りとるてっくｉｔａサーキット
2011シリーズスプリント第7戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは野村さんと三澤さんの追走を振り切った山岸さんが優勝！！
☆アドバンスクラスは久々参加の阿部　哲也さんが逃げ切り優勝！！
★ソニッククラスは熊谷さんが小林さんの追い上げを凌ぎきって優勝！！

ミニ、アドバンス、ソニック：EP、ハーフコース８分間周回レース

ミニクラス
２位　野村　順一さん　優勝　山岸　　純さん　３位　三澤　崇弘さん

アドバンスクラス
優勝　阿部　哲也さん　２位　塗　　計次さん
※３位の後藤さんは所用のため、早く帰られました。

ソニッククラス
２位　小林謙一郎さん　優勝　熊谷　泰尚さん　３位　鈴木駿太郎くん　

全体写真
梅雨明け？！と思わせる様な炎天下で開催。汗が噴き出ます。
午後からはにわか雨が降り、更にムシムシ（＾＾；

　７／１０（日）、スプリントシリーズ第７戦が開催された。結果的に月曜日に梅雨明け宣言がなされたのだが、土曜日から真夏の暑さ。この日はあわや猛暑日という程の気温に加え、午後からにわか雨と、完全に真夏の天候となった。そんな中集まった参加者には、久々参加の方がちらほら。アドバンス８名、ソニック１４名、ミニ１６名のエントリーが集まり、レーススタート。

　予選最初はアドバンスクラス。かなりまったりムードのクラスながら、この日は多数エントリーで盛況。特に久々参加の阿部さんが予選１本目から快走、早くも２８秒前半に突入する。迎えた予選２本目、阿部さんが伸び悩む中、後藤さんがタイムアップ！一気に２８．２８までタイムを更新し、見事ＰＰを獲得。阿部さんが２位、そして、塗さんが０．０２秒差で３位に滑り込んだ。決勝ではこの３名の接戦になるか？

　次はソニッククラス。２組に分かれての予選は、２５秒台のＰＰ争いに。予選１本目で三澤さんが２５．８０までタイムを伸ばすと、２本目では谷口さんと熊谷さんが２５秒台に突入。僅差のＰＰ争いとなるが、熊谷さんが２５．９６、谷口さんが２５．８５と、三澤さんのタイムに届かず、三澤さんがそのままＰＰとなった。Ａ組進出７名のタイム差は約０．６秒。こちらも決勝は僅差の激戦になりそう。

　予選最後はミニクラス。前回から一気にペースが上がった感のあるミニクラスは、今回も予選１本目から小林さんが２７秒台に突入。予選２本目になると、山岸さん、野村さん等も２７秒台へ。特に山岸さんは一人２７秒前半にぶち込んで、ＰＰを獲得。野村さんは０．１５秒差で２位、更に０．２秒遅れで小林さんが３位となった。こちらも上位陣のタイム差は僅差。激戦必至である。

　午後からは決勝レースがスタートなのだが、ここからにわか雨が降り出し、何度もレース中断を余儀なくされる。最初のアドバンスクラスは、オープニングラップで阿部さんがトップに立つと、後続の混戦を尻目に、じりじり差を広げ始める。負けじと高橋さんが２位に浮上、阿部さんを追いかけるものの、差は徐々に広がっていく。レース中盤になると、その高橋さんがドライブミスで遅れ、４位まで後退、代わって塗さんが２位に浮上するのだが、その後方には梅森さんが付けており、なかなかペースアップできない。そうこうしているうちに、追走している梅森さんがドライブミス。これで２位の塗さんは阿部さん追走に集中出来るはずだったのだが、逆にテンションダウンしたのか（＾＾；逆に差が広がってしまう。終盤、僅かにさっを詰めるも、阿部さんがそのまま逃げ切り、見事優勝を果たした。２位は塗さん、３位は同じく終盤追い上げてきた後藤さんが入賞となった。

