りとるてっくｉｔａサーキット
2012シリーズスプリント第10戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、梅森さんとの因縁の対決を制した三澤さんが久々優勝！！
☆アドバンスクラスは中村くんが梅森さんの追撃をかわして優勝！！
★ソニッククラスはＢ組トップの小林さんとＡ組トップの三澤さんのタイム争いに！！
☆RMクラスは梅森さんを何とかパスした小林さんが優勝！！

ミニ、アドバンス、ソニック、RM：EP、ハーフコース８分間周回レース

ミニクラス
３位　野村　順一さん　優勝　三澤　崇弘さん　２位　梅森　伸也さん

アドバンスクラス
３位　大久保　勝さん　優勝　中村　拓海くん　２位　谷口　亘祐くん

ソニッククラス
２位　小林謙一郎さん　優勝　三澤　崇弘さん　３位　中村　順一さん

RMクラス
３位　久埜　竜平さん　優勝　小林謙一郎さん　２位　梅森　伸也さん

全体写真
秋晴れで絶好の行楽日和！レースを満喫した一日でした(^-^)

　１０／１４（日）、スプリントシリーズ第１０戦が開催された。今月は、タミヤチャレンジカップレースの全国統一開催日が１０／２８の予定で、これに合わせて、スプリント第１０戦が第２日曜日開催となった。この日は朝から秋晴れ。逆に放射冷却で朝方は寒いくらいだったが、日が差すと一気に気温上昇となり、暖かな陽気の中でレース開始となった。

　予選最初はアドバンスクラス。５名のエントリーでタイムアタックとなったが、中村君が快調で、予選１本目から２７秒台をマークし、強豪梅森さんにつけいる隙を与えない速さをマーク。２本目は大半が低調なタイムに終わったため、中村君が見事ＰＰ獲得となった。２位は梅森さんだが、０．７秒差があり、難しいレースになりそう。

　次は定番になりつつあるＲＭクラス。難しいＤＤだが、３８０モーターのお陰でドライブしやすく、１周のタイムに限っては余り差が出ないこのクラス。決勝となると、安定度が非常に重要になるのだが、予選では拮抗したタイム争いになりやすい。久々参加の佐々木さんが３０秒をなかなか切れずに苦戦するが、他は大半が２８秒台のタイムを記録。接戦となったが、２本目に小林さんが２７秒台に突入、ＰＰを獲得。２位は三澤さんとの接戦を制した梅森さんが付けた。３位は０．０１秒差に泣いた三澤さん。今回初参加の久埜さんが山岸さんを上回る４位に滑り込んだ。

　次はミニクラス。今年は梅森さんのＬ寸勢と孤高のS寸の三澤さんの対決図式が鮮明となっているが、ここ数戦は梅森さんが僅差でレースを制しており、三澤さんは劣勢。この日も、同タイムで並ぶ接戦模様だったが、最後に梅森さんが唯一２６秒台を記録し、今回もＰＰを獲得。Ｓ寸に絶対的な自信を持つ三澤さんもかなり押されてきている状況。果たして決勝で挽回なるか・・・

　最後はソニッククラス。常勝三澤さんを中村さんと谷口さんが三つ巴のタイム争い。２５秒台でのＰＰ争いは、中村さんと三澤さんが最後まで争ったが、０．０２秒差で僅かに三澤さんが上回って、ＰＰを獲得。２位は中村さん、３位はちょっと離された谷口さんとなった。その後方では野島さんと梅森さんが同タイムをマークしており、拮抗したレースが展開されそうである。

　午後からは決勝レースがスタート。最初のアドバンスクラスは、スタートからＰＰ中村君を梅森さんが追走し、タイマン勝負に。インフィールドで厳しくラインを攻めて差を詰める梅森さんに対し、中村君はストレートで差を広げる攻防で、インフィールドを中村くんが攻略し始めると、徐々に梅森さんが離される場面がちらほら。しかし、総合ではミスのない梅森さんが有利で、徐々に差が詰まり、背後に付けては一旦離れ、様子を見る梅森さん。勝負時を見極めている感じであったが、レース終盤の肝心なところでマシントラブル発生！一旦マシン回収し、修理して復帰するものの、大きく遅れ、万事休す。最終的に最後尾まで落ちてしまった。これで楽になった中村くんがそのまま逃げきって優勝。２位争いは、梅森さん脱落後、大久保さんと谷口くんの争いとなったが、大久保さんを振り切った谷口くんが２位入賞。３位が大久保さんとなった。

