りとるてっくｉｔａサーキット
2014シリーズスプリント第10戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、相澤さんの追い上げを凌ぎきった梅森さんが優勝！
☆アドバンスクラスは、相澤さんとのバトルから逃げ切った谷口くんが優勝！！
★ソニッククラスは和久さんを終盤にパスした相澤さんが逆転優勝！！
☆スーパーソニッククラスは、ＰＰ小林さんが逃げ切り優勝！

ミニ、アドバンス、ソニック、スーパーソニック：EP、ハーフコース８分間周回レース

ミニクラス
２位　相澤　和昭さん　優勝　梅森　伸也さん　３位　野村　順一さん

アドバンスクラス
２位　相澤　和昭さん　優勝　谷口　亘佑くん　３位　阿部　哲也さん

ソニッククラス
２位　和久　浩一さん　優勝　相澤　和昭さん　３位　谷口　亘佑くん

スーパーソニッククラス
３位　武田　剛志さん　優勝　小林謙一郎さん　２位　山岸　　純さん

全体写真
今回も秋晴れのいい天気に恵まれました！

　10/12(日）、シリーズ第10戦が開催された。この日も台風が来る直前の好天に恵まれ、朝方は寒かったが、日中は心地よい陽気に。そんな中、今回もアドバンスクラスが２クラスになるなど、賑やかにレース開催となった。

　予選最初はアドバンスクラス。2組に分かれての予選は11台でのタイムアタック。今回もＰＰ争いは相澤さん、谷口くんの熾烈なタイム争いとなったが、ソニッククラス並みのハイペースとなり、23秒台前半の驚異的なペース。しかし、谷口くんがわずかに相澤さんを上回り、ＰＰを獲得。2位相澤さんに続いたのは、唯一24秒台だった阿部さんであった。今回、Ａ組のボーダーラインは25秒台となり、早坂さんがぎりぎりでＡ組に進出、山田さん他のライバルたちはＢ組で上位進出を目指すことに。

　次の予選はソニッククラス。こちらは5連勝中の和久さん、相澤さん、谷口くんが22秒台前半に突入し、三つ巴のＰＰ争い。2本目までタイムアップが続き、熾烈を極めたが、相澤さんが22.07をマークして、二人を若干引き離し、見事ＰＰ獲得。2位は0.3秒近い差を付けられた和久さん、3位には谷口くんと続いた。

　ミニクラス予選は6台でのタイムアタック。今回、相澤さんは、M05Ver�UとM03を交互に予選に投入したが、熟成を重ねたM03が鬼神の速さ。自身のソニッククラスPPタイムに迫る２２．２９を叩き出し、ぶっちぎりのPP。2位争いは野村さんと梅森さんが23秒台で競ったが、野村さんが23秒中盤でなんとか2位をゲット。梅森さんは3位に。

　予選最後はスーパーソニッククラス。3台と寂しい台数であったが、特に2位争いが熾烈。武田さんと山岸さんが0.01秒を争う形となったが、わずかに武田さんが上回り2位を獲得、山岸さんが3位、PPは21秒台前半をマークした小林さんとなった。

　午後からは決勝レースがスタート。今回は参加者の少ないクラスから決勝レース開始となったので、最初はスーパーソニッククラス。スタートで小林さんが抜け出すと、そのままトップ独走に持ち込む。一方、2位争いは武田さんが山岸さんをリードしていたものの、ミスから逆転を許してしまい、山岸さんが2位に浮上。その後は3台の差が開き、淡々とレースが進行、終盤に油断したか、小林さんが横転する場面もあったが、マーシャルに直してもらい、無事トップのまま復帰。そのまま逃げ切って優勝となった。2位は山岸さん、3位は武田さんとなった。

