りとるてっくｉｔａサーキット
2013シリーズスプリント第11戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、梅森さんが野村さんの追い上げを凌ぎきって優勝！！
☆アドバンスクラスは、梅森さんが余裕の展開だったのだが、最後にミスしてしまい・・・
★ソニッククラスは和久さんが序盤から独走して優勝！！

ミニ、アドバンス、ソニック：EP、ハーフコース８分間周回レース

ミニクラス
２位　野村　順一さん　優勝　梅森　伸也さん　３位　小野　輝昭さん

アドバンスクラス
２位　梅森　伸也さん　優勝　谷口　亘祐くん　３位　佐藤　康智さん

ソニッククラス
２位　野村　順一さん　優勝　和久　浩一さん　３位　梅森　伸也さん

全体写真
朝方は曇り空で雨が降りましたが、前線の通過と共に快晴に！

　１１／２４（日）、シリーズ第１１戦が開催された。この日は楽天ゴールデンイーグルスの優勝パレードがあったのだが、朝方はどんより曇り空。更に小雨まで降ってきたが、１０時過ぎには前線通過し、一気に快晴に。まぶしい程の日差しの中でレース開催となった。

　最初に始まった予選はアドバンスクラスから。久々参加の康智さんといつもの梅森さんと谷口君の３名でのタイムアタックは、谷口くんと梅森さんがガチンコ対決。梅森さんはTA01（古すぎ！）ベースのオリジナルマシンで参戦なのだが、実に快調な走り。最後は谷口くんに０．１秒差まで詰め寄られたものの、一人だけ２７秒台のタイムをマークし、ＰＰ獲得となった。２位は谷口くん、３位に康智さんとなった。

　次はミニクラス予選。６台でのタイムアタックとなったが、ここでも梅森さんが快調な走り。野村さんが追うものの、今ひとつ走りが安定せずタイムアップ出来ず。一人だけ２８秒台に突入した梅森さんがここでもＰＰを獲得。２位は梅森さんから１秒遅れの野村さん。これは決勝レース前にセッティング見直さないときつそう。予選３位には小野さんが滑り込んだ。

　予選最後はソニッククラス。７台でのタイムアタックとなったが、今ひとつ良くない路面コンディションのせいか、参加者全般的に走りに精彩がない。そんな中予選をリードしたのが遠藤さん。ＸＶ０１で快走するが、これに負けじとタイムを上げてきたのが和久さん。この二人の一騎打ちとなったが、予選２本目にいち早く和久さんが２６秒台に突入すると、遠藤さんも負けじと２６秒台に入るも、僅差で届かず。和久さんが辛くもＰＰを獲得することに。２位遠藤さんとの一騎打ちの予感が・・・。３位には野村さんが付けた。

　午後からは決勝レースがスタート、最初はアドバンスクラス。スタートで梅森さんが出遅れたものの、すぐさま谷口くんを追走するとあっさりトップ返り咲き。一気に谷口くんを引き離したのだが、ここ変な虫が騒ぎ出したらしく、敢えて谷口君をまって、２位から谷口くんに追走すると、一方的にバトルを仕掛け始める。負けじと谷口くんも防戦するのだが、バトル経験は百戦錬磨の梅森さん相手では分が悪い。インが開いたところをあっさり刺されてしまうが、そのたびに梅森さんは谷口くんの後ろに下がって後方からプレッシャーをかける。そうこうしているうちにレースも終盤に。とここで梅森さんが谷口くんの後方でなぜか単独クラッシュ！バック無しのマシンでマーシャルの助けを待つ間に谷口君とのさが一気に開いてしまった（苦笑）。そして谷口くんはそのまま逃げきり、棚ぼたながらも優勝を果たした。２位は遊びすぎてしまった梅森さん。３位は康智さんが完走して入賞となった。

　次はミニクラス。ＰＰ梅森さんを野村さんが追う形でオープニングラップをクリアすると、この２台が独走態勢に入り、タイマン勝負の展開に。しかし、ペースに勝る梅森さんがじわじわ野村さんを引き離すと、レース中盤には５秒差近くまで差が開く。しかし、ここからは膠着状態となり、なかなかタイム差が変動しない状況に。この直前、小野さんと佐藤　厚さんが激しく３位を争ったが、厚さんの珍しいミスで差が開くと、小野さんが単独３位走行に。しかし、上位２名との差は広がる一方で、その後は淡々と走ることとなる。そのトップ争いは、終盤にかけ、徐々に野村さんが差を詰め始めると、１秒台の僅差まで詰め寄ったのだが、ここでタイムアップ！梅森さんが辛くも逃げ切り優勝を果たした。２位は野村さん。あと１分あれば逆転可能だったかも・・・。３位は終盤単独走行となった小野さんとなった。

　最後はソニッククラスがスタート。注目のトップ争いは、２位の遠藤さんがなんといきなりクラッシュ！最後尾まで後退してしまうが、ここから追い上げを図り、ペースを上げると、レース中盤までに前方のマシンに追いつくと、１台１台パスしながら、徐々に順位を上げてくる。一方、これで楽になった和久さんは序盤から独走態勢に持ち込むべく、後続の野村さんと山岸さんを引き離そうとするのだが、しばし後方に食いつかれ、なかなか楽にさせてくれない。しかし、ここで野村さんと山岸さんが大きく遅れてしまい、不意に和久さんが単独トップに。この直後、山岸さんが２位に浮上したのだが、ここで山岸さんは痛恨のクラッシュ！フロントの足回りを破損してしまい、無念のリタイヤとなってしまう。これで野村さんが単独２位に浮上すると、梅森さんが若干遅れて３位に付けて野村さんを追走。徐々に野村さんとの差を詰め始めるが、レース終盤になると、梅森さんの背後に、序盤出遅れていた遠藤さんが接近してくる。一時６秒あった２台の差は、梅森さんのミスなどから一気に数秒差に縮まってしまう。ここからゴール直前まで遠藤さんは梅森さんとの差を詰めたのだが、０．５秒差まで近づいたところで無念のタイムアップ。梅森さんが辛くも３位入賞を果たした。２位は野村さん、そして優勝は和久さんとなった。

　最後に表彰式などが行われ、シリーズ第１１戦も無事終了となった。来月は遂に最終戦となるが、シリーズチャンピオン争いがかかるクラスもあり、最終戦まで目が離せないレースになりそうである。

優勝者セッティングデータ

2013　タミヤチャレンジカップレース　2013/12/8（日）　時計回り
2013　スプリントシリーズ　第１２戦　2013/12/22（日）　時計回り

皆さんの参加をお待ちしております。
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