りとるてっくｉｔａサーキット
2019シリーズ第4戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、相澤さんが快走し、独走優勝！！
☆アドバンスクラスは、雑賀さんがポールからトップゴールを果たしたのだが・・・
★ソニッククラスは、谷口くんが大きなリードを得て、久々の逃げ切り優勝！！
☆GFクラスはライバルの転倒を尻目に、都澤さんが安定した周回を見せて優勝！！
★ダンシングライダークラスは、相澤さんが逃げ切り優勝！！

ミニ、アドバンス、ソニック：EP、ハーフコース８分間周回レース
GF、ダンシングライダー：EP、一部特設コース８分間周回レース

ミニクラス
３位　金子　　篤さん　優勝　相澤　和昭さん　２位　野村　順一さん

アドバンスクラス
３位　佐藤　瑞樹さん　優勝　相澤　和昭さん　２位　都澤　立樹さん

ソニッククラス
３位　相澤　和昭さん　優勝　谷口　亘佑くん　２位　佐藤　直樹さん

ＧＦクラス
３位　相澤　和昭さん　優勝　都澤　立樹さん　２位　佐藤　直樹さん

ﾀﾞﾝｼﾝｸﾞﾗｲﾀﾞｰクラス
３位　金子　　篤さん　優勝　相澤　和昭さん　２位　佐藤　直樹さん

　
全体写真
いい天気すぎて、逆に参加者が若干少なかったような・・・（苦笑）

　４／１４(日）にシリーズ第４戦が開催された。この日は朝から快晴に恵まれ、なかなかの好天。しかし、逆に天気が良すぎたのか、時々参加してくれる方々がほとんど居らず、常連が大半の参加者に。気を取り直してレーススタートとなった。

　予選最初はアドバンスクラス。12名が2組に分かれてタイムアタックとなったが、好調だったのは雑賀さん。瑞樹さんとのPP争いとなり、この二人が19秒前半に突入。接戦となったが、最終的にあわや18秒台という好タイムをマークした雑賀さんがＰＰに。瑞樹さんは2位に。予選3位には、中古のタミチャレタイヤで他と異なる走り方を見せた都澤さんが滑り込んだ。そのほか目を引いたのは相澤さん。いつもなら余裕のトップ争いなのだが、この日は新しいシャーシを下ろしたばかりでタイムが上がらず。決勝はＢ組から優勝を狙うことになった。

　ミニクラスは6台でのタイムアタック。相澤さん、金子さん、直樹さん、野村さんが上位争いを展開したものの、相澤さんが持ち込んだセリカボディーで快走。後続を0.5秒を引き離してＰＰとなった。2位は梅森さん、3位が金子さんのM07勢。野村さんは僅差だったが、20秒を切れず4位となった。

　ソニッククラスは10台フルグリッドでタイムアタックを敢行。今回は谷口くんと相澤さんの二人が17秒台に突入、タイマン勝負となったが、わずかに谷口くんが競り勝ちＰＰを獲得。相澤さんは0.08秒差で2位となった。3位には0.4秒ほど離されたが都澤さんな続いた。

　ＧＦクラス予選、今回は計測ライン直後からインフィールドへショートカットする、いつもとちょっと違うレイアウトのショートコース。低めのジャンプ多めのセッティングで、走りやすいが若干テクニカルで、上位と下位の差が若干大きい。そんな中でも都澤さん、直樹さん、相澤さんの3名がハイペースで周回し、ＰＰ争いとなったが、直樹さんが一人16秒台に突入しＰＰに。0.3秒差で相澤さんが2位、0.1秒差で都澤さんが続いた。

　予選最後はダンシングライダークラス。ＧＦと同じコースでタイムアタックとなったが、こちらはストレートが遅い為ＧＦから3秒程度遅いペースに。とは言え、上位陣は0.1秒を切る僅差のタイム争いを展開、接戦となったが、一人20秒を切った金子さんがＰＰを奪取。2位は0.3秒近く離されたが直樹さんが付け、3位には0.03秒差で相澤さんが入った。

　午後から決勝レースがスタート。最初はアドバンスクラスＢ組。トップスタートの京野さんがトップキープし、ＦＦにマシンを変更してきた相澤さんが追う展開。スタートは流石にトラクションの関係で若干差が開いたが、その後は相澤さんがハイペースで飛ばすと、程なく京野さんに追いつき、そのままの勢いでパス！中盤までにトップに立つ。京野さんは中盤、かなり食い下がったものの、4分過ぎに遂に差が開き始め、後半は相澤さんが独走状態に。そのままトップゴールを果たし、Ａ組にプレッシャーをかけることに成功、Ａ組の結果を待つ。

