りとるてっくｉｔａサーキット
2013シリーズスプリント第10戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、野村さんが野島さんを辛くも下して優勝！！
☆アドバンスクラスは、中村くんが後続を振り切り初優勝！！
★ソニッククラスは中村さんが和久さんの追撃を凌ぎきって優勝！！

ミニ、アドバンス、ソニック：EP、ハーフコース８分間周回レース

ミニクラス
２位　野島　紘道さん　優勝　野村　順一さん　３位　梅森　伸也さん

アドバンスクラス
２位　梅森　伸也さん　優勝　中村　拓海くん　３位　谷口　亘祐くん

ソニッククラス
２位　和久　浩一さん　優勝　中村　順一さん　３位　野島　紘道さん

全体写真
朝方に雨が降りましたが、すぐ路面も乾き、久々ににぎやかなレースに。

　１０／１３（日）、シリーズ第１０戦が開催された。この週末は事前の予報では３日間好天に恵まれるはずだったが、朝に通り雨。しかし、すぐに止み、日も差してきたお陰ですぐにドライコンディションに好転。丁度数週間前にタミヤからTB-04が発売され、シェイクダウンがてらレース参加された方も居り、久々ににぎやかなレースとなった。

　そんな中始まった予選はアドバンスクラスから。６台でのタイムアタックは、タミヤGPで火花を散らした中村くんと谷口くんのジュニア対決に加え、梅森さんの三つ巴という今年恒例のタイム争い。予選１本目では梅森さんが若干リードしたが、２本目にジュニア二人がペースアップし、２８秒台に突入。最終的に中村くんが０．４秒ほど谷口くんを引き離してＰＰを獲得。以下、谷口くんが２位、梅森さんが３位につけた。また、シリーズ戦初参加の石田さんは予選４位につけた。

　次はミニクラス予選。７名でのタイムアタックは、前回優勝を逃した野村さんと梅森さんが予選１本目にＰＰ争いを展開したが、２本目に好タイムをマークした遠藤さんがここに割って入り予選２位をゲット！ＰＰは僅差で梅森さんが獲得。３位野村さんまでが２８秒台となり、決勝では三つ巴の争いになるか？

　予選最後はソニッククラス。１１名が２組に分かれてのタイムアタックとなったが、やはり注目はニューマシンのTB-04勢。和久さんと山岸さんがレース投入してきたが、まだセッティング途上。そういいつつも、和久さんは２６秒台に突入し、予選３位をゲット。予選２位には谷口さんが滑り込み、ＰＰは中村さんが２６．１４の好タイムでゲットした。中村さんはTA-06。流石に熟成を重ねたマシンの動きはスムーズで隙がない。決勝は中村さんを軸に展開しそうである。

　午後から決勝レースがスタート。最初はアドバンスクラスから。今回も梅森さんはハンデスタートを選択。なんと、インフィールドを一人だけ１回分多く回るという、約半周のハンデ。しかし、半年間でかなり腕前を上げた中村くんや谷口くん相手に、このハンデは結構重く、序盤は順位を戻すのに四苦八苦することに。一方、ＰＰスタートの中村くんは好スタートからトップキープし、谷口くん、石田さんと共にトップグループを形成。中盤に入ると、後続のミスなどもあり、徐々に独走態勢に持ち込む。レースも折り返しになると、後方から追い上げてきた梅森さんが谷口くん、石田さんとバトルとなり、三つ巴の２位争いに発展。こうなると流石にシリーズ戦初参加の石田さんにはちと荷が重く、徐々に後退。谷口くんと梅森さんのタイマン２位争いに。終盤まで抜きつ抜かれつの激しいバトルとなったが、何とか梅森さんが競り勝って２位入賞となった。３位は谷口くん。優勝は後半盤石の展開となった中村くんとなった。

