りとるてっくｉｔａサーキット
2013シリーズスプリント第3戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、野村さんが追い上げるも、梅森さんが逃げ切り優勝！！
☆アドバンスクラスは、梅森さんが最後にやらかしてしまい・・・
★ソニッククラスは和久さんが逃げきり優勝！！

ミニ、アドバンス、ソニック：EP、ハーフコース８分間周回レース

ミニクラス
２位　野村　順一さん　優勝　梅森　伸也さん　３位　野島　紘道さん

アドバンスクラス
優勝　谷口　亘祐くん　２位　梅森　伸也さん

ソニッククラス
３位　谷口　二郎さん　優勝　和久　浩一さん　２位　梅森　伸也さん

全体写真
３月下旬なのに肌寒い一日でした

　３／２４（日）、シリーズ第３戦が開催された。今年の第１戦、第２戦は共に積雪中止となってしまった為、通常のシリーズ戦は初開催である。早朝は快晴だったに、徐々に雲が厚くなってしまったため、一日肌寒い生憎の気温。風は穏やかだったのだが、ラジコンをやるには若干手が凍える寒さ。そのためか、参加者は少なかったが、タミチャレよりもぐっとハイスピードなレースがスタートとなった。

　予選最初はアドバンスクラス。今回は大門さんがソニックへ参加のため、梅森さんと谷口君の一騎打ち。１本目は、予想通り梅森さんが一人３０秒台中盤のタイムをマークし、ＰＰにリーチをかけたが、２本目に谷口くんも３０秒後半のタイムをマーク。僅差のＰＰ争いは０．１秒差で梅森さんが上回り、辛くもｐｐ獲得となった。

　ミニクラスは７台でのタイムアタック。ストレートを使わないコースとなった今年は、グリップ重視でシミズの小径タイヤを選択する人もいたのだが、ふたを開けてみれば、フロントに大径タイヤを装着した梅森さんが絶好調。一人２８秒台をあっさりとマークし、ＰＰ当確を決めると、２本目には２７秒中盤までタイムをのばし、文句なしのＰＰを獲得。２位は２８秒中盤止まりであった野村さん、３位にはストレートが遅いがコーナーで稼いだ小林さんが２９秒台前半で滑り込んだ。

　ソニッククラスは、タミチャレですでに完熟走行済みの和久さんや山岸さんらがどの程度のタイムをマークするかに注目が集まったが、和久さんがこの日は好調。２７秒台へ突入したタイムは、２本目になると２６秒台へ。結局、２６秒台へ入ったのは和久さんだけとなり、ＰＰ獲得。２位は２７秒中盤で梅森さん、僅差で３位に谷口さんと続いた。また、４位争いが激しく、野村さんと野島さんが激しく競ったのだが、０．０１秒差で野村さんに軍配が上がり、予選４位となった。

　午後から決勝レースがスタート、最初はアドバンスクラス。今回も梅森さんは技量の差が有るのでハンデスタートを選択。谷口君がスタートしてから数ｍ後方から追う形でスタート。序盤は梅森さんのミスも有り、一旦差が開いたが、すぐに谷口君に追いつくと、その後はパスするタイミング伺いつつ、様子見。しかしレース中盤になると、谷口君の隙を見つけてインを刺し、並んで立ち上がるなど、バトルに発展。しかし、これには谷口君はたまらずミスしてしまい、差が開いてしまう。梅森さんは一旦停止し、谷口君が追いつくのを待つ余裕。完全に梅森さんペースでレースは終盤へ。ここでもまた抜きつ抜かれつのバトルとなったのだが、残り１分で梅森さんがインフィールドのウォールに片輪を乗り上げてしまい、亀状態に。復帰に手間取った間に谷口金との差が一気に開いてしまう。残り２周を必死で攻める梅森さんであったが、さすがに挽回するには時間が無さ過ぎた。谷口くんが棚ぼたではあったが優勝となった。２位は梅森さんであった。

　次はミニクラス。スタートでトラクションに勝るM04の野島さんがロケットスタートを決め、４位から２位へジャンプアップしたものの、後が続かず、野村さんと小林さんにパスされ４位に逆戻り。トップはスタートから一気に後続を引き離した梅森さんがあっさりと独走態勢に持ち込み、ぐいぐい差を広げる。レース中盤になると、梅森さん、野村さん、小林さん、野島さんの順位で走行、４台の差が徐々に広がり、膠着状態に。レース終盤になると、梅森さんが立て続けにミスを犯し、差が若干詰まったもの、逆転するまでには至らず。そして迎えた残り１分、ここで小林さんがインを攻めすぎて横転！復帰に手間取る間に野島さんが３位に急浮上！小林さんは野島さんを猛追したのだが、あと１秒届かず。野島さんが逆転で３位入賞となった。優勝は梅森さん、２位は野村さんとなった。

　最後はソニッククラス。スタートで梅森さんをパスした谷口さんがＰＰ和久さんを猛追。一気にベストラップをマークし和久さんを激しく責め、序盤に仕掛けるが、ここは逆にミスしてしまい、梅森さんと２位争いがもつれてしまう事に。その間に和久さんは難なく差を広げ、後方の様子を見ながらトップキープの走行。レース中盤になると、梅森さんとのバトルを制した谷口さんが単独２位となり、徐々に梅森さんとの差が広がる。この頃になるとトップ和久さんのペースが安定し、谷口さんとのじわじわ広げる状況。終盤、ゴール間際、和久さんがミスする場面も有ったが逆転する程ではなく、そのまま逃げきり優勝となった。２位争いは、ファイナルラップで梅森さんに１秒以上の差を付けて逃げきりと思われたのだが、ここで立て続けに２連続ミス（＾＾；。ここで谷口さんをパスした梅森さんが２位入賞、谷口さんは３位となった。また、上位陣の後方では野村さんと野島さんの激しいバトルが有ったのだが最後に野島さんが僅かにミスしてしまい、差を広げた野村さんが８分間のバトルを制して４位へ滑り込んだ。

　最後に表彰式と抽選会が行われ、今年初めてのシリーズ戦が終了。次回は暖かい天候の元で、ラジコン三昧と行きたい所である。

優勝者セッティングデータ

2013　タミヤチャレンジカップレース　2013/4/14（日）　時計回り
2013　スプリントシリーズ　第4戦　2013/4/28（日）　時計回り

皆さんの参加をお待ちしております。
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