りとるてっくｉｔａサーキット
2011シリーズスプリント第10戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、野村さんが今回もトップを快走するのだが、終盤に波乱が・・・
☆アドバンスクラスは高橋さんと後藤さんのトップ争いの隙を突いて塗さんが逆転優勝！！
★ソニッククラスは谷口さんと熊谷さんの異次元バトル！終盤にまさかのトラブルが・・・

ミニ、アドバンス、ソニック：EP、ハーフコース８分間周回レース

ミニクラス
３位　熊谷　泰尚さん　優勝　佐々木雅彦さん　２位　野村　順一さん

アドバンスクラス
３位　後藤　哲弥さん　優勝　塗　　計次さん　２位　高橋　文伯さん

ソニッククラス
３位　野村　順一さん　優勝　谷口　二郎さん　２位　小林謙一郎さん

全体写真
好天に恵まれて、最高の気候でした。右半分がぼやけてます。申し訳なし。

　１０／９（日）、スプリント第１０戦が開催された。紅葉シーズン突入して最初の３連休の中日で、朝から晴天の絶好の行楽日和。サーキット最寄りの仙台南インターは渋滞が起きるほどだったが、久々に大勢の参加者におお集まりいただき、楽しいレースとなった。いつも通り、ミニ２クラス、ソニック２クラス、アドバンス１クラスと５本の予選からスタートに。

　最初はアドバンスクラス。８台と盛況の予選は、久々に塗さんと柏谷さん、高橋さんが参加し、梅森さんとタイム争いを展開するが、後藤さんがそれを出し抜く感じで１本目から好タイムをマーク。特に２本目に２８．０７をマークし、ぶっちぎりのＰＰとなった。２位は塗さんが食い下がったが、２８．６２と０．６秒近く離された。３位は２９秒台で梅森さんが付けた。

　次はソニッククラス。今回注目は熊谷さん。１本目から好タイムを連発！あっさり２５．０５をマークすると、２本目になってもこれを破るライバルは現れず、ＰＰを獲得。三澤さんが肉薄したタイムをマークするが、２５．１２止まりで２番手。３番手は谷口さんが付けたが、好タイムながらも自身のコースレコード（２４．５０）から０．８秒落ち。以下、後藤さん、野村さんまでが２５秒台をマークし、ペースの速い予選であった。

　最後のミニクラスは、予選１本目から、三澤さんが２７．２１、野村さんが２７．１５と好タイムをマークし、予選をリードすると、２本目には野村さんが２６．９９をマークしだめ押し。これで文句なしのＰＰとなった。２位は三澤さんが付け、そこから０．０６秒遅れで佐々木雅彦さんが３番手に。４番手は熊谷さん、以下、山岸さん、小林さんと、２７秒台をマークした６名がＡ組進出となった。

　昼休みを挟んで、午後から決勝レースがスタート。最初はアドバンスクラス。スタートから飛び出したのは、ＰＰ後藤さんと高橋さんの２名。ハイペースを刻み、２台は２７秒台のベストラップでタイマン勝負に突入。トップの後藤さんをじりじり追い上げる高橋さんは、レース中盤に入ったところで後藤さんのミスを誘い、隙を突いてトップに立つ。しかし、今度は高橋さんがミスしてしまい、後藤さんが再度トップに。しかし、ここでまたも後藤さんがスタックから後退すると、高橋さんが単独トップに立つ。これで決まりか？！・・・と思ったが、後藤さんと高橋さんのバトルの後方から、ノーミスで追走してくる塗さんが接近。ベストラップでは２台から１秒落ちなのだが、２台がつぶしあって、ミスを犯してしまったため、塗さんが２位に割って入ることに。そして迎えた終盤、遂に高橋さんも２度目のドライブミス！その隙に塗さんが念願のトップに！！高橋さん、後藤さんが追走に入るが、時すでに遅し！そのまま逃げ切って、塗さんが逆転優勝を果たした。２位は高橋さん、３位が後藤さんとなった。

