りとるてっくｉｔａサーキット
2014シリーズスプリント第7戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、序盤から抜け出た相澤さんが逃げ切り優勝！！
☆アドバンスクラスは、追いすがる阿部さんを下した谷口くんが優勝！！
★ソニッククラスはＰＰ相澤さんがまさかのミス！！果たして勝ったのは・・・
☆スーパーソニッククラスは、終盤小林さんを遠藤さんが激しく追い上げたが・・・

ミニ、アドバンス、ソニック、スーパーソニック：EP、ハーフコース８分間周回レース

ミニクラス
３位　小林謙一郎さん　優勝　梅森　伸也さん　２位　梅森　伸也さん

アドバンスクラス
３位　梅森　伸也　優勝　谷口　亘佑くん　２位　阿部　哲也さん

ソニッククラス
３位　相澤　和昭さん　優勝　和久　浩一さん　２位　遠藤　龍二さん

スーパーソニッククラス
２位　遠藤　龍二さん　優勝　小林謙一郎さん　３位　谷口　亘佑くん

全体写真
午前中は猛暑、昼頃は強風とめまぐるしく天候が変わる一日でした。

　７／２７（日）、シリーズ第7戦が開催された。梅雨明け目前で、朝から結構な暑さだったが、そこそこの参加者が集まり、レース開催となった。開催したのは、アドバンス、ソニック、ミニ、スーパーソニックの4クラス。まずはアドバンスクラスから予選開始！

　そのアドバンスクラスは、谷口くんと阿部さんが互角のＰＰ争い。そこに2本目には梅森さんも加わって、三つ巴となったが、予選1本目で２４．４６と一人24秒台前半に乗せた谷口くんがＰＰ獲得。2位は阿部さんで０．２４秒差、3位梅森さんは０．４４秒差と僅差。決勝でも接戦になりそうである。

　次はソニッククラスの予選。１０台で争われた予選は、4名が２２秒台に突入し、ＰＰを争う。特に和久さんと相澤さんは22秒台前半へ突入、2本目には更に接戦となったが、最後に２２．１４をマークした相澤さんがＰＰに。2位和久さんは２２．１８で、わずか０．０４秒差であった。3位の遠藤さんは２２．６３、4位の佐藤　瑞樹さんは２２．８３と続いた。今回は和久さんと相澤さんの一騎打ちになりそう。

　ミニクラス予選は６台でタイムアタック開始。ミニクラスは、相澤さんがきっちり仕上げたM03で、ダントツに速い。今回もその状況は変わらず、一人22秒台（！）にぶち込み、ぶっちぎりでＰＰを獲得。2位野村さんとはベストラップが1秒違う（＾＾；。3位には梅森さんが付けたが、こちらも相澤さんとは１．３秒差であり、決勝では2位以下の争いに注目が集まりそうである。

　予選最後はスーパーソニッククラス。5台でのタイムアタックとなったが、1本目で小林さんが２１．３６をマークし、暫定ＰＰとなったが、2本目に遠藤さんが一気にタイムアップし、２２．１９で逆転のＰＰ獲得に。22秒台はこの二人で、3位には野島さんが２２．０７で付けた。ワンミスが命取りなこのハイスピードクラスは、最後まで気が抜けない決勝になりそう。

　昼休みを挟んで午後から決勝レースがスタート。時折強風が吹き荒れる変わったコンディションとなった。最初はアドバンスクラス。スタートで飛び出したのは上位3台。谷口くん、阿部さん、梅森さんらが三つ巴のトップ争いを展開する。序盤は谷口くんがトップキープしたものの、中盤に入る頃にミスから3位まで後退、代わって阿部さんがトップに。中盤は、3位に後退した谷口くんと2位梅森さんの2位争いが激化し、抜きつ抜かれつの接戦となったが、レース後半になると、徐々に谷口くんが抜け出て、単独2位に。梅森さんはじりじり離される苦しい展開に。前が開いた谷口くんはここからスパート！一気にトップ阿部さんの背後まで詰め寄ると一気に逆転し、トップへ返り咲く。ここから終盤は阿部さんとトップ争い。阿部さんは谷口くんの背後に再三詰め寄るのだが、あと０．４秒というところで凌ぎきられてしまう。最後にファイナルラップで阿部さんは仕掛けたのだが、またしても届かず。結局、谷口くんが辛くも逃げ切り優勝となった。2位は阿部さん、3位には梅森さんが入賞となった。

