りとるてっくitaサーキット
2010シリーズスプリント第12戦
レースレポート
りとるてっくitaレース運営委員会
★ミニクラスは和久さんがPP&優勝でシリーズチャンプに花を添える!!!!
☆アドバンスクラスは谷口くんがPPから独走して優勝!!
★ソニッククラスはA・B組入り乱れての大激戦!!果たして結果は・・・
ミニ、アドバンス:EP、ハーフコース8分間周回レース
ソニック:EP、ハーフコース10分間周回レース
MINI | ADVANCE | SONIC |
1 和久 浩一 19L | 1 谷口 理一 19L | 1 小林謙一郎 25L |
2 三澤 崇弘 19L | 2 塗 計次 18L | 2 梅森 伸也 25L |
3 小林謙一郎 19L | 3 梅森 伸也 18L | 3 谷口 二郎 25L |
4 山岸 純 19L | 4 阿部 隆徳 18L | 4 和久 浩一 25L |
5 中島 達也 19L | 5 柏谷 仁 17L | 5 三澤 崇弘 25L |
6 野村 順一 19L | 6 大門 真一 17L | 6 山岸 純 25L |
7 今野 卓哉 18L | 7 山岸 純 16L | 7 野村 順一 25L |
8 塗 計次 18L | 8 高橋 文伯 15L | 8 鈴木駿太郎 25L |
9 佐々木雅彦 18L | 9 大友 幸樹 6L | 9 佐々木雅彦 25L |
10 武田 剛志 18L | 10 真幡 康博 3L | 10 武田 剛志 24L |
11 梅森 伸也 18L | 11 阿部 隆徳 24L | |
12 小野 輝昭 17L | 12 高橋 文伯 24L | |
13 大門 真一 17L | 13 柏谷 仁 23L | |
14 有川 忠浩 16L | 14 小野 輝昭 22L | |
15 小林 直美 16L | 15 渡辺憲一郎 20L | |
16 菊池 義信 0L |
ミニクラス
3位 小林謙一郎さん 優勝 和久 浩一さん 2位 三澤 崇弘さん
アドバンスクラス
3位 梅森 伸也さん 優勝 谷口 理一くん 2位 塗 計次さん
ソニッククラス
3位 谷口 二郎さん 優勝 小林謙一郎さん 2位 梅森 伸也さん
全体写真
予報よりも体感的に暖かな1日でした(^-^)
スプリントシリーズチャンピオンのシャンパンファイト
左:ミニクラス 和久 浩一さん 中央:アドバンス 梅森 伸也さん 右:ソニック 谷口 二郎さん
皆さんおめでとうございます!!
12/12(日)、スプリントシリーズ第12戦が開催された。この日は前日と打って変わって、非常に寒い予報だったが、サーキットが谷間に有るせいか、基本的に風が無く、日差しがあり、過ごしやすいコンディション。スプリントシリーズの今期最終戦とあって、最近では一番の参加者を集め、レーススタートとなった。
最初はアドバンスクラス。すでにシリーズチャンピオンは決定済みだったが、10名フルグリッドでの予選に。そんな中、気を吐いたのは谷口くん。受験を控え、そろそろレース活動を総括せねばならず、気合いが入っている模様で、一人だけ25秒台に突入し、PPを獲得。2位以下は1秒以上離れて27秒台のタイム争いとなったが、梅森さんが2位、前回優勝の阿部さんが3位に付けた。
ソニッククラスは15名が参加。2組に分かれての予選は、タミグラ世界戦帰りの駿太郎くんが激速!一人23秒台前半に突入し、早々とPP確定に。2位争いは2本目にタイム争いが激化。谷口さんと梅森さんが23秒台に突入するも、谷口さんが0.06秒差で競り勝ち2位をゲット。梅森さんが3位につけた。
唯一、最終戦の結果でシリーズチャンピオンが決まるミニクラスは16名がエントリー。シリーズチャンピオンを争う和久さん、小林さんに加え、山岸さんらも含め、25秒台のタイム争いを展開。6名が25秒台となったが、やはり気合いの入っている和久さんが25.01でPPを獲得。僅差で山岸さんが付け、シリーズポイント2位の小林さんが3位となった。