　次はＲＭクラス。スタートは小林さん、梅森さんの２台が綺麗にスタートをきめ、後続の混乱の隙に逃げに入る。小林さんがこのまま梅森さんを振り切りそうであったが、序盤にミスを連発。その隙に梅森さんがトップに。混乱した後方は久埜さんが三澤さんを押さえて３位をキープ。追い上げを凌ぎつつ、マシンに慣れる走行。三澤さんはミスから後退、今度は山岸さんが４位に浮上し、久埜さんを追いかけ始める。レース中盤、２秒近い差が有ったが、終盤にかけて山岸さんがじわじわ迫ってくる。残り１分になると、０．４秒差まで詰め寄った山岸さんはファイナルラップに勝負をかけたが、最後の最後にドライブミスしてしまい、万事休す。激戦の３位争いは、久埜さんが制し、初参加で入賞となった。一方、トップ争いは、梅森さんがレース中盤トップキープしていたが、３回目のアタックで小林さんが梅森さんをパス。そこからはじわじわ梅森さんを引き離し、最終的に２秒差を付けた小林さんが逃げきり優勝。２位は梅森さんとなった。

　ミニＢ組は、トップスタートの佐々木さんが出遅れる一方、久埜さんが一気にトップに立つと、予選とは見違えるペースで飛ばし始め、序盤にして独走態勢に持ち込む。後方からは唯一佐々木さんが久埜さんを追走するが、ペースに付いていけず、ミスもあって、中村君との２位争いに専念せざるを得ない。結局、久埜さんが独走でこの組トップゴールを果たし、Ａ組にプレッシャーをかけることに成功。

　そのミニＡ組は、今回も三澤さんと梅森さんのホイールベースバトル（笑）が序盤から激化。梅森さんがトップに立ち、三澤さんを一旦引き離したのだが、徐々に差を詰め始め、タイマン勝負へ。レース中盤、一時４秒差まで開いたが、ここからじわじわ差を詰め始めた三澤さんは、レース終盤には梅森さんの背後に。残り３分を切ると、１秒近い差となって、緊迫したトップ争いになるかと思われたが、ここで梅森さんが痛恨のミス！最後に僅かに差を詰めた梅森さんであったが、追い上げるには時間が無さ過ぎた。三澤さんが逆転でトップゴールを果たし、久埜さんのリザルトを上回って、見事優勝。２位は逆転されてしまった梅森さん。３位は野村さんが久埜さんを上回って入賞となった。

　ソニッククラスＢ組は、スタートで後方に混乱が有る中、小林さんがスルスルと順位を上げる。そのままの勢いで山岸さん、佐々木さんをパスすると、序盤にしてトップに。佐々木さんも予選以上のハイペースで小林さんを追うものの、平均ペースで勝る小林さんが徐々に差を開き、終盤には２位佐々木さんに対し１０秒差を付ける。そのまま逃げきった小林さんが、１９周８分６秒を記録し、Ａ組プレッシャーをかけた。

　最後はソニッククラスＡ組。スタートでは３位の谷口さんがいきなりクラッシュして出遅れる波乱の幕開け。ＰＰ三澤さんを中村さんが追う展開に。しかし、序盤からハイペースでとばす三澤さんに中村さんはじわじわ離される苦しい展開。追い上げるより、３位キープし付かず離れず付いてくる野島さんとの攻防が大変な状況に。中盤以降は独走態勢に持ち込んだ三澤さんは、終盤ミスしたものの、大きなロスにならず、８分直前に２０周目に突入すると、一人２０週を周をマークして見事優勝を果たした。２位は僅かに届かなかった小林さん。３位には中村さんが入賞となった。

　最後に表彰式＆抽選会が行われ、行楽日和の中、快適な環境でレース終了となった。これから一月毎に寒くなりますが、変わらず参加をお待ちしています。

優勝者セッティングデータ

2012　耐久シリーズ第１０戦／タミヤチャレンジカップレース　１０／２８（日）　時計回り
2012　耐久シリーズ第１1戦／タミヤチャレンジカップレース　１１／１1（日）　反時計回り
2012　スプリントシリーズ　第11戦　１1／25（日）　反時計回り

→１１月より通常の開催に戻ります。

皆さんの参加をお待ちしております。
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