りとるてっくｉｔａサーキット
2015シリーズスプリント第12戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、今回も相澤さんが逃げ切り優勝！！
☆アドバンスクラスは、久々に谷口くんが独走優勝！！
★ソニッククラスは、ウェットレースを制した鈴木さんが優勝！！
☆F1クラスも鈴木さんが和久さんの猛追を凌ぎきって優勝！！

ミニ、アドバンス、ソニック、F1：EP、ハーフコース８分間周回レース
※ソニックは路面コンディションが急激に悪化したため、急遽メイン制としました。

ミニクラス
３位　梅森　伸也さん　優勝　相澤　和昭さん　２位　佐藤　清志さん

アドバンスクラス
３位　梅森　伸也さん　優勝　谷口　亘佑さん　２位　遠藤　龍二さん

ソニッククラス
２位　遠藤　龍二さん　優勝　鈴木　清志さん　３位　都澤　立樹さん

F1クラス
２位　和久　浩一さん　優勝　鈴木　清志さん　３位　遠藤　龍二さん

全体写真
午後は予報が外れて小雨模様になりましたが、何とか開催できました。

シリーズチャンピオンのシャンパンファイト
左から、アドバンス：梅森さん、ミニ：野村さん、ソニック：遠藤さん
シリーズチャンピオンおめでとうございます！

　１２／１３(日)２０１５シリーズ最終戦が開催された。１０〜１１月が天候に恵まれず、連続で中止となっていたシリーズ戦。年末になってようやく開催に。2戦中止の間にシリーズチャンピオンシップのポイントランキングは、いずれのクラスも優勝者がほぼ確定していたが、久々の開催で参加者も多めで賑やかなレースに。

　まず始まった予選はアドバンスクラスから。9名でのタイムアタックは、タミヤワールドチャンピオンシップ帰りの谷口くんが久々に参加し、いきなり23秒台に突入。負けじと相澤さんらが追うものの、最後までトップを譲らず、PPを獲得。2位が相澤さん、3位が遠藤さんと、アドバンスクラスらしからぬ上位の陣容となった。

　ミニクラスは7名でのタイムアタックを開始。今回も相澤さんがM03を投入。ツーリングも真っ青の仕上がりのマシンは今回も絶好調で、驚異の22秒台を叩き出し、予選1本目で早々とPPを決める。相澤さん不在の2本目で2位争いに注目が集まったが、1本目で２４秒頭のタイムをマークしたM06の鈴木さんがそのまま2位に。3位には瑞樹さんが付けた。

　ソニッククラスは、15名が2組に分かれてタイムアタック。早速5名が21秒台に突入、PP争いが熾烈に。1本目では21.22で相澤さんが暫定PPとなったが、2本目に遠藤さんが21.20をマークし逆転でPPに。2位は相澤さん、3位には21.36で鈴木さんが滑り込んだ。決勝では上位陣の熾烈なバトルになりそう。

　最後はF1クラス。6名でのタイムアタックは、予選1本目に遠藤さんが一人23秒台に突入、2本目にライバルも23秒台を狙ったものの、最後まで23秒台に入る人は出てこず、そのまま遠藤さんがPPに。2位争いは24秒台前半の争いとなったが、接戦を制した都澤さんが2位に。3位には鈴木さんとなった。

　昼休みを挟んで午後から決勝レースとなったが、昼過ぎからポツポツと雨粒が。とりあえず路面がウェットになるほどではないのでそのまま進行することに。最初はアドバンスクラス。スタート直後の混乱で、オープニングラップは早坂さんがトップで計測ラインを通過したが、すぐさま逆転トップに立ったのは、ＰＰスタートの谷口くん。そのまま独走態勢に持ち込むと差を広げていく。一方2位争いは、梅森さん、遠藤さん、相澤さんらで熾烈な激戦模様。しかし相澤さんがミスから順位を下げると、一時的に梅森さんと遠藤さんのタイマン勝負に。ここで梅森さんをパスした遠藤さんがようやく単独2位に浮上。谷口くんとの差を詰めるべく、ペースを上げるものの、すでに11秒差。更に中盤以降はペース的に互角で差が詰まらず膠着状態。結局そのまま逃げ切った谷口くんが優勝。2位は遠藤さん、3位が梅森さんとなった。

