りとるてっくｉｔａサーキット
2020シリーズ第2戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、小雪で路面コンディションが悪い中、安定した走りで逃げ切った相澤さんが優勝！！
☆アドバンスクラスは、直樹さんの追走を寄せ付けなかった相澤さんが優勝！！
★ソニッククラスも、序盤の混戦を制した相澤さんが逃げ切り優勝！！
☆ＧＦクラスは、序盤から独走に持ち込んだ相澤さんが優勝！！
★ダンシングライダークラスも相澤さんが制して全クラス制覇に成功！！

ミニ、アドバンス、ソニック：EP、ハーフコース８分間周回レース
ＧＦ、ダンシングライダー：EP、一部特設コース８分間周回レース

ミニクラス
２位　金子　　篤さん　優勝　相澤　和昭さん　３位　野村　順一さん

アドバンスクラス
２位　佐藤　直樹さん　優勝　相澤　和昭さん　３位　都澤　立樹さん

ソニッククラス
２位　都澤　立樹さん　優勝　相澤　和昭さん　３位　佐藤　直樹さん

GFクラス
３位　都澤　立樹さん　優勝　相澤　和昭さん　２位　佐藤　直樹さん

ﾀﾞﾝｼﾝｸﾞﾗｲﾀﾞｰクラス
２位　金子　　篤さん　優勝　相澤　和昭さん　３位　山岸　　純さん

　
全体写真
早朝は一面１ｃｍぐらいの積雪がありましたが、除雪とコンディション回復のお陰で何とか開催できました

　２／９（日）に２０２０シリーズ第２戦が開催された。この日はかなりの冷え込みで、早朝の降雪でサーキット路面は一面真っ白。しかし、幸いドライ路面に粉雪が１ｃｍ程度うっすら乗った程度で済んだため、解ける前にほとんどを除雪。日が差し始め、路面は程なくドライとなり、何とか開催に漕ぎ着けた。ただ、こんなコンディションと言うこともあり、参加者は少なめで、5クラス各1組での開催ととなった。

　急ぎ足で始まった予選はアドバンスクラスから。今年初の時計回りの周回で、タイムに注目が集まったが、コンディションが悪いこともあり、なかなかタイムが上がらない。それでも大半が20秒台に突入すると、上位陣はかなりの接戦。前回優勝の直樹さんがトラックで快走するものの、それをわずかに上回った相澤さんがPPを獲得。直樹さんは2位に。3位には相澤さん共々中古のタミチャレタイヤで攻めた都澤さんが付けた。

　ミニクラス予選は、低い路面温度にM06＆M08勢がかなりつらく、下位に沈む一方、上位陣はアドバンスよりハイペースでタイム争いが展開。ここでも相澤さんと直樹さんのPP争いとなったが、相澤さんがPPを獲得、直樹さんが2位に。3位には若干離されたが野村さんが付けた。

　ソニッククラスは6台でのタイムアタック。ＰＰ争いは相澤さん、都澤さん、鈴木さんの三つ巴。18秒台での争いとなったが、コース習熟の差が出たか、相澤さんがここでもＰＰを獲得。2位は都澤さん、3位には鈴木さんが付けた。

　ＧＦクラスは短めのショートカットコースを設定。ここでも4WDのGFの安定感が高く、タイム争いをリード。直樹さん、都澤さん、相澤さんの三つ巴のPP争いになったが、ここでも相澤さんが一人14秒台の突入し、PP奪取。1秒ほど離されたが都澤さんが2位、直樹さんが3位となった。

　予選最後のダンシングライダークラスは、GFクラスと同じコースでタイムアタックとなったが、予想外にハイペースで走行。GFよりも1秒速く、相澤さんが13秒台をマークし、ここでもＰＰに。2位には14秒台の乗せた佐藤　直樹さんが滑り込む。3位は山岸さんとなった。

