りとるてっくｉｔａサーキット
2014シリーズスプリント第9戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、相澤さんがM05Ver2にスイッチしたが、相変わらずの速さで優勝！
☆アドバンスクラスは、余裕をもってバトルしていたはずの相澤さんから逃げ切った谷口くんが優勝！！
★ソニッククラスは和久さんが序盤から抜け出して4連勝を飾る！
☆スーパーソニッククラスは、ＰＰ小林さんを遠藤さんがパスしたのだが・・・

ミニ、アドバンス、ソニック、スーパーソニック：EP、ハーフコース８分間周回レース

ミニクラス
２位　梅森　伸也さん　優勝　相澤　和昭さん　３位　野村　順一さん

アドバンスクラス
２位　相澤　和昭　優勝　谷口　亘佑くん　３位　阿部　哲也さん

ソニッククラス
２位　相澤　和昭さん　優勝　和久　浩一さん　３位　遠藤　龍二さん

スーパーソニッククラス
３位　武田　剛志さん　優勝　小林謙一郎さん　２位　遠藤　龍二さん

全体写真
秋晴れのいい天気に恵まれました！

　９／２８（日）、シリーズ第９戦が開催された。いい天気に恵まれたせいもあり、特にアドバンスクラスの参加者が多く、１１名・２組になるなど、久々の盛況。今回も４クラスに分かれてレース開始となった。

　最初は２組に分かれてアドバンスクラス予選から。今回も相澤さんがトリプルエントリーでアドバンスクラスに参加。最初からマジ走りを披露し（苦笑）、一人２３秒台を叩き出し、早々とPP確定。その分、２位争いが激戦となり、阿部さん、梅森さん、そして予選２本目から参加した谷口くんの三つ巴。２４秒台後半のタイム争いは、僅差で谷口くんに競り勝った阿部さんが２位。以下、谷口くん、梅森さんと続いた。今回決勝A組に進出したのは、上位４名に加え、早坂さん、佐藤　哲也さんとなった。

　次はソニッククラス予選がスタート。こちらは９台でのタイムアタック。最近、参加すれば優勝している和久さんが、今回も好調。ライバルの相澤さんとのタイム争いが熾烈であったが、１本目にマークした２２．１８が決め手となり、今回も和久さんがPPを獲得。０．１２秒差で相澤さん、３位争いは非常に僅差だったが、０．０１秒差で遠藤さんを下した谷口くんが滑り込んだ。

　次はミニクラス。今回は少なめの参加者４名。先月まで皆さん、相澤さんのM03に全く歯が立たなかったのだが、今回、相澤さんはM05Ver�Uにスイッチ。さすがに熟成を重ねたM03程のペースは出せず、１秒落ちなのだが、それでもきっちりPP争いに絡む。しかし、今回は梅森さんが一人２３秒台にのせてPPを獲得、２位が相澤さん、３位が野村さんとなった。

　予選最後はスーパーソニッククラス。こちらは相澤さんは参加せず、４名でのタイムアタックに。前回、相澤さんが予選で一人２０秒台にたたき込んだこのクラス、今回は小林さんが２０秒台に突入し、ＰＰを獲得。最大のライバル、遠藤さんが２１秒台、山岸さんが２３秒台をマークし、予選１〜３位となった。

　午後からは決勝レースがスタート。最初は久々に２組に分かれたアドバンスのＢ組。トップスタートだった今さんが大きく順位を下げた一方、佐藤　高典くんと山田さんがトップ争いに浮上、マッチレースになりそうだったのだが、序盤にし早くも山田さんにトラブル発生。復旧に手間取った後、最終的にリタイヤとなってしまう。これで単独トップに立った高典くんはそのまま独走態勢に。一方、追いかけるのは菅原さんと、一旦後退していた今さんであったが、じりじりを離されてしまう。レース後半は半周差をキープした高典くんが独走し、そのままこの組のトップゴールに。Ａ組に進出しているお父さんこと哲也さんにプレッシャーをかける。