　次はミニクラスがスタート。予想通り。ＰＰ相澤さんが抜け出すと、そのまま独走態勢に。追うのは2位の鈴木さん。Ｍ０６でＭ０５を凌ぐペースで周回するものの、相澤さんとの差は歴然で、差が開く一方。その後方では梅森さんと野村さんが３位争いのバトル。中盤まで接戦だったが、梅森さんが野村さんを引き離すことに成功すると、単独３位に。結局そのままゴールとなり、３位梅森さん、２位遠藤さん、優勝相澤さんとなった。

　ソニッククラスはＢ組からスタート。スタート直後は若干混乱があったものの、数周すると、トップ小野さんを２位野村さんが追う展開に。このタイマン勝負は他を圧倒するペースとなり、２台が抜け出す状態に。バトル自体の熾烈で、ずっと１秒以内の僅差で推移、小野さんも野村さんも全く気が抜けない接戦に。レース中盤に一時的に差が開いたものの、それでも２秒差。更にすぐさま差を詰める野村さん。終盤はコンマ台の僅差の大接戦！ファイナルラップまで抜きつ抜かれつのバトルとなったが、ファイナルラップで小野さんが痛恨のミス！この隙に差をトップになった野村さんがトップゴールを果たした。２位は小野さん。

　次はソニックＡ組であったが、ここ雨脚が強くなりウェット路面に。２時間近く路面回復を待ったが、完全に乾くことは無く、日暮れも迫ってきたため、急遽メイン制とし、上位８名はＡ組進出者で争う事とした。セミウェット路面でスタートしたレースは、タイヤチョイスが明暗を分ける。薄肉のヨコモ7Nをチョイスした鈴木さんがウェット路面とは思えない走りを見せ、序盤からトップ独走気味。ぐいぐい後続を引き離したが、中盤になると降りが強くなり路面も完全ウェットとなると、遠藤さんが猛追。鈴木さんと遠藤さんのタイマン勝負に。しかし、レース終盤になると、またも鈴木さんがペースアップ。遠藤さんを引き離すと、そのまま逃げ切り、ウェット路面を制した鈴木さんが優勝を果たした。2位は遠藤さん、3位には終盤トップグループと互角のペースを見せた都澤さんが入賞となった。結果的にウェット路面のＡ組優勝の鈴木さんが20周、Ｂ組トップの野村さんが21周となり、路面コンディションの差が激しい決勝となった。

　今年のシリーズ戦最後はＦ１クラス。完全ウェット路面であったが、最後のレースなので無理を言って決勝レースを走ってもらうことに。非常にコントロールの難しいコンディションで、ドライビングテクニックがものを言う状況。ＰＰ遠藤さんがトップキープで序盤レースをリードするものの、中盤に遠藤さんのミスの隙に鈴木さんが追いつき、トップに立つと、ほぼ同時に和久さんが急接近！３台が絡むトップ争いに発展。普通に走るのも難しいコンディションで三つ巴のバトルのまま終盤に。２位遠藤さんが鈴木さんにプレッシャーをかけていたが、わずかにミスした隙に和久さんが２位に浮上。和久さんと遠藤さんが共に鈴木さんにじわじわ接近。ファイナルラップに突入し、最後まで厳しい接戦となったが、辛くも逃げ切った鈴木さんが優勝。２位和久さん、３位遠藤さんとなった。ゴールタイムで見ると、３位の遠藤さんまでわずか１秒の接戦であった。

　最後に表彰式＆抽選会が行われ、日暮れ間近であったが、シリーズチャンピオンの表彰とシャンパンファイトに。ミニクラス：野村さん、アドバンスクラス：梅森さん、ソニッククラス：遠藤さん　シリーズチャンピオンおめでとうございます！

優勝者セッティングデータ

タミヤチャレンジカップレース　2015/12/27（日）
スプリントシリーズ　第1戦　　2016/1/10（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
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