りとるてっくｉｔａサーキット
2018シリーズ第8戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、佐藤　直樹さんが独走優勝！！
☆アドバンスクラスも、後三つ巴の大混戦を制した金子さんが優勝！！
★ソニッククラスは佐藤　直樹さんが後続の追撃を振り切って優勝！！
☆GFクラスは相澤さんが徐々に抜け出して優勝！
★初開催のダンシングライダークラスは、佐藤　直樹さんが優勝！

ミニ、アドバンス、ソニック、GF、ﾀﾞﾝｼﾝｸﾞﾗｲﾀﾞｰ：EP、ハーフコース８分間周回レース

ミニクラス
２位　相澤　和昭さん　優勝　佐藤　直樹さん　３位　野村　順一さん

アドバンスクラス
３位　鈴木　清志さん　優勝　金子　　篤さん
２位　武田　知之さん　は所用のため、写真撮影時不在でした。あしからず・・・

ソニッククラス
２位　鈴木　清志さん　優勝　佐藤　直樹さん　３位　佐藤　瑞樹さん

ＧＦクラス
２位　佐藤　直樹さん　優勝　相澤　和昭さん　３位　小野　輝昭さん

ﾀﾞﾝｼﾝｸﾞﾗｲﾀﾞｰクラス
３位　金子　　篤さん　優勝　佐藤　直樹さん　２位　阿部　哲也さん

全体写真
連日の猛暑までは行きませんでしたが、真夏のレースに

　８／１２(日）にシリーズ第８戦が開催された。今年の梅雨は短かったのに、シリーズ戦の開催される第2日曜だけは雨が続き、第6、7戦が雨天中止。久々のシリーズ戦開催である。天候は、ここのところの猛暑を考えると風もあり過ごしやすい晴天。好条件が重なったためか、いつもより参加者多め、しかもダンシングライダークラスが初開催となり、久々に忙しめのレースとなった。

　バタバタと始まった予選はアドバンスクラスから。今回11エントリー（午後には12エントリーに）となり、2組に分かれてタイムアタック。非常に接戦で7名が18秒台に突入、熾烈なPP争いとなったが、金子さんがTB05で18.58をマークし、PPを獲得。2位には相澤さんが0.1秒差で付ける。3位の佐藤　瑞樹さんはさらに0.1秒差で、4位の鈴木さんから7位の小野さんまでは０．０６秒差の僅差であったが、Ａ組進出は6位まで。小野さんが惜しくもＢ組となった。

　次はミニクラス。最近ライドからより柔らかいコンパウンドの大径タイヤが発売され、その効果に注目が集まったが、佐藤　直樹さんが早速実戦投入。ややナーバスなハンドリングでなかなかクリアラップがとれずに安定しなかったが、一発のタイムではかなり速く、１９．１３をマークしＰＰを獲得。2位の野村さんとは0.3秒差である。3位には今回あまりペースが上がらなかった相澤さんが付けた。

　ソニッククラスは7台（決勝では8台に増えた）でタイムアタック開始。こちらも上位5名が17秒台に突入し激戦となったが、特に佐藤　直樹さんと相澤さんのＰＰ争いが熾烈。この二人のみ17秒台前半に突入したが、佐藤　直樹さんが０．０４秒差で相澤さんを上回り、激戦を制してＰＰ。2位は相澤さんに。3位には佐藤　瑞樹さんが滑り込んだ。

　ＧＦクラスの予選はコーナリング重視のコースセッティングでタイムアタック。このコースだと、2輪駆動のWR02は苦戦必至。梅森さんと阿部さんが経験を生かしてタイムを詰めるものの、梅森さん3位、阿部さんが4位に。PP争いは佐藤　直樹さんが優勢と思っていたのだが、一発タイムを叩き出したのが中島さん。直樹さんを0.3秒引き離し、見事ＰＰととなった。直樹さんは2位に。

　予選最後は初開催のダンシングライダークラス。試験的なレースで3台走行となったがサイドバイサイドのバトルはなかなかおもしろそう。バンク角を深くしてコーナー重視の金子さん、直樹さんに対し、ストレートスピードと荷重移動で攻める阿部さんが好対照。予選ラップでは阿部さんが直樹さんとの接戦を制してＰＰを獲得。以下、直樹さん、金子さんと続いた。

　遅めの昼休みを挟んで午後から決勝レースがスタート。最初はアドバンスＢ組。ここで午前中所用でこれなかった武田さんが急遽参加、最後尾スタートから上位を目指す。その武田さんはスタートでいきなり上位へジャンプアップし、いきなりトップ争いに。まずトップに立ったのは小野さんをパスした佐藤　公亮さん。3週目には武田さんが公亮さんの背後にぴったり付け、練習無しのいきなり決勝走行とは思えないペースでプレッシャーをかける。しかし、公亮さんは一旦凌ぎ切り1秒ちょっとの差を確保、レース中盤へ。しかし落ち着いてまたペースを上げた武田さんはまたも公亮さんの背後にぴったり付け、0.3秒差のプレッシャーをかけ始める。しばらくは耐えていた公亮さんであったが、遂にわずかなミス！そこをすかさずパスした武田さんがトップに。公亮さんは負けじと追走するが、終盤にペースダウンしてしまい、万事休す。武田さんが逆転のトップゴールを果たした。