午後から決勝レースがスタート。最初はアドバンスクラスから。スタートではPP谷口くんが綺麗なスタートを決め、トップキープでオープニングラップをクリア。一方、追うのは梅森さんをパスし、2位浮上した阿部さんだったが、ここでクラッシュなどで大きくロスしてしまい、一気にトップ争いから脱落してしまう。2位に返り咲いた梅森さんはレース中盤、3位から追い上げを図る塗さんを引き離し、トップの谷口くんとの差を詰め始めるが、レース後半に失速。3位塗さんとの2位争いが激化し、谷口くんを追うのは絶望的に。梅森さんと塗さんはここから熾烈な2位争いを展開。ワンチャンスを生かし、塗さんが前に出ると、梅森さんは激しく追い上げ、後方からプレッシャーをかける。迎えたファイナルラップ、二人の差は僅か0.2秒差!梅森さんがパスするか、はたまた塗さんが抑えきるか息を飲む展開となったが、塗さんが梅森さんのプレッシャーをはねのけて前でゴール!見事に接戦を制して2位に入賞となった。3位は梅森さん、そして、優勝は独走で谷口くんとなった。
次はソニックB組。トップスタートの阿部さんがスタート後の混乱で一気に最後尾まで後退する大波乱の幕開け。その隙を突いてトップに立ったのは三澤さん。シュアな走りでトップをキープする。一方、三澤さんを追い上げるのは、今回も諸事情により予選ノータイムだった小林さん。すぐに2位まで浮上したものの、今回は何か違う。三澤さんはその腕を買われて常連の方から回転数の高いモーターをゲットしており、今回はストレートでもそれほど見劣りしない速さ。前回の耐久シリーズで三澤さんをストレートでパスした小林さんも、ここまで三澤さんが速いとなかなか差が縮まらない。小林さんはそれでも諦めず、三澤さんよりも僅かに速いペースで追いかける。その差は序盤を終えた時点で約5秒。ここまま行くと終盤になんとか追いつけるか?!という状況だったが、ここで三澤さんが僅かなミスで2周ほどペースを落としてしまうと、小林さんは一気に三澤さんの背後に。まだレース経験の浅い三澤さんに対し、小林さんは百戦錬磨。今回はじっくり背後から隙を伺う作戦に出る。こうなると三澤さんに掛かるプレッシャーは相当キツイ。一度は小林さんのパッシングを抜き返したものの、0.3〜0.5秒前後で追走され、精神的に動揺したか、一瞬ラインを外してしまい、小林さんにパスされてしまう。その後、クラッシュから一気に差が広がってしまうと、小林さんが逆にスパート。12秒にリードを広げ、この組トップゴールとなった。
ソニッククラスA組は手練れが集い激戦模様。綺麗にオープニングラップをクリアすると、PP駿太郎くんがトップキープし、2位谷口さんが追走する。この時点では谷口さんは駿太郎くんを追う積もりはなかったらしいが、ほぼ同じペースで走行し、後続をじりじり引き離す形となり、ギャラリーからは、「シリーズチャンピオンを優勝で飾るんだ!!」との檄が。これでやる気になった谷口さんは懸命にプッシュ。予選以上のハイペースを刻み、駿太郎くんとの差を広げさせない。一方の駿太郎くんは、一見安定しているようだが、その実、結構綱渡り的なドライブでラップを上げるスタイル。タイトターンなどは積極的にリヤを振り回すシーンも多く、ミスが起きる可能性は潜在的に高い。迎えたレース中盤、そのミスを遂に犯してしまい、その隙に谷口さんがトップに躍り出る。2位後退した駿太郎くんは、後方の3位以下のバトルに巻き込まれる形となり、ペースを戻す前にミスを連発。最終的に最後尾まで後退してしまうことに(涙)。一方、トップに立った谷口さんであったが、こちらも慣れない曲がるマシンにトップ走行が変な緊張を読んだか、数周後にミス!スタックしている間に梅森さんにパスされてしまう。ここで気合いを入れ直して梅森さんを追う谷口さんであったが、差をなかなか縮めることが出来ない。逆にミスで差が開いてしまうと、序盤下位に沈んでいた和久さんと山岸さんのインプレッサ2台が急接近。これは2位もやばい!?と、谷口さんは更にペースアップ。終盤、ぐいぐい梅森さんとの差を詰める場面も有ったが、2秒差まで来たところで無念のタイムアップ。結局、梅森さんがこの組トップゴール、2位に谷口さんとなった。総合では上位9名が25周をマークしたが、小林さんが最も速く25周を回り、最終戦で優勝となった。2位は梅森さん、3位には谷口さんが入賞し、シリーズチャンピオンに花を添えた。
ミニB組は、塗さん、武田さん、梅森さんらがトップグループを形成、後続を引き離す展開。3台が2秒差で三つ巴のトップ争いとなる。前半は我慢比べであったが、中盤に3位の梅森さんがミスから遅れてしまうと、トップ争いは塗さんと武田さんに絞られる。ここが勝負時と判断した2位塗さんは、じりじり武田さんに詰め寄ると、武田さんの隙を突いて念願のトップに。武田さんも必至に食い下がるも、じりじり差が開いてしまい、万事休す。結局、塗さんが逆転でB組トップゴールを果たした。
