であった。

　GFは予選をキャンセルして、決勝レースに突入。まずはアドバンスB組から。スタート直後から武田さんと梅森さんが抜け出し、マッチレースの様相に。頻繁にトップが入れ替わる大接戦は終盤まで攻防が続いたが、残り2分で武田さんのペースが落ちてしまい勝負あり。梅森さんがB組トップゴールを果たし、シリーズチャンピオンに一縷の望みを繋いだ。

　次は注目のアドバンスA組。吉田さんのシリーズチャンピオンの条件は8位以内入賞で確定。一方の相澤さん（梅森さんも）優勝が必須条件で、2位以下だと吉田さんのシリーズチャンピオンが確定となり、吉田さんのペースであれば、ほぼ完走すれば自力でシリーズチャンピオンが決まる圧倒的に有利な状況。注目のスタートでは、PP相澤さんが抜けだし、それを4位スタートの吉田さんが追う展開。しかし、相澤さんはハイペースで飛ばし、吉田さんを寄せ付けない。しかし、レース折り返しの4分で相澤さんにミス。一気に吉田さんが追いつき、一瞬トップに立つも、今度は吉田さんにミスが出てしまい順位を下げてしまう。終盤にかけては相澤さんを鈴木さん、直樹さんが追う接戦模様であったが、最後にライバルを突き放した相澤さんが優勝を果たした。2位には鈴木さんが入るが、3位争いはファイナルラップで直樹さんが大きくロスしてしまい吉田さんが繰り上がり、この組3位ゴール。表彰台に乗ったと思ったが、０．０２秒差で梅森さんが上回り、梅森さんが3位入賞となった。これで吉田さんは4位となったが、見事自力でシリーズチャンピオンを確定させた。

　次はミニクラス。スタートからＰＰ相澤さんが抜けだし、序盤から独走態勢を築くも、中盤にアドバンス同様ミスしてしまい、復帰に手間取る間に野村さん、吉田さんにパスされてしまう。その直後、吉田さんもミスしてしまい、相澤さんの後方に下がって3位に逆戻り。トップに野村さんが上がったのだが、ここから相澤さんが猛追！2分ほどで相澤さんは野村さんの背後に付けてプレッシャーをかけ始める。しかし、野村さんにもミスが出てしまい、相澤さんは労せずしてトップ奪還。そのまま逃げ切った相澤さんが優勝となった。2位争いは終盤吉田さんと野村さんの接戦となったが、僅差で競り勝った吉田さんが2位、野村さんが3位入賞となった。

　ソニッククラス決勝はＰＰ直樹さんが好スタートを決め、それを相澤さんが追う展開。しかし、序盤の内に相澤さんに細かいミスが連続してしまい、2分過ぎには4秒差。更に一時は鈴木さんにもパスされ苦しい状況に。しかし、すぐさま鈴木さんを抜き返して単独2位となった相澤さんは、中盤以降、直樹さんを追走する。しかし、コンマ数秒ほど直樹さんのペースが速く、じりじりと差が広がる苦しい展開に。結局、直樹さんは後続を寄せ付けず、最後まで逃げ切り独走優勝を果たした。2位は相澤さん、3位には鈴木さんが入賞となった。

　Ｆ１クラスはスタート直後にタイヤが合わずに相澤さんがスピンして最後尾に落ちる波乱。その後ペースは安定したものの明らかに本調子ではなく、苦しいレースに。一方のトップ争いは直樹さんと鈴木さんの勝負。中盤に抜きつ抜かれつのバトルとなったが、終盤に直樹さんが鈴木さんを突き放すと、直樹さんはそのまま差を広げて優勝となった。2位は鈴木さん。3位争いは終盤高橋さんと相澤さんが絡む接戦となったが、最後の最後で相澤さんが高橋さんをパスして3位入賞をもぎ取った。

　今年のシリーズ戦最後はＧＦクラス。予選無しで一列に並んでスタート。今回もほぼオーバル＋ジャンプ台連続の比較的平易なレイアウト。スタートから飛び出した相澤さんが終始安定したペースで飛ばし、レース中盤までに全車を周回遅れにすると、そのまま独走して優勝。2位には序盤から単独走行であった梅森さんが入賞。3位争いは中盤まで混沌としていたが、阿部さんが抜けだし、入賞を果たした。

　最後に通常の表彰式、抽選会、そしてシリーズチャンピオンの表彰式を行った。ミニクラスとソニッククラスは相澤さん、アドバンスクラスは吉田さんがシリーズチャンピオンに。そして恒例のシャンパンファイトで今年のシリーズ戦を締めくくった。来年も激戦を期待したい。

シャンパンファイトの一コマ
手前：ミニ・ソニック　相澤さん　奥：アドバンス　吉田さん
シリーズチャンピオンおめでとうございます！！　

優勝者セッティングデータ

タミヤチャレンジカップレース　　　１２／２６（日）
２０２２　シリーズ　第１戦　　　　２０２２／１／９（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
りとるてっくｉｔａサーキット

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