りとるてっくｉｔａサーキット
2012シリーズスプリント第12戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、野村さんが追い上げるも、梅森さんが逃げ切り優勝！！
☆アドバンスクラスは、大門さんが盤石のレース展開で優勝！！
★ソニッククラスは熊谷さんとのマッチレースを制した三澤さんが優勝！！
☆RMクラスは全員ローグリップに苦しむが、小林さんがなんとか優勝！！

ミニ、アドバンス、ソニック、RM：EP、ハーフコース８分間周回レース

ミニクラス
２位　野村　順一さん　優勝　梅森　伸也さん　３位　三澤　崇弘さん

アドバンスクラス
３位　梅森　伸也さん　優勝　大門　真一さん　２位　谷口　亘祐くん

ソニッククラス
３位　野島　紘道さん　優勝　三澤　崇弘さん　２位　熊谷　泰尚さん

RMクラス
２位　山岸　　純さん　優勝　小林謙一郎さん　３位　三澤　崇弘さん

全体写真
路面が一部凍結していたので、１１時頃からレース開始。日中は良い天気でした(^-^)

スプリントシリーズチャンピオンのシャンパンファイト。
手前から、ミニ；野村　順一さん　ソニック：三澤　崇弘さん　アドバンス：大門　真一さん
おめでとうございます！！

　１２／２３（日）、今年最後のレースとなる、スプリントシリーズ第１２戦が開催された。久々に安部さんなども参加し、予想外の好天の中、レース開始となったのだが、実は朝方から路面の極一部が凍結していたため、溶けるのを待って、遅めの予選開始に。

　予選最初はアドバンスクラス。すでにシリーズチャンピオンを決めている大門さんを含め５名が参加。今回は、１本目から梅森さんが快調で、一人３０秒を切るタイムをマーク。谷口くんが３０秒前半を記録するも、それ以上はタイムアップできず、梅森さんがＰＰ獲得となった。

　次はＲＭクラス。タミチャレレギュ準拠で開催しており、ほぼワンメイクのクラスだが、この日はタイヤのグリップが低く、至る所で踏めない状況。全車薄氷を踏む思いでラップを狙うが、山岸さんと小林さんが２９秒台を記録。２９秒頭のタイムを記録した小林さんがＰＰ、山岸さんが２位に。しかし、３位以下は３０秒前半の僅差であった。

　ミニクラスは１１名が２組に分かれてタイムアタック。ほとんどが路面コンディションの回復した２本目にベストラップをマーク。梅森さん、熊谷さん、三澤さん、野村さんらが２７秒台の突入し、熾烈なＰＰ争いとなったが、０．０４秒差で熊谷さんを下した野村さんがＰＰに。以下、熊谷さん、梅森さん、三澤さんと続いた。

　最後のソニッククラスも、路面コンディションの良かった２本目にベストをマークした方が多かったが、上位陣は２５秒台の攻防。三澤さん、熊谷さん、和久さんが三つ巴のタイム争いを展開したが、三澤さんが競り勝ち、僅差でＰＰを獲得。以下、熊谷さん、和久さんと続いた。

　日程が押し気味の為、短いインターバルで決勝レースがスタート。最初はアドバンスクラス。予選はふるわなかった大門さんが決勝では、スタートからいきなり快走。ＰＰ梅森さんが今回もハンデスタートを選択したが、いまいちペースが上がらず。大久保さんが２位で追いかけるが、大門さんのペースが速く、差が広がる一方。後方では出遅れた梅森さんと谷口くんがバトルを展開。コーナーの速い梅森さんを谷口くんはストレートで追う形。ストレートエンドで再三仕掛けた谷口くんが梅森さんをパスすると、その勢いで今度は大久保さんをパスし２位浮上。梅森さんも３位に浮上するが、ストレートんぼ速度差は如何ともしがたく、差が広がってしまう。そのまま逃げきった谷口君が２位入賞、梅森さんは３位に。そして大門さんが独走優勝を果たし、シリーズチャンピオンに花を添えた。