　さて、次はそのアドバンスＡ組。綺麗に決まったスタートから、上位は予選順位通りで計測ラインを通過。ペースの速い相澤さんがじわじわ後続を引き離し始める。後方では３位の谷口くんが阿部さんをパスし２位に浮上すると、ここで相澤さんが、普段の練習走行でやっているバトル教育モードに変更。谷口くんを従え、付かず離れずペースを合わせて走行し始める。この日午前中、用事で練習不足気味だった谷口くんは、ミスを連発。そのたびに相澤さんが「しょーがねーなー」とばかりに一旦停止し、谷口くんの復帰を待つ余裕。レース中盤になると、教育（？！）がエスカレートし、谷口くんを先行させて、後方からあおり始める始末（苦笑）。しかし、このあたりから、谷口くんのペースが安定し始め、相澤さんと互角のペースになり始める。この異変に気づかず、余裕の構えだった相澤さんは、終盤にきてようやく状況を把握。最後はマジ走りで谷口くんを抜きにかかるのだが、逆にわずかにミスしてしまい、万事休す。谷口くんが逆転で優勝を果たした。２位は計算が狂った相澤さん、３位には阿部さんが入賞となった。ちなみに、ＡＢ組に分かれた佐藤親子の対決は、僅差で高典くんがお父さんの哲也さんに勝った。

　次は最激戦のソニッククラス。スタート自体は綺麗に決まったのだが、直後のインフィールドで多重クラッシュが発生。ＰＰ和久さんがノーミスで計測ラインを通過し一方、２位以下が大きく遅れる展開に。オープニングラップで２秒差をもらった和久さんは、手を抜かずにそのまま独走態勢へ突入、注目は２位争いに。その２位争いは、遠藤さん、武田さん、相澤さんがめまぐるしく順位を入れ替え、中盤まで混戦だったが、後半は相澤さんが単独２位へ浮上、３位には遠藤さんが付ける。相澤さんはトップ和久さんとの差を詰めるべくペースを上げるのだが、ほぼ互角のペースで、なかなか差が詰まらない。逆に終盤にかけて差をじりじり広げた和久さんは、そのまま逃げ切り、優勝を果たした。２位は相澤さん、３位は遠藤さんとなった。

　次はミニクラス決勝がスタート。スタートでは梅森さんが混乱する後続を若干引き離し、リードを奪ったが、ここから相澤さんが一気にペースを上げると、あっという間に梅森さんの背後に付ける。数周後方でプレッシャーをかけると、梅森さんのミスを突いて遂にトップに立つ。そこからは先月までのM03並のハイペースで飛ばし始め、ソニッククラスもびっくりの23秒フラットのベストラップをマーク。独走態勢を固めると、そのまま逃げ切り、見事優勝を果たした。2位は食い下がるも、ちぎられてしまった梅森さん、3位には野村さんがが入賞となった。

　最後はスーパーソニッククラスがスタート。序盤は小林さんがトップキープしたが、ペースが安定せず、逆にミスしてしまう。その隙を突いて、遠藤さんがトップへ浮上、リードを奪う。しかし、ここでペースが安定してきた小林さんは遠藤さんを猛追、数周で追いつくと、遠藤さんのミスを誘い、再逆転、トップに返り咲く。その後、お互いペースが安定すると、じりじりと小林さんが遠藤さんを引き離し、差が開く。そのまま逃げ切った小林さんが優勝を果たした。2位は遠藤さん、3位争いは、トラブルで遅れた2名だったが、何とか完走した山岸さんが入賞となった。

　最後に表彰式と抽選会を行い、滞りなくレースも終了。恒例のアフターレースでバトルをエンジョイしたり、お互いのマシンをテストドライブするなど、サーキット走行を満喫した参加者であった。

優勝者セッティングデータ

スプリントシリーズ　第10戦　　2014/10/12（日）
タミヤチャレンジカップレース　2014/10/26（日）
※10月のタミチャレは、統一開催日に開催するため、第4日曜日へ変更となります。

皆さんの参加をお待ちしております。
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