りとるてっくｉｔａサーキット
2018シリーズ第3戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、野村さんが序盤から快走し逃げ切り優勝！！
☆アドバンスクラスは、金子さんが中盤以降独走して優勝！！
★ソニッククラスは鈴木駿太郎さんが独走優勝！！
☆GFクラスは終盤に都澤さんとのタイマンを制した小野さんが優勝！！

ミニ、アドバンス、ソニック：EP、ハーフコース８分間周回レース
GF：特設ショートコース8分間周回レース

ミニクラス
２位　相澤　和昭さん　優勝　野村　順一さん　３位　梅森　伸也さん

アドバンスクラス
２位　梅森　伸也さん　優勝　金子　　篤さん　３位　小野　輝昭さん

ソニッククラス
２位　相澤　和昭さん　優勝　鈴木駿太郎さん　３位　都澤　立樹さん

GFクラス
２位　都澤　立樹さん　優勝　小野　輝昭さん　３位　相澤　和昭さん

全体写真
いい天気に恵まれましたが、杉花粉の本格飛散シーズンに・・・

　３／１１(日）にシリーズ第３戦が開催された。震災から早7年目となったこの日は朝から晴天に恵まれ、絶好のレース日和。しかし、サーキットに隣接する杉林の枝はすでに真っ赤っか。花粉症の参加者には受難の季節到来である。この日の参加者はソニックが特に盛況で久々の2組開催。4クラス5本×2本の予選からスタートとなった。

　予選最初はアドバンスクラス。9台でのタイムアタックは混戦模様であったが、梅森さんと金子さんがタイムを上げ、ＰＰ争いに。特に金子さんは一人18秒台に突入、あっさりとＰＰ獲得となった。梅森さんは追い上げたものの19秒フラット近くまでで2位に。3位争いは佐藤　公亮さんと小野さんが最後まで競ったが、0.02秒差で佐藤　公亮さんが3位に滑り込んだ。

　ミニクラスは4台でのタイムアタック。今年もコースレイアウトでは相澤さんと野村さんのＰＰ争いが熾烈になったが、今回は相澤さんが若干優勢に展開、0.2秒差を付けてＰＰを獲得。2位が野村さん。3位争いは山岸さんと梅森さんの接戦で、同タイムで並んだものの、セカンドタイムが「が0.05秒速かった梅森さんが3位となった。

　ソニッククラスは2組に分かれてタイムアタック。京野さんがバッテリー接続ミスでアンプ破損してしまい、出走出来ないトラブルがあり、実質11台での予選であったが、決勝Ａ組進出するためには上位6台に入らなければいけないが、17秒台突入がボーダーのハイレベル。そんな中、上位4名は17秒前半に突入、熾烈を極めたが、相澤さんを最後に上回った鈴木駿太郎さんが見事ＰＰを獲得。2位が相澤さんだが、タイム差は0.08秒。決勝は展開次第というところ。3位争いは瑞樹さんと都澤さん、谷口くんの三つ巴となったが、瑞樹さんがわずかに二人を上回り3位に滑り込んだ。

　予選最後はＧＦクラス。予選は比較的シンプルなコースセッティングで、今回初出走のG6-01（6輪車両）と周りの性能差を見る感じに。山岸さんが持ち込んだそのG6-01だが、モーターハンデがあるため、ストレートセクションでは明らかに遅いが、全体的な安定感は流石といったところ。一発のタイムは出なさそうだが、周回レースでは良さそうである。さて、トップ争いは、いつもの相澤さんと直樹さんに加え、都澤さんが加わり三つ巴。しかし、最後に一人13秒台に乗せた都澤さんが見事PPを獲得。2位直樹さん、3位相澤さんとなった。

　午後からは決勝レースがスタート。最初はアドバンスクラス。PPスタートの金子さんがトップをキープする一方、梅森さんが順位を落とす。代わりに佐藤　公亮さんが2位に浮上し、金子さんを追う。序盤はその後方から武田さんが追走し、三つ巴の緊迫したトップ争いが進行。しかし、レース中盤に差し掛かると、佐藤　公亮さんがミスから後退。武田さんが2位に浮上し、金子さんを追う。遅れた公亮さんはペースを上げ、武田さんの背後に付け、プレッシャーをかけ始めるが、後半に入るとトップの金子さんがペースアップ！一気にラップペースを1秒上げると、後続は流石に付いていけず、一気に独走態勢に。そのまま逃げ切った金子さんが見事優勝を果たした。2位争いは、武田さんと佐藤　公亮さんのバトルであったが、終盤にかけて二人ともミスしてしまい大きく順位を下げてしまう。代わって2位に浮上したのは、スタート直後の混乱で出遅れていた梅森さん。気がつくと2位に返り咲きという展開で逆転入賞を果たした。3位は梅森さんの後方からきっちり追走していた小野さんが入賞となった。