　次はアドバンスＡ組。ＰＰ金子さんに背後に相澤さんがぴったり付け、オープニングラップをクリア。しばし、金子さんは相澤さんの激しいプレッシャーにさらされることに。これは流石に厳しかったか、金子さんがミスしてしまい、相澤さんと鈴木さんがパス、トップ争いに繰り上がる。今度は相澤さんの背後に鈴木さんが付け、一転相澤さんが攻められることに。と、程なくして2台が接触、相澤さんの復帰を鈴木さんが待つフェアプレイであったが、相澤さんにまさかのマシントラブル発生、足回りのトラブルからリタイヤとなってしまう。この混乱で鈴木さんの背後に金子さん、瑞樹さんの2台が急接近。中盤から三つ巴のトップ争いに。鈴木さん、金子さん、瑞樹さんが入れ替わる激戦となったが、ファイナルラップに鈴木さんと瑞樹さんが絡む痛恨のミス！これで一気に抜け出した金子さんが激戦を制して優勝を果たした。鈴木さん、瑞樹さんはこの組2位、3位ゴールとなったが、ファイナルラップのロスが6秒。このロスのためにＢ組トップの武田さんのゴールタイムを超えてしまい、総合では鈴木さんが3位、瑞樹さんが4位となってしまった。武田さんは会心の2位入賞である。しかし、金子さん、レース後のKV値チェックでは他車より50以上低かった事が判明。TB05の高効率を裏付ける形となった。

　次はミニクラス。スタートから佐藤　直樹さんが快走。予選の不安定感を一掃し安定したラップを続け、序盤にして後続を大きく引き離し始める。2位には野村さんが追走するが、一時７秒差を付けられる苦しい展開。レース中盤には一時5秒差まで追い上げたものの、ここで痛恨のドライブミス3連発！一気に順位を4位まで落としてしまう。これで梅森さんが2位に浮上したものの、今度は梅森さんがミス。代わって相澤さんが2位に浮上、野村さん、梅森さんが追う形に。終盤まで競り合ったものの、相澤さんが逃げ切り2位入賞を果たした、3位は野村さん、梅森さんは4位となった。優勝は独走した直樹さんであった。

　ソニッククラス決勝も序盤から直樹さんがトップをキープ、相澤さんが追走する展開。しかし、相澤さんは序盤にわずかなミスで3位に後退、更に中盤にもミスが重なり4位に後退、終盤にはマシントラブルで1分近いピットストップと散々なレースに。一方、2位に浮上したのは鈴木さん。3秒差で直樹さんを追ったが、レース後半は徐々に引き離され、さらには後方から瑞樹さんが接近。2位争いが激化し、トップを追うのは難しい状況に。終盤、鈴木さんと瑞樹さんの2位争いは厳しくなり、遂に0.5秒を切る僅差となったが、何とか凌ぎ切った鈴木さんが2位ゴールを果たした。3位は瑞樹さん。そして優勝は逃げ切った直樹さんであった。

　ＧＦクラスは、急遽相澤さんが参加し6台での決勝レース。コースセッティングには恒例の連続ジャンプ。特に最後の1つは微妙にずらしてあり、連続ジャンプの途中でラインを修正しなければいけない配置。いち早くこのトリッキーなセッティングを攻略したのはやはり相澤さん。序盤にペースを掴むとトップをキープして中盤へ。後方からは直樹さんと小野さんが連なる形で追い上げてくるものの、小野さんは徐々に後退、単独3位に。終盤は直樹さんが相澤さんを追うものの、3秒差まで追い詰めるのがやっと。そのまま逃げ切った相澤さんが優勝となった。2位は直樹さん、3位小野さんとなった。

　最後はダンシングライダークラス。予選同様、ショートカットのスロープを配置し、更に1カ所ジャンプ台を設置し、一発逆転が狙えるコースに。レースは3台が絡む形で進行、抜きつ抜かれつのシーンも目を引いたが、終盤になると3台の差が開き、直樹さんが大きくリードしトップに。阿部さんが激しく追い上げたものの、ジャンプ台でのショートカットで着地に失敗。帰って差が広がる事に。そのまま逃げ切った直樹さんが優勝を果たした。2位は阿部さん、3位金子さんとなった。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、久々のシリーズ戦も無事終了。2ヶ月ぶりのレースを満喫した参加者達であった。次回も好天を期待したい。

優勝者セッティングデータ

タミヤチャレンジカップレース　８／２６（日）
2018シリーズ　第９戦　　　　　９／　９（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
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