最後はシリーズチャンピオンが掛かったミニA組。スタートではPP和久さんが出遅れたものの、何とかトップをキープ。逆に追う山岸さんと小林さんが揃って混乱に巻き込まれ、下位まで後退してしまう。このまま済ますか〜!と二人は追い上げ開始。すぐさま4・5位に浮上してくる。一方、2位には混乱をするするとくぐり抜けた中島さんが付け、初の上位入賞に期待が掛かったが、A組の激戦に慣れておらず、ミスなどからじりじり順位を下げてしまう。変わって2位に浮上したのは三澤さん。こちらは安定した走りで、トップの和久さんと付かず離れず追走。中島さんは小林さん、山岸さんに先行を許したが、野村さんのアタックは防ぎ、何とか5位をキープ。「ナカジには負けたくねぇ!」とばかりに、中島さんにプレッシャーをかけるが、この日の中島さんはひと味違い、そう易々と引く気はなし。中盤から二人のバトルがスタートすることに。野村さんは気合いの走りでじりじり差を詰めると、終盤に中島さんの隙を突いてパス!しかし、中島さんも根性で追走すると、今度は野村さんを抜き返す!残り1分、面子にかけても負けられない野村さんは遮二無二中島さんを追うのだが、無情のタイムアップ。身内の抗争(笑)は中島さんの勝利で終わった。一方、上位争いは、中盤以降我慢比べの展開。4位山岸さんが3位の小林さんを激しく追うのだが、あと少しでパスできると言うところでミスを連発。終盤まで小林さんの背後にプレッシャーをかけるも、パスするには至らず。結局、小林さんが3位、三澤さんが2位、そして、和久さんが優勝でシリーズチャンピオンを決めた。
最後に表彰式、抽選会のあと、スプリントシリーズのシリーズチャンピオンがシャンパンファイト!ミニ:和久さん、アドバンス:梅森さん、ソニック:谷口さんが勝利の美酒に酔いしれた。好天に恵まれたスプリントシリーズ最終戦も無事終了。来年はレギュレーションが大幅変更となるが、正月早々の1/9(日)から開幕予定。来年もご参加のほど、宜しくお願い致しますm(_ _)m
優勝者セッティングデータ
クラス | MINI | ADVANCE | SONIC |
ドライバー | 和久 浩一 | 谷口 理一 | 小林 謙一郎 |
シャーシ | タミヤ M-05L | タミヤ TA05 | タミヤ TA05VerU |
ボディ | タミヤ MiTo | プロトフォルム ダッジ3.0 |
タミヤ BMW M3 GT2 2009 |
モーター/エンジン | 540J | タミヤライトチューン | タミヤGTチューン |
ギヤ比 | ピニオン20T | 78T/24T | 105T/34T(6.35:1) |
バッテリー/燃料 | イーグル インテレクトIb4600 |
アトラスFM3900 | イーグル インテレクト4600SHV |
ESC/プラグ | キーエンス フラッシュツーリング |
KO VFS-1C1 | フタバ MC401CR |
タイヤ | F:シミズ D24R R:シミズ リヤSP |
F/R:ヨコモ7N | F/R:SOREX20R |
インナー | F:ライド オレンジ R:スパイス5.0mm黒 |
F/R:ボンバーイエロー | F/R:ボンバーレッド |
トー | F:アウト1度 R:イン1.5度 |
F:0度 R:イン3.0度 |
F:0度 R:イン1.5度 |
スプリング | F:タミヤ 蛍光レッド R:タミヤ TRFイエロー |
F:タミヤイエロー R:タミヤレッド |
F:タミヤTRFショートイエロー R:タミヤ蛍光ブルー |
デフ | F:ボールデフ(TA03用) | F:ワンウェイ R:ボールデフ |
F:ボールデフ R:ボールデフ |
特記事項 | ダンパーオイル F:#400 R:#500 リバウンド F:フリー R:3mm 車高 F:5mm R:6mm フロントバンパーに30gウェイト搭載 |
ダンパーオイル F/R:#400 車高 F/R:5mm/5mm アッパーアーム取付部スペーサー F:内側 2mm R:外側 3mm アッパーアーム取付 F/R:一番外側 ロワアームスペーサー F:前なし/後1mm R:前1mm/後なし |
2010年はスプリント/耐久各シリーズでEP/GPクラス併催!
耐久シリーズ 第12戦 2010/12/26(日) 反時計回り
2011スプリントシリーズ 第1戦 2010/1/9(日) 時計回り
皆さんの参加をお待ちしております。
りとるてっくitaサーキット