りとるてっくｉｔａサーキット
2014シリーズスプリント第4戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、3度も横転しつつも地力に勝る相澤さんが逆転優勝！！
☆アドバンスクラスは、今回も谷口くんが独走優勝！！
★ソニッククラスはレース直前に足を負傷した遠藤さんが痛みにも負けずに見事に優勝！！
☆テスト開催のスーパーソニッククラスは、タイヤ選択で明暗が・・・・

ミニ、アドバンス、ソニック、スーパーソニック：EP、ハーフコース８分間周回レース

ミニクラス
２位　佐藤　瑞樹さん　優勝　相澤　和昭さん　３位　佐藤　　厚さん

アドバンスクラス
２位　遠藤　龍二さん　優勝　谷口　亘祐くん　３位　梅森　伸也さん

ソニッククラス
２位　野島　紘道さん　優勝　遠藤　龍二さん　３位　梅森　伸也さん

スーパーソニッククラス
２位　和久　浩一さん　優勝小林　謙一郎さん　３位　武田　剛志さん

全体写真
いい天気に恵まれ、快適なレース環境でした

　４／２７（日）、シリーズ第4戦が開催された。この日は朝から快晴。気温も上昇し、申し分のない天気に恵まれた。そのおかげか、久々に参加者も多く、数ヶ月ぶりに参加した方もちらほら。今回は試験的にタミヤ１０．５Tモーターでスーパーソニッククラスも開催となり、賑やかなレースとなった。

　予選最初はアドバンスクラス。ここのところ連勝している谷口くんが今回も好調。しかし、負けじと遠藤さんがタイムを詰め、二人とも24秒台中盤でＰＰ争いに。しかし、０．０５秒差で競り勝った谷口くんがＰＰを獲得、遠藤さんが2位となった。3位には小野さん、4位は来場が遅れた梅森さんが何とか滑り込み。梅森さんを含め、3名のトップ争いになるかも。

　次はソニッククラスの予選。10台でのタイムアタックは、遠藤さんがタイム争いをリード。23秒台のタイム争いだったが、予選2本目になると、遠藤さんがついに22秒台に突入！22.89をマークし、見事ＰＰをゲット。2位は久々参加の野島さんが快調な走りを見せて滑り込み。3位は若干調子が上がらない和久さんであった。

　ミニクラスは、今回6台での予選。タミチャレ常連の相澤さんと瑞樹さんが参戦し、タイム争いをリードするが、特に相澤さんが速く、ソニックも真っ青の２３．９７をマークし、文句なしのＰＰを獲得。梅森さんや瑞樹さんが２４．４まで詰めたが届かず、それぞれ２・３位となった。相澤さんをライバルが止められるか、注目ポイントになりそう。

　予選最後はスーパーソニッククラス。今回試験的に開催となったため、ギヤ比は５．５以上でばらばらな状況だったが、あえてローギヤにしていた和久さんが２２．７１でＰＰをゲット。2位は山岸さんが０．０７秒差で付け、3位は小林さんが23秒台で付けた。さすがに１０．５Ｔに合わせたセッティングはまだ煮詰まっておらず、タイヤチョイスもまちまちで調整途上の各車。決勝にどう合わせてくるがポイントになりそうである。

　昼休みを挟んで決勝レースがスタート、最初はアドバンスクラス。ＰＰから飛び出した谷口くんを梅森さんが追走、追い上げを計るのだが、谷口くんのペースに梅森さんはついて行けず、序盤にして谷口くんが独走態勢に。その後中盤に入った直後に梅森さんがミス。復帰までに大きく遅れてしまい、4位まで後退してしまう。代わって遠藤さんが2位浮上、それを小野さんと梅森さんが追走する。レース中盤、遠藤さんが小野さんと梅森さんを引き離して単独2位を確保する。しかし、終盤にかけて小野さんと遠藤さんがペースダウンすると、梅森さんがその隙に2位まで浮上するのだが、終盤にミスを連発してしまい万事休す。遠藤さんが逆転で2位浮上したところでゴールとなった。優勝は独走した谷口くん、2位は遠藤さん、3位は梅森さんとなった。

　次はソニッククラス。ここでハプニングが。ＰＰ遠藤さんが足を痛めてしまい、歩くのもままならない状況。何とか操縦台にたどり着き、足の痛みをこらえながらのドライブに。しかしレースがスタートすると、痛みを微塵も見せぬ綺麗な走りで、それを野島さんが追う形に。しかし、序盤にわずかなミスをすると、その隙に野島さんがトップに。その後ペースを上げ始めた遠藤さんはベストラップを更新しつつ、野島さんとの差を詰めると、レース中盤に逆転！トップに返り咲く。その後、5秒前後の差で野島さんも追走、チャンスを伺うが、そうこうしているうちにレースは終盤へ。最後は野島さんがついにペースダウン。差を広げた遠藤さんがそのまま逃げ切って優勝を果たした。2位は野島さん、3位は梅森さんとなった。

　ミニクラスは、ＰＰ相澤さんがオープニングラップで大きなリードを奪ったが、直後にドライブミスから遅れてしまい、4位まで後退してしまう。代わって梅森さんがトップに立つが、瑞樹さんが追走、しばし二人の接戦に。レース中盤は抜きつ抜かれつの展開になるが、ここでペースが上がらない隙に相澤さんがこの2台に追いつき三つ巴に。そして残り2分になると3台が超接近戦！しかし、ここで梅森さんがミスから足回りを破損してしまい、ペースダウンを余儀なくされ、順位を下げてしまう。また、相澤さんのミスから横転してしまい、トップの瑞樹さんと差が広がってしまう。しかし、ここから猛追を始めた相澤さんはあっという間に瑞樹さんに追いつくと、ファイナルラップには背後に張り付く。そして隙を突いてパスすると、何とかトップでゴール！優勝を果たした。2位は瑞樹さん。相澤さんのミスをついて逃げ切りできそうだったのだが、無念。3位は終盤にペースダウンした梅森さんをパスした佐藤　厚さんが入賞となった。

　最後はスーパーソニッククラスがスタート。ＰＰ和久さんがレースをリードするのだが、決勝で密かに遠藤さんのタイヤをまねた小林さんが快走し、すぐさま和久さんの背後に付ける。ギヤ比的にも小林さんの方が速く、抜けそうなのであるが、和久さんも百戦錬磨。うまくパスラインをつぶしつつ、トップをキープ。なかなか抜けない小林さんとトップ和久さんのバトルはしばらく続き、時々一瞬小林さんが前に出るが、和久さんもすぐさま抜き返す接戦。しかし、レース終盤に小林さんが和久さんをパスし、差を広げ始めると、勝負あり。そのまま逃げ切った小林さんがトップゴールを果たした。2位は和久さん、3位は山岸さんのトラブルにも助けられた武田さんが見事入賞を果たした。

　最後に表彰式と抽選会を行い、レースも無事終了。好天の中、レース後も練習走行や仲間とのバトルを楽しむ参加が多かった。梅雨までの間、好天に恵まれることを願うばかりである。

優勝者セッティングデータ

タミヤチャレンジカップレース　　2014/5/11（日）
スプリントシリーズ　第5戦　　　　2014/5/25（日）

皆さんの参加をお待ちしております。
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