りとるてっくｉｔａサーキット
2012シリーズ耐久第11戦
2012タミヤチャレンジカップレース第7戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★午前中路面回復を待って、午後からレース開催に
☆RMクラスは、小野寺さんがノーミスで快走し、見事初優勝！！
★Ｍ５クラスは、不安定なマシンを御しきった駿太郎くんが独走優勝！
☆Ｍ５クラスの最初の代表権は梅森さんが獲得。
★GTCクラスは、上位がガチンコのバトルを展開するが、するすると抜け出た野島さんが優勝！

タミヤチャレンジカップレース　GTC、M5、RM：タミチャレ規定　ハーフコース６分間周回レース

M5クラス
３位　野村　順一さん　優勝　鈴木駿太郎くん　２位　梅森　伸也さん

GTCクラス
３位　相澤　和昭さん　優勝　野島　紘道さん　２位　和久　浩一さん

RMクラス
３位　山岸　　純さん　優勝　小野寺正博さん　２位　梅森　伸也さん

全体写真
午前中はなかなか路面か乾かず、回復まで待たされましたが、午後からは無事レース開始できました。

　１１／１１（日）、タミヤチャレンジカップレースが開催された。この日は前夜の降雨の影響があり、路面がウェット状態。雲が厚く、風も無かったため、午前中はやむなく待機し、路面が乾いた午後からレース開始となった。

　予選最初はＲＭクラス。４名でのタイムアタックは、このクラスのレース経験の多い山岸さんと梅森さんがリード。特に２本目に２９秒台に突入し、僅差のタイム争い。特に小野寺さんが尻上がりにタイムを上げて、上位に食い込む勢いを見せたが、最終的に山岸さんがＰＰを獲得、２位に梅森さん、３位には０．０６秒差で小野寺さんとなった。

　次はＭ５クラス。６台でのタイムアタックは、野村さんと梅森さんが主導権を握る展開になるかと思いきや、駿太郎くんが速い。最初はかなり巻き気味のマシンであったが、徐々にペースが上がり、一人２７秒台に突入。２本目には更にタイムを上げて、ぶっちぎりのＰＰ。２位は０．５秒差を付けられた野村さん、３位には梅森さんとなった。

　予選最後はＧＴＣクラス。９台での予選は予想外の激戦に。１本目、相澤さんが和久さんと０．０１秒の暫定ＰＰとなったが、２本目になると、全体的にペースアップ。上位陣は２７秒台に突入し、コースレコードを更新する勢いであったが、特に野島さんが２７．６４を記録。しかし、これが１週目のタイムで集計にカウントされないラップであった。本当のＰＰ争いは予選１本目の再現となり、相澤さんがファイナルラップに和久さんを０．０１秒上回って逆転のＰＰとなった。２位は和久さん、３位には好調の野島さんと続いた。

　インターバルを挟んでＲＭクラスから決勝がスタート。オープニングラップで山岸さんがレースをリードするものの、小野寺さんがそれを追走。梅森さん、片桐さんは徐々に引き離され、マッチレースの様相に。しかし、トップ山岸さんが珍しくミスを犯してしまい、序盤にして小野寺さんがトップに立つ。予選からセッティング変更できっちりトラクションがかかるマシンになったお陰で、実に安定した走行。逆に２位に後退した山岸さんが先にミスしてしまい、更に差が広がる状況に。これで楽になった小野寺さんは、そのまま逃げきって初優勝を果たした。２位は山岸さんのミスで浮上した梅森さんが入賞、３位が山岸さんとなった。

　次はＭ５クラス。オープニングラップ、上位陣に大きな変動無く、ＰＰ駿太郎くんがトップキープのままレースをリードすると、徐々に野村さん、梅森さんとの差を広げ始め、中盤までに独走態勢を築く。引き離された野村さんと梅森さんは、トップを追うよりも２位争いに注力。厳しいバトルとなり、スタートで先行した梅森さんが野村さんの追走を凌ぐ展開。しかし、ここでスパートした野村さんは、じわじわ梅森さんお背後に付けると、見事に梅森さんをパスし、２位に浮上。しかし、直後からテンションが切れたか、ペースが落ちてしまい、梅森さんの逆襲を受けることに。残り１分で追いついた梅森さんは野村さんをパスして２位に再浮上！野村さんは一縷の望みをかけて追いすがったのだが、僅かに届かず。結局、梅森さんが２位、野村さんが３位、そして駿太郎くんが優勝となった。

　最後はＧＴＣクラス。スタート直後、上位３台が抜け出しそうな展開であったが、その後方から山岸さんと梅森さんが追走、５台がほぼ同じペースで連なる珍しい激戦に。トップ相澤さんを激しく責め立てる和久さんは、我慢しきれず、半ば強引にヘアピンでインを刺すと、軽く接触しながらも相澤さんをパスし、念願のトップに。しかし、同時に相澤さんをパスした野島さんが和久さんの背後にぴったり付け、逆転の機会をうかがう。そして迎えたレース中盤、和久さんが痛恨のドライブミスをした間に、野島さんが待望のトップに立つ。ここで２位争いは激化、和久さんと相澤さんがまたも激しいバトルとなったが、またも軽い接触で、相澤さんがまたもロスしてしまい、和久さんが単独２位へ浮上。その勢いでじわじわ差を詰める和久さんは、ファイナルラップで１．４秒差まで詰め、最後に何とかパスする式隙を差がしたのだが、そのままミス無く走りきった野島さんが、うれしい初優勝を果たした。２位は和久さん、３位には相沢さんとなった。

　最後に表彰式＆抽選会が行われたが、終了となったとたんに降雨が。何とか無事レースを終えることができてほっとする一同であった。今回、Ｍ５クラスでは優勝者に代表権が与えられるレースであったが、優勝の駿太郎くんが受験の為辞退。２位の梅森さんが代表権獲得となった。

優勝者セッティングデータ

耐久シリーズ第12戦／タミヤチャレンジカップレース第8戦　12/9（日）　時計回り
スプリントシリーズ　第11戦　11/25（日）　反時計回り

皆さんの参加をお待ちしております。
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