りとるてっくｉｔａサーキット
2019シリーズ第11戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、相澤さんがまさかのタイヤ脱落・・その隙に野村さんが逆転優勝！！
☆アドバンスクラスは、トラックボディの佐藤　直樹さんが逃げ切り優勝！！
★ソニッククラスでも相澤さんのミスを突いて佐藤　直樹さんが優勝！！
☆ＧＦクラスでも佐藤　直樹さんが逆転優勝し、３連勝！！
★ダンシングライダークラスは、相澤さんが意地を見せて優勝し、直樹さんの４連勝を阻止！！

ミニ、アドバンス、ソニック：EP、ハーフコース８分間周回レース
ＧＦ、ダンシングライダー：EP、一部特設コース８分間周回レース

ミニクラス
２位　金子　　篤さん　優勝　野村　順一さん　３位　梅森　伸也さん

アドバンスクラス
２位　都澤　立樹さん　優勝　佐藤　直樹さん　３位　佐藤　瑞樹さん

ソニッククラス
２位　相澤　和昭さん　優勝　佐藤　直樹さん　３位　鈴木　清志さん

GFクラス
２位　都澤　立樹さん　優勝　佐藤　直樹さん　３位　相澤　和昭さん

ﾀﾞﾝｼﾝｸﾞﾗｲﾀﾞｰクラス
３位　佐藤　直樹さん　優勝　相澤　和昭さん　２位　山岸　　純さん

　
全体写真
秋晴れに恵まれ、レースを満喫しました！

　１１／１０（日）にシリーズ第１１戦が開催された。先月は台風の影響で参加者も少なかったが、この日は朝から快晴で、そこそこの参加者が集まり、にぎやかにレース開催となった。前回、近隣の道路が寸断されて参加できなかった小野さんも元気な姿を見せた。

　まず始まった予選はアドバンスクラス。１１名が２組に分かれてのタイムアタックは、かなり接戦。その中でも１９秒台に３名が突入し、鎬を削ったが、シリーズポイント争いをリードする佐藤　瑞樹さんが競り勝ってPPを獲得。２位には０．０６秒差で佐藤　直樹さんがトラックボディで快走を見せた。３位には渡辺さんが付けたが、僅差で阿部　哲也さんが４位につけている。

　ミニクラスはアドバンスクラスよりもさらに熾烈なPP争い。参加９台中４台が１９秒台に突入。１本目では相澤さんが19.71で暫定PPだったが、２本目に野村さんが19.69をたたき出し、逆転でPPを獲得した。２位は相澤さん。３位には19.76で梅森さんが付けた。

　ソニッククラスは７台がエントリー。こちらも接戦のPP争いとなり、鈴木さん、相澤さん、都澤さんの三つ巴。１８秒をわずかに切ったところで０．０１秒を争ったが、相澤さんが１７．９１でPP。２位は17.95の都澤さん、３位が17.99の鈴木さんとなった。

　ＧＦクラスも７台のエントリー。シンプルなショートコースでのタイムアタックが１３秒台のＰＰ争いで、予想外の接戦に。０．１８秒差でＰＰを獲得したのは相澤さん。食らいついたが２位に甘んじたのは都澤さん。３位には佐藤　直樹さんが付けた。

　予選最後はダンシングライダークラス。こちらもＧＦクラスを同じコースでタイムアタック。スポーツチューンモーターの登場で一気にスピードが上がったダンシングライダーは、コーナーでは減速が必要だが、ストレートはアドバンスクラス並みで、ＧＦクラスよりも速いラップをマーク。ＰＰは今回も相澤さんであった。２位は僅差で山岸さん。３位には佐藤　直樹さんが付けた。

　午後から決勝レースがスタート。最初はアドバンスクラスＢ組。トップスタートの梅森さんが、序盤にトラブルからリタイヤしてしまうと、代わって小野さんがトップに立ち、レースをリード。中盤までに後方から佐藤　公亮さんが接近し、終盤に向け、厳しい展開になりそうだったが、ここで公亮さんがミス。これで９秒差が付き、小野さんも安泰・・・かと思いきや、直後にトラブルからリタイヤしてしまう。これで佐藤　公亮さんがトップに立ったが、後方から中島さんが接近。終盤に接戦となったが、何とか中島さんを退けた佐藤　公亮さんがトップゴールを果たした。