　昼休みを挟んで決勝レースがスタート。最初はアドバンスクラス。小雪が舞う中、悪い路面コンディションでバランスを崩し気味の車も多く、なかなかペースが上がらない。しかし、ＰＰ相澤さんは序盤からハイペースで飛ばすと、中盤までに後続に5秒差を付けることに成功。都澤さんと直樹さんが追ったものの、終盤ペースが落ちてしまい勝負あり。相澤さんが余裕の逃げ切り優勝を果たした。2位は直樹さん。3位には都澤さんが入賞となった。

　ミニクラスはスタート直後から雪の量が増え、積雪するわけではないが、路面に水滴が乗り始める。こうなると予選でも苦労していた後輪駆動勢は大きくペースダウン。ＦＦ勢が上位陣を占める事に。更に今年ＭＦ０１Ｘ（４ＷＤだが重量バランスに難あり）で参戦している金子さんが大躍進！予選は下位に沈んでいたものの、悪コンディションを味方に付け、スタート直後から一気にジャンプアップ！序盤で2位まで浮上する。中盤に入るまではトップの相澤さんと互角のペースで周回。展開次第では大逆転も？！と思われたが、中盤以降、徐々に降雪が弱くなり、路面コンディションが改善すると、全体的にペースが上がることに。こうなると相対的に金子さんは劣勢に転じ、相澤さんに徐々に離されてしまう。終盤に金子さんに半周差を付けた相澤さんが見事優勝。金子さんはなんとか2位をキープし表彰台入り。3位には終盤にペースを上げてきた野村さんが入賞となった。

　ソニッククラスは、雪が止み、日差しが強くなるのを待ってスタート。ＰＰ相澤さんを都澤さん、鈴木さんが追う形に。しかし、鈴木さんはペースが上がらず徐々に後退。代わって直樹さんが3位に浮上、上位を覗う展開。2位の都澤さんの背後に付け、激しくプレッシャーをかけるが、パスするまでには至らず。中盤は膠着状態に。こうなるとトップの相澤さんは後方のペースが上がらず余裕の展開。中盤5秒差のリードは終盤10秒差に。そのまま逃げ切った相澤さんは独走優勝し、この日3勝目。2位争いは直樹さんのミスで差が広がると、その後は都澤さんとの差は終始2〜3秒で膠着。そのまま都澤さんが2位入賞、直樹さんが3位となった。

　ＧＦクラスは3カ所をジャンプ台でショートカットするコースセッティングでレースがスタート。序盤の混乱で数周、相澤さんを都澤さんが追う展開となったが、都澤さんはここからミスを連発し大きく後退。代わって直樹さんが2位に浮上。相澤さんを追走し始める。しかし、中盤までは同一周回で凌いでいたものの、遂に相澤さんに周回遅れにされてしまうと、その後は相澤さんが独走。そのまま優勝を果たした。2位は周回遅れとなったが直樹さんが入賞。3位には終盤ペースが落ちたものの都澤さんが入賞となった。

　この日最後のレースはダンシングライダークラス。ＧＦクラスよりも低いジャンプ台をメインにコースを変更してスタート。低いながらも着地の衝撃で乱れる姿勢を如何に抑えるかがポイントに。いち早くペースを掴んだのはＰＰ相澤さんと2位直樹さん。序盤は互角のペースで周回していたが、程なく直樹さんにミスが出始め、相澤さんはあっさりと独走状態に。中盤には全車を周回遅れにすると、その後は盤石のレース運びでここでも相澤さんが優勝。この日全クラス制覇となった。2位は直樹さんが終盤まで維持していたものの、無念のバッテリーダウンで大幅にペース悪化。金子さん、山岸さんが順位を上げ、金子さん2位、山岸さん3位入賞となった。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、何とかレースも無事終了。レース後はまた雪が舞い始めたが、路面は濡れるまでには至らず、練習に勤しむ参加者達であった。次回は暖冬を反映した穏やかな天候を期待したい。

優勝者セッティングデータ

タミヤチャレンジカップレース　　　２／２２（日）
２０２０　シリーズ　第３戦　　　　　３／　８（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
りとるてっくｉｔａサーキット

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