　次はミニクラス。スタート直後に梅森さんがクラッシュから最後尾まで遅れる波乱の展開。代わって遠藤さんがトップに立つものの、すぐさま野村さんの追い上げに逢い、あえなくトップ陥落。野村さんが序盤からトップに立つことに。２位に後退した遠藤さんであったが、野村さんを追走するも、徐々に差が開く厳しい展開。そうこうしているうちに、序盤の混乱をすり抜けて上位に上がってきた野島さんがじわじわ接近、接戦となる。中盤まで野島さんのプレッシャーを凌いできた遠藤さんも遂に陥落、野島さんが２位浮上。先月の逆転劇を再び再現すべく、野村さんを追う。終盤になると、野村さんのペースが若干乱れ、差がじりじりつまり始まると、残り１分で１秒未満の僅差に。緊迫の展開はゴール間際まで続いたが、野村さんが計測ラインを通過した直後に８分経過！直後に野島さんがゴールとなり、実質１秒未満の差だったのだが、リザルト上は１周差が付くことに。野村さんが先月の借りを返す形でゆうしょうを果たした。２位は野島さん。３位争いは、終盤、順位を上げてきた梅森さんと遠藤さんの勝負となったが、梅森さんが競り勝って３位入賞となった。

　ソニッククラスはＢ組からスタート。序盤はトップスタートの山岸さんがレースをリードするものの、ミスから後退。代わって野村さんと武田さんが１・２位に浮上し、トップ争いを展開。１秒未満の接近戦となったが中盤にミスから差が開き、野村さんが単独トップ、武田さんは山岸さんとの２位争いに。と、ここで野村さんミスしてしまい、武田さんと接近。直後に接触してしまい、武田さんの復帰を待つ野村さん。その脇をすっと山岸さんがパスし、労せずして山岸さんがトップ返り咲き（苦笑）。その直後に今度は武田さんが単独クラッシュをしてしまい、３台の差が等間隔に開いてしまうとそのままゴール。山岸さんがこの組トップゴールを果たした。

　最後はソニッククラスＡ組がスタート。ＰＰ中村さんがトップキープする一方、２位スタートの谷口さんは、今回もスタート直後の混乱に沈んでしまい、最後尾まで転落してしまう。逆にこの混乱をうまくすり抜けた和久さんが２位浮上、トップの中村さんを追い始める。しかし、２台のペースはほぼ互角。３秒弱の差はなかなか詰まらない。レース中盤に入ると、中村さんがミス！復帰にタイムロスする間に、一気に和久さんとの差が詰まり、１秒未満の僅差に！しかし、まだセッティングの煮詰まっていないTB-04は若干ナーバスな動きをしており、和久さんもハイペースをキープするのはなかなかリスキーみな状況。案の定、レース後半に入ると僅かにミスしてしまい、また中村さんとの差が開いてしまう。終盤にかけてまたじりじり差を詰めた和久さんであったが、無念のタイムアップ。きっちり逃げきった中村さんが逃げきり優勝を果たした。２位は和久さん。TB04初レースとしてはまずまずか。３位争いは、終盤、野島さんと谷口さんの接戦となったが、最後の最後に集中が切れてしまった谷口さんは野島さんを追い切れず。野島さんが逃げきって３位入賞となった。

　表彰式と抽選会が行われ、レースも無事終了となったが、予想通り、レース後はTB-04のセッティング出しに勤しむ方が。一部の方はすでにかなり好感触のセットを出してきており、次戦あたりから勢力図が塗り変わるかもしれない。

優勝者セッティングデータ

2013　タミヤチャレンジカップレース　2013/10/27（日）　時計回り
※１０月のタミヤチャレンジは、統一開催日に合わせ、第４日曜日開催となります。
　　　　　　　　　ビギナーだけのレース　2013/11/3（祝）　反時計回り
　　2013　スプリントシリーズ　第１1戦　2013/11/10（日）　反時計回り

皆さんの参加をお待ちしております。
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