　次はミニクラスがスタート。直後に相澤さんが遅れる波乱もあったが、すぐさま復帰し、追い上げを開始。序盤は梅森さんがトップ、野村さんが2位に付けて追走。相澤さんは単独3番手に浮上すると、中盤はじりじりと差を詰め始め、、後半は野村さんを激しい2位争いを展開。その間に梅森さんは一時的に差を広げることに成功したのだが、終盤に相澤さんが梅森さんを猛追！ぐいぐい差を詰め、ファイナルラップで０．９秒差。そして更に差を詰めたが、最終コーナー立ち上がりでわずかに梅森さんがリード！そのまま逃げ切って辛くも優勝を果たした。2位は相澤さん、3位は野村さんとなった。

　ソニッククラスは綺麗にスタートを決めた和久さんがトップキープ、それを追うのが谷口くんと相澤さんという展開。序盤、ミスなどから相澤さんが後退気味であったが、徐々にペースを上げると、谷口くんをパスし2位に浮上。中盤はじりじり和久さんとの差を詰め始める。特にインフィールドのシケイン区間で車速をのせる相澤さんはここで和久さんとの差を詰める。しかし、和久さんも百戦錬磨。コーナーのインにスペースを空けずに隙を作らない。こうしてトップ争いは膠着状態となったが、レース終盤に和久さんがまさかのドライブミス！コーナーのイン側に刺さった瞬間を逃さずパスした相澤さんが念願のトップに。和久さんもすぐさま追い上げを開始したのだが、8分経過直前に相澤さんだけが次の周回に突入！わずかに遅れていた和久さんは最終的に1周差を付けられてしまった。優勝は相澤さん、2位が和久さん、3位には後半淡々と走りきった谷口くんが入賞となった。

　この日のメインイベントのアドバンスクラスがB組からスタート。トップスタートの山田さんが序盤から抜け出し、独走態勢に持ち込む。しかし、レース中盤にドライブミスからマシントラブルを起こしてしまい折角のトップ走行が、復帰までに最後尾まで後退してしまう。代わってトップに立ったのは今さん。序盤の熾烈な2位争いから抜け出した今さんは、山田さんと入れ替わってトップに立つと、そのまま後続を引き離し、終盤は独走態勢。一方の2位争いは、佐藤　高典くんと哲也さんが親子で熾烈なバトルに。再三高典くんの後方に追いつく哲也さんであったが、わずかに不安定なマシンのせいか、なかなかパスするまでに至らず。抜きあぐねている内に無念のタイムアップ！今さんが独走で、この組トップゴール、高典くんが2位、哲也さんが3位となった。

　最後がアドバンスクラスＡ組の決勝レース。スタートは綺麗に決まったものの、直後に相澤さんと谷口くんがミスから後退、阿部　哲也さんがトップに立つ。しかし、今度は阿部さんがミスから大きく後退してしまうと、再度相澤さんと谷口くんがトップ争いへ。ここからは二人の一騎打ちに突入。一時相澤さんが前に出て谷口くんを引き離しかけるが、谷口くんが逆転すると、終盤まで相澤さんが後方から激しくプレッシャーをかける。そして迎えたファイナルラップ、勝負をかけて、パスする気満々の相澤さんであったが、抜きかける直前にわずかに谷口くんが壁にマシンを当てて一瞬失速し、あわや追突しそうになり、慌てて自重する相澤さん。これでペースを乱されてしまった相澤さんは、ファイナルラップでパスするチャンスを見逃してしまい、辛くも谷口くんがそのまま逃げ切り優勝。相澤さんは惜しくも2位となった。3位は後半淡々と単独走行となった阿部さんが入賞となった。尚、Ｂ組トップだった今さんは、総合でも4位に食い込む健闘を見せた。

　最後に表彰式と抽選会が行われ、シリーズ第10戦も無事終了。レース後もアドバンスクラス参加者がメインで練習走行に勤しむ場面も。ちょっと日が短くなってきたが、来月も熱戦を期待したい。

優勝者セッティングデータ

タミヤチャレンジカップレース　2014/10/26（日）
※10月のタミチャレは、統一開催日に開催するため、第4日曜日へ変更となります。
ビギナーだけのレース　　　　　2014/11/3(祝）
スプリントシリーズ　第11戦　　2014/11/9（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
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