　ミニクラスは、スタートで相澤さんが抜けだし、独走態勢に持ち込むかと思われたが、数周後にミスしてしまい、野村さんにパスされてしまう。その野村さんはここからペースアップ。相澤さんを上回るペースで周回、レース前半に4秒差を奪う事に成功。しかし、後半に入ると相澤さんがペースアップ、徐々に差を詰めてくる。残り2分を切ったところで約2秒差。緊迫の終盤に入ると、ここで野村さんがミス！一気にリードがなくなってしまう。ここが勝負時の相澤さんはパッシングを仕掛けるも、今度は相澤さんがミス！0.5秒差まで詰まった差が残り1分でまたもや2秒差に。野村さんは最後まで相澤さんのプレッシャーを受けたものの、辛くもそのまま逃げ切り優勝を果たした。2位は追い上げ届かずの相澤さん。3位には中盤以降単独走行だった梅森さんが入賞となった。

　ソニッククラスはB組からスタート。トップスタートの金子さんがトップキープ、梅森さんが背後に付ける展開。しかし、序盤に金子さんがミスしてしまい順位を落とす。梅森さんがトップでレースをリードするものの、遅れた金子さんがかなりのペースで追い上げ始める。レース中盤になると。2位走行の武田さんの背後に付け、パッシングを仕掛けるも2台が絡んでしまい、復帰に手間取り2台ともロスとなってしまう。しかし、めげない金子さんは再びペースを上げ、梅森さんを追い上げると、終盤には遂に梅森さんの背後に。最後は抜きつ抜かれつの接戦となったが、最後に梅森さんがミスから遅れてしまい万事休す。金子さんが逆転でトップゴールを果たした。

　注目のソニックA組は、オープニングラップから鈴木駿太郎さんがハイペースで飛ばし、相澤さんを引き離し始める。相澤さんもガチで追い上げるものの、駿太郎さんのペースが非常に速く、しかもかなり安定。全くミス無く周回を重ねる。毎周０．２〜３秒差を付けつつリードを重ねた駿太郎さんは、レース前半で相澤さんに対し5秒近いリードを得る事に成功。その後も全くペースが落ちない駿太郎さんは、最終的に9秒差の独走。見事逃げ切り優勝を果たした。2位は相澤さん。レース中盤に単独3位となったものの、その後のミスで一時順位を落とした都澤さんが、再度3位に浮上しそのまま3位入賞を果たした。

　最後のレースはGFクラス。今回は一部コース外の芝生セクションを通過するコースセッティング。序盤はいつもの大乱戦で、相澤さんがすっと抜け出したものの、2分頃にミスから横転、復帰に手間取り、一気に順位を落としてしまう。代わって梅森さんがトップに立ち、レース中盤までリードしたものの、２ＷＤはワンミスが痛い。こちらも復帰に手間取る間に順位を落としてしまう。代わって終盤にトップに立ったのは小野さん。安定したラップで周回を重ね、逃げ切りを図るが、後方からは相澤さんと都澤さんが急激に接近してくる。しかし、相澤さんはここでもミスしてしまい遅れてしまうと、小野さんの背後に都澤さんがぴったり付ける。残り１分は２台が抜きつ抜かれつの大接戦となったが、辛くも小野さんがトップチェッカー。見事優勝を果たした。２位は惜しかった都澤さん、３位には相澤さんが入賞となった。

　最後に表彰式＆抽選会を行い、第３戦も無事終了。レース後はいつもの練習走行会となった。ここのところ参戦していた鈴木駿太郎さんがこの春から東京へ引っ越しとのこと。寂しくなるが、帰省の際には、またレース参加をお待ちしてます！

優勝者セッティングデータ

タミヤチャレンジカップレース　3/25（日）
スプリントシリーズ　第4戦　　4/8（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
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