　注目のアドバンスＡ組は、ＰＰ雑賀さんが綺麗なスタートを決め、2位の都澤さんに対して3秒程度のリードを奪う事に成功。中盤は差をキープしながら単独トップ走行を続ける。追う都澤さんはタミチャレマシン＋中古のタミチャレタイヤの組み合わせで、低いグリップを半ばドリフト走行でねじ伏せる形で何とか追走するものの、なかなか差が詰まらず、膠着状態に。ジリジリ差を広げる雑賀さんは終盤までに6秒近い差を得たのだが、残り2分でドライブミス！3秒をロスしたものの、何とかトップで復帰。都澤さんとの差をキープし、トップゴールを果たした。しかし、レース後のモーターチェックでまさかのＫＶ値オーバーが判明。無念の失格となってしまった。これで繰り上がり優勝となったのは、Ｂ組トップの相澤さんであったが、2位の都澤さんとは8分走って0.09秒差。綱渡りの優勝であった。3位には、終盤に阿部さんとの接戦を制した瑞樹さんが入賞となった。

　次はミニクラス。スタートから相澤さんがハイペースで飛ばすと、ぐいぐい後続を引き離し始め、中盤にはすでに独走状態。そのまま逃げ切っての完勝であった。注目は2位以下の争いとなっていたが、中盤以降、野村さん、金子さん、梅森さんの三つ巴に。野村さんが梅森さんを抑え、終盤まで2位をキープ。混戦を何とか凌ぎ切り、2位入賞となった。3位争いはゴール直前まで梅森さんが金子さんを抑えていたものの、ファイナルラップで梅森さんが痛恨のミス！金子さんが土壇場の逆転劇で3位入賞となった。

　ソニッククラスは、スタート直後の混乱でペースが落ちる2位以下を尻目に、ＰＰ谷口くんが一気に独走状態に持ち込む。ここ数戦、トップ走行しながらも自らミスして自滅する展開が続いていた谷口くんであったが、この日は流石にある程度のマージンを持ちつつ周回。それでも後続をずっと引き離すハイペース。終盤には2位に1周近い差を得て、落ち着いて周回すると、そのままミス無くゴール。久々の快勝となった。2位争いは、スタートで出遅れた相澤さんをパスした直樹さんが序盤から接近戦の様相。直樹さんは予選では若干離されていたものの、決勝では相澤さんと全くの互角。このため、2位争いは序盤から終盤まで延々と続いたものの、相澤さんのプレッシャーを凌ぎ切った直樹さんが見事2位入賞、相澤さんは3位となった。

　ＧＦクラス決勝は、終盤にショートカットの大きめの連続ジャンプ台が難所。普通にまっすぐ飛ぶには何の問題も無いのだが、二つを斜めに飛ぶのがやっかい。ホイールベースが短く、車高の高いマシンだと、対角線方向の姿勢変化が着地の乱れを誘発、転倒が続発するセクションとなった。しかし、ここを毎周安定して抜け始めたのが都澤さん。いち早くペースを安定させると、転倒でタイムロスする後続を大きく引き離し、中盤には全車をラップ遅れに。そのまま独走した都澤さんが優勝を果たした。2位は中盤から安定したペースを掴んだ佐藤　直樹さんが入賞。3位には終始転倒でペースが不安定だった相澤さんが何とか入賞を果たした。

　最後はダンシングライダークラス。決勝のコースは終盤に大きめのジャンプ台が2つあり、スピードを合わせれば、二つ目のジャンプ台を下りスロープとして利用できるが、全開だと路面に直接着地となり、姿勢を乱しやすい為、ここが一番の転倒ポイントに。ここを難なく攻略し、いち早くペースを掴んだのは相澤さん。ストレートスピードも速く、序盤は後続を大きく引き離す快走。中盤からは2位の直樹さんと一進一退の攻防となったが、1周近いリードは大きく、余裕の独走優勝を果たした。2位は佐藤　直樹さん。3位には攻略が遅れたものの中盤以降にようやくペースが安定した金子さんが入賞となった。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、晴天に恵まれたレースも無事終了。レース後はお互いのマシンを交換して走りを比べる参加者も多く、これからの本格的なＲＣシーズンへ新たな意気込みを得た参加者達であった。

優勝者セッティングデータ

タミヤチャレンジカップレース　４／２８（日）
ビギナーだけのレース　　　　　４／２９（祝）
シリーズ　第５戦　　　　　　　　５／１２（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
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