りとるてっくｉｔａサーキット
2014シリーズスプリント第11戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、久々に野村さんが逃げ切り優勝！
☆アドバンスクラスは、序盤のバトルに競り勝った阿部さんが優勝！！
★ソニッククラスは鈴木さん後続を振り切って優勝！！
☆初開催のラリークラスは、和久さんが逃げ切り優勝！

ミニ、アドバンス、ソニック、スーパーソニック：EP、ハーフコース８分間周回レース

ミニクラス
３位　鈴木　清志さん　優勝　野村　順一さん　２位　梅森　伸也さん

アドバンスクラス
３位　山田　龍一さん　優勝　阿部　哲也さん　２位　谷口　亘佑くん

ソニッククラス
２位　野島　紘道さん　優勝　鈴木　清志さん　３位　和久　浩一さん

ラリークラス
３位　山岸　　純さん　優勝　和久　浩一さん　２位　小林謙一郎さん

全体写真
今回もいい天気に恵まれました！

　11/23（日）、シリーズ第11戦が開催された。この日は朝方まであまり天気が良くなかったが、日中には尻上がりに天候回復。日中は15度近くまで気温上昇し、心地よい陽気のなか、レース開催となった。この日のエントリーは、アドバンス6名、ミニ5名、ソニック10名、そして、今回から開催のラリークラスが4名。午前中に予選2回、午後から決勝レースの進行でレースがスタートに。

　予選最初はアドバンスクラス。1本目、タイム争いは阿部さん、梅森さんがリードし、谷口くんが若干出遅れたものの、この3名のＰＰ争いに。そして2本目になると、今度は谷口くんが一気にタイムアップ。２４．１６で見事ＰＰを獲得。以下、梅森さん、阿部さんと続いた。また、恒例の早坂さんと山田さんの対決は、予選で早坂さんが一歩リードの4位となった。

　次の予選はミニクラス。相澤さん不在のため、ライバルの優勝チャンス。タイム争いも接戦で、梅森さん、瑞樹さん、野村さんの三つ巴。しかし、０．０３秒差で野村さんが競り勝ってＰＰを獲得。2位に梅森さん、3位に瑞樹さんが続いた。

　ソニッククラスは10台フルグリッドの予選で若干混雑気味。タイムも上位6名が２２秒台に突入、大混戦模様に。予選1本目は谷口くんが好調だったものの、2本目になると、和久さん、そして最近から参加いただいている鈴木さんがタイムアップ！２２．１３を叩き出した鈴木さんが逆転でＰＰを獲得！2位には２２．３７で和久さん、3位に２２．５６で谷口くんと続いた。以下、梅森さん、野島さん、瑞樹さんまでが22秒台の混戦模様なので、決勝は展開次第で順位変動がありそうである。

　最後はラリークラス。昔やっていたＷＲＣクラスほどの過激な障害物は設置しないが、一部ショートカット用のジャンプ台を設置。ローグリップタイヤ（ラリーブロック、レーシングラジアル、レーシングスリックのいずれか）でも22秒台が出るハイペースに。そんな中、小林さんが、1本目に２２．３９をマークしてPPに。と、直後に足回りを破損してしまい、決勝に暗雲が（苦笑）。以下、阿部さん（和久さんのレンタルマシンで参加）、和久さん、山岸さんと続いた。明らかにじゃじゃ馬になるレギュなので、車を壊さず、8分間集中して走れるかが決勝の鍵になりそう。

　昼食を挟んで午後からは決勝レースがスタート。最初はアドバンスクラス。序盤は谷口くんを先頭に阿部さんが追走、トップグループを形成、一方、梅森さんは後続のバトルに巻き込まれ、なかなかペースが上がらず、序盤にしてトップ争いから脱落してしまう。トップ争いはしばし、阿部さんがぴったり谷口くんを追走し、様子を見ていたのだが、谷口くんがドライブミスしたところを一気にパスしトップに。抜かれた谷口くんは、ミスから復帰すると、後方から追い上げてきた梅森さんにもパスされ3位に。ここから梅森さんを追い上げ、バトルとなり、レース中盤にはなんとか梅森さんをパスして2位に浮上したものの、すでに阿部さんとは6秒差。ペースも変わらず、逆転は難しい状況に。レース後半になると、梅森さんのマシンにメカトラブルが発生、リタイヤとなってしまう。終盤は上位陣の変動無く、注目は3位争いに。序盤にライバルの早坂さんのリタイヤでライバルが菅原さんだけとなった山田さんが3位に浮上、徐々にゴールが近づいてくる。終盤には前後との差もかなり広がり、淡々とした展開となり、そのまま無事走りきった山田さんが3位に入賞。2位は谷口くん、優勝が阿部さんとなった。