　次はソニッククラスの決勝レース。１０台フルグリッドでのスタートは綺麗に決まったのだが、PP相澤さんがヘアピンを曲がりすぎて逆走してしまうハプニング。このおかげで後続は大混乱！この混乱をすり抜けた2位スタートの和久さんと瑞樹さんが大きなリードを奪うことに。しかし、直後に瑞樹さんがミスから大きく遅れてしまい、最後尾に後退、和久さんが単独トップに立つ。数週経過し、落ち着いてくると、相澤さんと梅森さんが2位争いを展開。しかし、バトルしている間にも和久さんはひたひたとリードを広げる。レース中盤には相澤さんが単独2位を確保し、ペースを上げるのだが、和久さんとのペースは互角な上に、半周近い10秒差。１，2位はそれぞれ単独走行に近い状況に。レース終盤、3位争いが激化。遠藤さん、武田さん、梅森さんの三つ巴となったが、終盤トップと互角のペースを維持した遠藤さんがするっと抜けだし、3位でゴール。2位は相澤さん、優勝は和久さんとなった。

　ミニクラスは、綺麗なスタートからPP相澤さんが抜け出しトップをキープ。2位に梅森さんが付け、3位以下は混戦状態に。その混戦を抜け出た小林さんが単独３いとなったが、相澤さん、梅森さん、小林さんはそれぞれ約4秒間隔と離れ気味。トップ相澤さんのペースが落ちる気配もなく、レース中盤は3台の差がじりじり広がっていく展開に。レース終盤に入ると相澤さんがミスするが、十分なマージンを確保していたおかげでトップキープのまま復帰。一方ペースが落ちてきた梅森さんの背後に小林さんがじわじわ接近すると、隙を突いて小林さんが2位に浮上！抜かれた梅森さんは、ここからペースを戻し、小林さんを猛追。なんとか凌ごうとする小林さんであったが、残り1分で遂に梅森さんに抜かれてしまい、3位に後退。最後まで追走するも、梅森さんが逃げ切って2位入賞となった。3位は小林さん、そして優勝は相澤さんとなった。

　最後はスーパーソニッククラスがスタート。ＰＰ遠藤さんがわずかにフライングしてしまい、すぐにマシンを止めて再スタートする波乱があったが、この間に2位の小林さんがトップに。後方には遠藤さんと谷口くんが１〜１．５秒差で追走、序盤は三つ巴の展開。しかし、ミスから谷口くんが後退すると、遠藤さんが小林さんを追い上げ、プレッシャーをかけ始める。レース中盤まで遠藤さんと小林さんはほぼ互角のペースで、その差は約1秒で動かず。しかし、後半に入ると、徐々に差が開き始め、レース終盤には7秒差にまで開いてしまう。しかし、ここで集中力が切れた小林さんがミスしてしまい、差が半分に減ってしまうと、強風のせいか、涙目になってしまった小林さんがペースダウン。徐々に差が詰まり始め、ゴール直前に追いつきそうな勢いであったが、ファイナルラップに遠藤さんが痛恨のドライブミス！辛くも逃げ切った小林さんが優勝となった。2位は無念の遠藤さん、3位には谷口くんが入賞となった。

　最後に表彰式と抽選会が行われレース終了。翌日東北地方も梅雨明けとなり、本格的に夏本番！暑さに注意は必要だが、8月も熱戦に期待したい。

優勝者セッティングデータ

タミヤチャレンジカップレース　2014/8/10（日）
スプリントシリーズ　第8戦　　　2014/8/31（日）
※8/24はタミヤGP 岩手大会を重なるため、日程変更になります。

皆さんの参加をお待ちしております。
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