りとるてっくｉｔａサーキット
2011シリーズスプリント第5戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは上位陣が抜きつ抜かれつの大接戦！果たして勝ったのは・・・
☆アドバンスクラスは梅森さんのミスに助けられて塗さんが優勝！！
★ソニッククラスは三澤さんが盤石の走りで圧勝！！

ミニ、アドバンス、ソニック：EP、ハーフコース８分間周回レース

ミニクラス
３位　鈴木　駿太郎くん　優勝　梅森　伸也さん　２位　野村　順一さん

アドバンスクラス
２位　梅森　伸也さん　優勝　塗　　計次さん　３位　大門　真一さん

ソニッククラス
２位　谷口　二郎さん　優勝　三澤　崇弘さん　３位小林謙一郎さん　

全体写真
この後、予選中に雷雨と強風が。２時前には晴天に戻り、無事レース開催出来ました。

　５／８（日）、スプリントシリーズ第５戦が開催された。震災を考慮し、４月に再開したシリーズ戦はノーポイントで行われたが、５月からは通常通りに。朝から好天に恵まれたのだが、参加者は若干少なく、先日開催した走行会の方が多かったが、気を取り直してレース開始となった。

　予選はアドバンスクラスからスタートしたが、ソニックＡ組１本目終了直後に降雨のため中断。１時間以上、にわか雨と雷の荒れ模様だったが、１時半頃には雨雲も通過。全員でコース整備を行い、すぐに乾いたコンディションから再開となった。

　さて、そのアドバンスクラスは、４名の参加だが接戦模様。特に塗さん、梅森さん、大門さんが２９秒台に突入し、タイム争いを展開したが、塗さんが一人２９秒前半のタイムを記録しＰＰに。２位は２９秒中盤の梅森さん、３位は２９秒後半で大門さんとなった。

　ミニクラスは２組に分かれてタイムアタック開始。予選１本目でいきなり野村さんと三澤さんが２７秒台に突入するハイペースの予選となったが、２本目では更新ならず。三澤さんが２７．７４でＰＰに。野村さんは２７．７９で２位となったが、差は僅か０．０５秒。３位争いは２８秒台の混戦模様だったが、２８．１６を記録した梅森さんが滑り込んだ。決勝は激戦模様になりそうである。

　ソニッククラスは、先日の走行会で激戦を演じた駿太郎くんと三澤さんの若手が今回も好調。ここに谷口さんも加わり、２５秒台でのトップ争いに。しかし、予選１本目の駿太郎くんが絶好調で、いきなりコースレコードの２８．５８を記録し早々とＰＰを決める。２位争いは谷口さんと三澤さんが接戦となったが、２本目で三澤さんが２５．９３をマークし、２位をゲット。谷口さんが２５．９５で僅差の３位となった。

　予選終了後１５分ほどのインターバルを挟んで決勝レースがスタート。最初はアドバンスクラス。スタート直後は三つ巴の混戦模様だったが、梅森さんがトップで後続を引き離しに掛かる。負けじと塗さんが追走、ストレートスピードが高い塗さんは徐々にさを詰め始める。しかし、数秒有った差を１秒まで詰めたところで自らミス。気を取り直して差を詰めるのだが、何故か１秒差まで詰めるとミスしてしまう。三度目の正直でようやく梅森さんを捉えた塗さんだったが、またしてもミスしてしまい、２秒差まで開いてしまう。そうこうしているうちに、レース終盤。残り２分を切り、あとワンチャンス。ここで今度は梅森さんがドライブミス（＾＾；。梅森さんのナイスアシスト（？！）で塗さんが優勝となった。２位は梅森さん、３位は大門さんとなった。