　強めのにわか雨からの回復を待って、今度はソニックＢ組がスタート。梅森さん、後藤さん、都澤さんが三つ巴のトップ争いを展開するが、序盤に後藤さんが僅かにミスし、梅森さんと都澤さんのタイマン勝負に。追う都澤さんは激しくプレッシャーをかけ、０．５〜１秒の僅差をキープ。梅森さんの隙を伺う。この日は都澤さんのストレートの伸びが良く、インフィールドで食らいつければストレートで抜けるのだが、付き切れない内に仕掛けてしまい、抜けきれない状態が続く。レース中盤まで抜きあぐねていると、後方からは後藤さんがじわじわ接近。後半は三つ巴のトップ争いに。終盤に入ると、都澤さんにチャンス到来！インフィールドできっちり差を詰めた直後のストレートで見事に梅森さんをパス！直後に梅森さんはミスしてしまい、後藤さんにも抜かれ３位まで後退。その後は無難に逃げ切った都澤さんがトップゴールとなった。

　次はソニックＡ組。オープニングラップはＰＰ三澤さんがトップキープしたのだが、直後にマシントラブル。復帰に手間取り、いきなりトップ争いから脱落してしまう。代わって谷口さんがトップに立ったのだが、熊谷さんに隙を突かれ、２位に後退。その後、熊谷さん、谷口さん、小林さんのオーダーでしばし膠着状態。レース中盤にかけて、３位の小林さんが僅かにミスし差が広がると、今度は谷口さんも僅かにミス、熊谷さんから大きく離れてしまう。ここでスイッチが入った谷口さんは数周で一気に２秒近く差を詰めたのだが、ここで大きくミスしてしまい、一気に５位まで後退してしまう。これでトップ熊谷さんは楽になったが、ここから２位に浮上した小林さんが徐々に差を詰め始める。そして残り２分過ぎに２秒差まで詰め寄ると、ここから熊谷さんもペースアップし、膠着状態に。０．９秒差をキープして熊谷さんがトップゴールを果たし、見事優勝となった。２位は小林さん、３位には、中盤以降淡々とトップと同等のペースを刻んだ鈴木駿太郎くんが入賞となった。

　次はミニＢ組。スタートではM04の佐藤　厚さんがトラクションを生かし、トップキープでオープニングラップをクリアするも、後方から今野さんが激しく追走。数周後に厚さんがミスしてしまい今野さんがトップに。２位の阿部さんは今野さんのペースに付いていけず、徐々に差が広がる状況。そしてレース折り返しを迎えると、後退していた佐藤　厚さんがトップの今野さん並のペースで走行し、阿部さんをパスして２位に浮上すると、ここで今野さんがにトラブル発生。復帰に手間取り、一気に後退してしまう。これで厚さんはトップに返り咲き。そのまま逃げ切ってこの組トップゴールとなった。

　最後はミニＡ組。ＰＰ山岸さん、２位野村さんが綺麗にスタートを決める一方、３位の小林さんは後続の鍔迫り合いに巻き込まれ、度重なるクラッシュでマシントラブルとなり、復帰までに大きく遅れてしまう。序盤戦は、トップ山岸さん、２位野村さん、３位佐々木さんのオーダーで推移。しかし、ここで野村さんが僅かにミスすると、後方の三澤さんと急接近。一旦遅れるものの、野村さんと三澤さんは連なるようにしてトップを追い始める。２位の佐々木さんに追いつくと、佐々木さんのミスにも乗じて、２名は２位・３位へ浮上、そのままの勢いでトップの山岸さんを追う。しかし、ここから２分程度の間、トップと野村さんの差は約２秒のまま。詰めても詰めても一向に縮まらない状況に心が折れ始め、「無理だ！」との弱音も出始める。レース終盤、僅かに差が縮まり始めるが、時すでに遅し。スタートから一度もトップを譲ることなく逃げ切った山岸さんの完全勝利となった。２位は野村さん、３位は三澤さんとなった。

　午前中は猛暑、午後はにわか雨に悩まされたレースも無事終了。３時頃になると、にわか雨で冷やされた空気で比較的過ごしやすい陽気となった。これから夏本番だが、熱中症に気を付けながらレースを楽しんで貰いたいところである。

優勝者セッティングデータ

耐久シリーズ　　第7戦　7/24（日）　時計回り
スプリントシリーズ　第8戦　8/14（日）　反時計回り 　

皆さんの参加をお待ちしております。
りとるてっくｉｔａサーキット