　次はソニックＢ組。スタートでは上位４台が団子状態。その後方から、予選ノータイムだった小林さんが追い上げてくる展開に。ペースに勝る小林さんは、一人一人を順番にパスしていくと、５週目に遂にトップへ。その後方では、米木さん、梅森さん、武田さんが三つ巴で２位争いを展開。レース中盤には３台が１秒以内の超接近戦となるが、ここで武田さんがミス！若干離れてしまう。同時に梅森さんが米木さんをパスすると、単独２位に浮上。米木さんは梅森さんを追うのだが、逆に武田さんの追走を受け、防戦一方。終盤まで２台はバトルとなったが、０．３秒差で武田さんの追撃を凌ぎきった米木さんが３位ゴールとなった。２位ゴールは梅森さん、この組トップゴールは小林さんで、１９周８分０６秒の好記録をマークした。

　次はソニックＡ組。手練れが集まったレースは、スタートで三澤さんが出遅れる一方、熊谷さんと谷口さんが一気に飛び出し、トップ争いを展開。この２台は他の追随を許さないスピードで後続を一気に引き離し、序盤にしてタイマン勝負に。熊谷さんが序盤トップをキープするが、隙を突いて谷口さんがトップに立つと、レース中盤まで谷口さんがレースを引っ張る展開に。一時は熊谷さんに対し３．５秒のリードを奪ったのだが、逆にここから熊谷さんが猛追！終盤に掛け、一気に差を詰めると、逆に熊谷さんがそのままの勢いでトップ奪還！谷口さんを引き離しにかかる。が、その直後に異変が。突然スローダウンした熊谷さんのマシン、何とピニオンギヤがゆるんで脱落してしまった。これで熊谷さんは無念のリタイヤとなってしまう。これで一気に楽になったのはトップの谷口さん。その後もハイペースでラップを刻んだものの、終盤にリヤタイヤの接着が剥がれ、微妙にペースダウン。しかし、中盤までの異常なハイペースのおかげで、今期初の２０周をマークし、見事優勝を果たした。２位はＢ組トップだった小林さん、３位はＡ組２位の野村さんとなった。

　ミニＢ組は、梅森さん、武田さんがスタート直後からトップ争いを展開、その後方から塗さんが虎視眈々追走する、どこかでみた展開。数周後、トップ２台が絡んだ隙に、塗さんが一気に２台をパスし、早くもトップに。ここで数周、武田さんのペースが上がらず、梅森さんと塗さんに引き離される一方、梅森さんがすかさず追走開始し、数周で追いつくと、塗さんを再度パスしてトップに再浮上。しかし、レース終盤にかけて、塗さんも梅森さんの隙を突いてトップに返り咲くと、梅森さんは再度の逆転を狙って追走。しかし、最後に梅森さんが自らミスしてしまい、万事休す。そのまま逃げ切った塗さんがこの組トップゴールとなった。

　最後はミニＡ組。スタートでは熊谷さんが佐々木さんをパスし、３位に浮上するが、その他はグリッド順位通りで綺麗なスタート。熊谷さんはそのままの勢いで、２位の三澤さんに接近すると、トップ野村さん並のラップを連発し、２位に浮上する。しかし、２位争いは混戦模様となり、トップの野村さんにリードを許す事に。２位争いの熊谷さんと三澤さんは逆に絡みすぎてしまい、共倒れでペースダウン。その隙に野村さんの最大のライバル・佐々木さんが２いに浮上。レース後半は野村さんと佐々木さんのギャップが５．５秒で膠着状態に。このまま野村さんが逃げ切る雰囲気濃厚となったレース終盤、ここで野村さんに異変が。タイヤが剥がれてきたらしく、まっすぐ走るのもままならない状態となり、たまらずミス！その隙に差を詰めた佐々木さんが、残り３周で遂にトップへ！ここで急接近してきた熊谷さんと共に三つ巴のトップ争いとなるが、佐々木さんがそのまま逃げ切り、見事優勝を果たした。２位は無念・野村さん、３位は熊谷さんとなった。

　最後に表彰式と抽選会が行われ、スプリント第１０戦が無事終了となった。レース後も久々にレース仲間と練習走行にいそしむ参加者が多く、丸一日ラジコンを満喫した一日であった。

優勝者セッティングデータ

耐久シリーズ　　　　第10戦　10/23（日）　反時計回り　　
スプリントシリーズ　第11戦　11/13（日）　時計回り 　　　

皆さんの参加をお待ちしております。
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