　次はミニＢ組。スタートでは、津波の浸水から蘇ったM06を駆る塗さんがトップを快走するが、如何せん、後輪駆動はリヤタイヤ依存度が高く、予選に比べるとリヤグリップが落ちてきているようで、徐々にペース悪化。後方から淡々と追ってくる武田さんが接近してくると、塗さんのペースが落ちたところで武田さんがトップに。その後、塗さんは武田さんを追うが、両者ほぼ同じペースで差が詰まらない状況のままレース終盤に。と、ここでトップの武田さんがまさかのドライブミス！このお陰でトップに繰り上がった塗さんが、アドバンスに続き、漁夫の利でトップゴールとなった。

　次はミニＡ組。スタートで梅森さんが順位を下げ、序盤はトップ三澤さん、２位野村さん、３位駿太郎くん、４位梅森さんの順番で走行。トップ三澤さんのペースが速く、後続の３台を引き離し始める。しかし、レース中盤になると、三澤さんがペースダウン、後続との差が詰まってくる。ここで三澤さんを捉えた野村さんがトップに。しかし、野村さんは直後にミスしてしまい、今度は駿太郎くんが繰り上がってトップに立つ。数周は駿太郎くんがトップをキープしていたが、今度は駿太郎くんがミス！どうも、この日はトップに立つとドライブミスを犯す日らしい（苦笑）。もはやレース終盤となったところで念願のトップに立ったのは梅森さん。そのまま逃げ切りたいところだったが、野村さんが猛追。１周０．５秒ペースで差を詰めると、ファイナルラップで梅森さんの背後に張り付く！しかし、梅森さんは何とか野村さんの猛攻を凌ぎきり、目まぐるしくトップが入れ代わる激戦を制した。２位は追撃及ばず、野村さん。３位は駿太郎くんとなった。

　ソニックＢ組は、予選を全てキャンセルした小林さんが、スタートからトップを猛追。米木さんと渡辺さんのトップグループに追いつくと、渡辺さんはマシントラブルから後退、米木さんと小林さんの一騎討ちに。しかし、米木さんは小林さんを無理に抑えることはせず、小林さんを先行させる。その後は、小林さんは独走状態となり、米木さんは単独２位に。その後方からは武田さんが追走するものの、差がなかなか詰まらず膠着状態。結局、順位変動無く、そのままゴールとなり、小林さんがトップごーるを果たした。

　最後はソニックＡ組。スタート直後は、先日の走行会の模擬レースの再現となる、駿太郎くんと三澤さんが激しいバトルに。先日は実に綺麗なバトルだったが、今回は序盤に２台が接触！三澤さんは駿太郎くんの復帰を待っていたため、３位谷口さん以下との差が詰まる結果に。直後は阿部さんも加わり４名の大混戦となったが、ここで駿太郎くんがスタック！復帰に手間取った上、ペースが上がらず、トップ争いから脱落してしまう。これでトップに立ったのは三澤さん。レース中盤、一時ミスから谷口さんにトップを奪われるも、すぐさま奪還。直後に２５．４０のコースレコードを記録するハイペースを３周連発。一気に谷口さんとの差を広げると、以後は、じりじりと谷口さんとのさを広げる。レース終盤、谷口さんは４秒差までこらえていたが、遂にミス。後方を追走していた阿部さんに逆転されないようにするのが精一杯。結局、中盤以降、盤石のレース運びで三澤さんが優勝を果たした。２位は谷口さん、３位にはＢ組トップの小林さんが入賞した。Ａ組３位ゴールの阿部さんは、僅か１秒差で４位と涙を飲むこととなった。

　最後に表彰式＆抽選会が行われて、無事レース終了。予定よりも２時間遅れとなったが、何とか無事レースが完了し、ホッと胸を撫で下ろす運営陣であった。次回はもう少し大勢で安定した天気の元でレースがしたいところである。

優勝者セッティングデータ

耐久シリーズ　　　　　第5戦　5/22（日）　反時計回り
スプリントシリーズ　第6戦　6/12（日）　時計回り 　

皆さんの参加をお待ちしております。
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