　次はミニクラス。スタート直後にクラッシュが発生、野村さんと瑞樹さんが出遅れる波乱の展開。これで梅森さんがトップに立ち、独走に持ち込むかと思われたが、後方に下がっていた野村さんと瑞樹さんが上位に戻ると、野村さんが猛烈な勢いで梅森さんを追走。あっという間に追いつくと、レース中盤にはトップに立つ。この勢いでは梅森さんはついて行けず、そのまま野村さんの独走態勢に。さらに後方では、瑞樹さん、鈴木さん、小野さんが三つ巴の3位争いになったが、瑞樹さんが徐々にペースダウンする、最後にはリタイヤとなってしまう。残った鈴木さんと小野さんであったが、中盤まで小野さんが3位をキープしていたものの、ミスから後退、鈴木さんが終盤は3位に浮上、そのままゴールとなり、3位鈴木さん、2位梅森さん、そして野村さんが久々優勝となった。

　本日のメインイベントはこのソニッククラス決勝。10台フルグリッドでのスタートは後方で混乱気味。それを尻目に抜け出したのは、PP鈴木さん。レース経験豊富な鈴木さんは、ここからハイペースを刻みつつ、後続との差をキープ、独走態勢に。追うライバル筆頭は谷口くんと和久さんであったが、和久さんがミスなどから徐々に後退。中盤以降はペースが安定してきたものの、追い上げるまでには至らず苦しい展開。一方、谷口くんが2位キープで中盤に入るが、ここで久々参加の野島さんがじわじわ差を詰め、谷口くんの後方に張り付く。後半になると、谷口くんがミスなどから遅れた隙に一気に野島さんがパス！2位に浮上すると、直後に谷口くんは焦ったか、マシンを壊してしまい、無念のリタイヤとなった。レース終盤になると2位野島さんに和久さんが詰め寄り、逆転を狙ったのだが、パスするまでには至らず。結局、和久さんが3位、野島さんが2位、そして鈴木さんが優勝となった。

　最後はラリークラス決勝がスタート。インフィールドに更に低めのジャンプ台を追加設置し、難易度が上がった為、予選に比べると若干ペースダウン。オープニングラップはＰＰ小林さんがトップキープしたものの、早くもドライブミスしてしまい、順位を下げてしまう。代わって阿部さんがトップ立つも、今度は和久さんが抜き去り、一気にトップに。その後、阿部さんは和久さんを追走したのだが、ワンミスからマシンを壊してしまい、無念の序盤リタイヤとなってしまった。その後、小林さんが和久さんを追走、中盤は和久さんの背後に付け、一瞬抜く場面もあったが、直後にパスされてしまい、2位に逆戻り。レース後半になると、小林さんのマシンが徐々にナーバスになり、じわじわペースダウン。一方、和久さんは徐々にペースが安定、ベストラップをマークするなど尻上がり。こうなるとさすがに小林さんは付いていけず、終盤にはマシンのコントロールだけで精一杯に。結局、和久さんが小林さんを引き離して初開催のラリークラス優勝を果たした。2位は小林さん、3位には山岸さんが入賞となった。

　最後に表彰式と抽選会が行われ、レースも無事終了。来シーズンのレースレギュレーションに関し、アドバンスのブラシレスモーター公認と、タミヤの新型ブラシレスモーター公認について、事前アナウンス。若干のレギュ変更となるが、現状の速度を維持しつつ、来年も好レースが展開されるよう期待したい。

優勝者セッティングデータ

タミヤチャレンジカップレース　2014/12/14（日）
スプリントシリーズ　第12戦　　2014/12/28（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
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