　次はアドバンスクラスＡ組。スタート直後にＰＰ佐藤　瑞樹さんが大きく後退する波乱の幕開け。ここで３位スタートの渡辺さんがトップに。しかし、背後にはトラックボディの佐藤　直樹さんが付け、激しくプレッシャーをかける。ほどなく渡辺さんがミスしてしまうと、佐藤　直樹さんがトップに。中盤には追い上げてきた瑞樹さんに一瞬パスされてしまう場面もあったが、瑞樹さんのミスもあり、すぐにトップ返り咲き。終盤は後続を寄せ付けなかった佐藤　直樹さんがトラックボディのハンデをはねのけて優勝を果たした。２位は終盤の２位争いを制した都澤さんが滑り込み。３位には佐藤　瑞樹さんが入賞を果たした。

　次はミニクラス。ＰＰ野村さんがオープニングラップを制し、そのままトップでレースを引っ張るが、背後に相澤さんが追走、序盤から緊迫の展開に。このプレッシャーに耐えられなかったか、野村さんが中盤前にミスすると、労せずして相澤さんがトップに。そのままの勢いで野村さんを引き離し、独走態勢に持ち込んだが、５分過ぎにフロントタイヤが脱落するまさかのトラブル！すぐさまマーシャルが回収しタイヤを取り付け復帰するものの、５０秒のロスは痛すぎた。一気に順位を下げてしまった。これでトップに返り咲いた野村さん。この時点で後続とは１収差が付いており、そのまま余裕の独走優勝を果たした。２位には梅森さんとのバトルを制した金子さんが入賞。梅森さんは３位となった。

　ソニッククラスは、梅森さんと武田さんにトラブルが発生、大きく遅れたが、それ以外の５名は数珠繋ぎ状態で、序盤は僅差のバトルに。そこを徐々に相澤さんが抜け出し、独走態勢に持ち込もうとするが、４分過ぎにドライブミス！復帰に手間取り６秒ロス。その間に佐藤　直樹さんがトップに。後続との差は５秒ほど。終盤に相澤さんがハイペースで直樹さんを追走し、あわやという展開だったが、ファイナルラップで相澤さんがわずかにミスし万事休す。佐藤　直樹さんがアドバンスクラスに続き、この日２勝目を挙げた。２位はミスが悔やまれる相澤さん。３位には終盤に瑞樹さんとのバトルを制した鈴木さんが入賞した。

　ＧＦクラスは、連続ジャンプと、ストレートへショートカットするジャンプ台がポイント。ショートカットジャンプ台は、着地側にスロープが置かれ、車速を合わせれば下り坂を生かして安定した走りができるが、ジャンプ台脇に大きなパイロンが置かれ、下り坂から斜めにショートカットできないように障害を形成されている。スタート直後の混戦を抜け出したのは相澤さんと佐藤　直樹さん。２台が抜け出し、後続を引き離すと、序盤から一騎打ちの様相。そこに後方から都澤さんが迫ってくると、中盤は三つ巴に。と、ここでトップでレースを引っ張ってきた相澤さんがクラッシュから復帰に手間取る間に佐藤　直樹さんがトップに立つ。これで大きく差を広げられた相澤さんは、ショートカットジャンプ台を斜めに飛んで大幅ショートカットを狙い、逆転に勝負をかけたが、ミスも多くなってしまい、逆に差が広がり３位に後退。そのまま逃げ切った佐藤　直樹さんが、この日３クラス制覇。残るはダンシングライダーである。２位は相澤さんの自滅にも助けられた都澤さん。３位が相澤さんとなった。

　最後はダンシングライダークラス。スピードが速いのでジャンプよりもシケインや障害物多めのコースでレースがスタート。この日４勝目を狙った佐藤　直樹さんであったが、序盤から相澤さんが快走。ぐいぐい差を広げると独走状態に。終盤までに全車を２ラップ遅れにする快走で、独走優勝を果たし、この日の鬱憤を晴らした。２位争いは山岸さんと金子さんが中盤争っていたが、金子さんにまさかのトラブル発生。リタイヤとなってしまう。これで楽になった山岸さんは、その後淡々と走り、２位入賞。３位には佐藤　直樹さんが入賞となった。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、第１１戦も無事終了。シリーズチャンピオンがかかる３クラスでは、アドバンスクラスが確定、ミニクラスもほぼ確定、ソニッククラスは最終戦までシリーズ争いがもつれる展開となった。最終戦での熱戦に期待したい。

優勝者セッティングデータ

ビギナーだけのレース　　　　　　１１／２３（祝）
タミヤチャレンジカップレース　　１１／２４（日）
シリーズ　第１２戦　　　　　　　　１２／　８（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
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