　次はＲＭクラス。完全ドライ路面になってもなかなかグリップが上がらない状況でスタート。全車、アクセルを入れすぎるとスピンモードに入りかねない厳しいコンディション。スタートで小林さんがＰＰから抜け出る展開であったが、なかなか踏めない路面に苦しめられ、山岸さんの接近を許してしまう。これで焦った小林さんがハーフスピン！その隙に山岸さんがトップへ。小林さんは追い上げモードに入るが、ただでさえ踏めない路面で焦るほど逆にペースが落ちか兼ねない。僅差で追走するがなかなかパスするチャンスが無いまま終盤へ。とここで、山岸さんがストレート直前の高速コーナーで外にはらんでしまう。その隙にインを刺した小林さんが再度トップに。そのまま逃げきった小林さんが優勝を果たした。２位は山岸さん。３位は、終盤まで梅森さんがキープしていたが、突如ペースがガタ落ち。三澤さんが浮上し、入賞となった。

　次はミニＢ組。スタートで小林さんがトップに立つと、徐々に後続を引き離し、独走態勢に。後方では、久々参加の安部さんが２位争いを制し、単独２位に浮上。中盤以降は大門さんがペースダウンしたが、大きな波乱もなくレース進行、小林さんがトップゴールを果たした。

　次はミニＡ組。スタート直後の混乱で、ＰＰ野村さん、熊谷さんらが出遅れる波乱の展開。梅森さんがトップに立ち、僅かに可能性のある逆転のシリーズチャンピオンに向けてひた走る。しかし、ポイントトップの野村さんが猛追。２位に浮上すると、優勝してシリーズチャンピオンに華を添えると豪語。遮二無二追いかけはじめる。レース終盤までに、１．３秒まで追いついたものの、ここでテンションが切れたか、ミスを連発。あっさり優勝ねらいを撤回（笑）。そのままゴールとなり、梅森さんが優勝。２位は野村さん。３位争いは、終盤にペースの落ちた熊谷さんを逆転した三澤さんが入賞となった。

　ソニックＢ組は、スタートから野島さんがトップキープ。後方から安部さん、野村さん、小林さんらが追い上げる展開。ここで２位だった安部さんと小林さんが僅かに接触、ハーフスピンしてしまった安部さんは、運悪くバック出来ずにマーシャルを待つ間に大きく遅れてしまう。その後、野村さんが２位に浮上、小林さんを共に野島さんを追ったが、なかなか差が詰まらない。逆に小林さんが野村さんに接近、終盤に小林さんが野村さんに仕掛け、何とかパスすることに成功。そこから野島さんを追ったが、さすがに時間が無い。そのまま逃げきった野島さんがこの組トップゴールを果たした。

　最後はソニックＡ組がスタート。スタートの混乱をかわした熊谷さんがトップに立ち、それを梅森さん、三澤さんが追う展開。この混乱で合い周りにダメージを受けた和久さんが序盤にリタイヤする事に。このあと、熊谷さんと三澤さんは徐々にペースアップし、後続を引き離し始め、中盤以降はマッチレースの様相。その一方、後方では塗さん、梅森さん、谷口さん、山岸さんが４台で３位争いを展開。中盤までは梅森さんが単独３位だったが、徐々に４台が密集する予断を許さないバトルに。抜きつ抜かれつの接戦は、まず塗さんがトラブルからリタイヤし３台に絞られる。そして迎えた残り２分、３台のうち２台が同時にクラッシュする謎の波乱（苦笑）。労せずして谷口さんがｔんどく３位に浮上、そのまま逃げきる。一方、トップ争いは終盤まで我慢していた三澤さんが満を持して仕掛けるとぎりぎり熊谷さんをパス！そのまま逃げきった三澤さんが、今年最後のレースで優勝を果たした。２位は熊谷さん、３位は谷口さんではなく、Ｂ組トップの野島さんが上回り、うれしい入賞となった。

　最後に表彰式と抽選会、最後に年間シリーズポイントの表彰が行われた。アドバンスクラス：大門さん、ミニクラス：野村さん、ソニッククラス：三澤さんがそれぞれシリーズチャンプとなり、シャンパンファイトで今年のレースを締めくくった。天候を心配していた運営であったが、好天の中最終戦が無事完了し、一安心であった。来年もご参加の程、よろしくお願い致します。

優勝者セッティングデータ

2013　タミヤチャレンジカップレース　2013/1/13（日）　反時計回り
2013　スプリントシリーズ　第１戦　2013/1/27（日）　反時計回り

皆さんの参加をお待ちしております。
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