りとるてっくitaサーキット
2012シリーズ耐久第7戦
2012タミヤチャレンジカップレース第3戦
レースレポート

りとるてっくitaレース運営委員会


★雨天の中、辛抱強く回復を待って、午後にようやくレース開催に
☆RMクラスは、接戦を制した三澤さんが勝利!
★M5クラスは梅森さん終始トップをキープし優勝!!
☆GTCクラスは、序盤の混乱を余所に、PP三澤さんが独走優勝!!


タミヤチャレンジカップレース GTC、M5、RM:タミチャレ規定 ハーフコース6分間周回レース

タミヤチャレンジカップレース
M5 GTC RM
1 梅森 伸也 13L 1 三澤 崇弘 14L 1 三澤 崇弘 13L
2 塗  計次 13L 2 和久 浩一 13L 2 塗  計次 13L
3 和久 浩一 13L 3 梅森 伸也 13L 3 梅森 伸也 13L
4 三澤 崇弘 13L 4 阿部 哲也 13L 4 阿部 哲也 12L
5 柏谷  仁 13L 5 塗  計次 13L
6 柏谷  仁 13L
7 武田 剛志 12L
8 谷口 亘佑 11L
決勝レースデータファイル(エクセルファイルを.zip形式圧縮)
※右クリックして、ファイルを保存後、解凍してください。

M5クラス
2位 塗  計次さん 優勝 梅森 伸也さん 3位 和久 浩一さん


GTCクラス
2位 和久 浩一さん 優勝 和久 浩一さん 3位 梅森 伸也さん


RMクラス
2位 塗  計次さん 優勝 三澤 崇弘さん 3位 梅森 伸也さん



全体写真
午後になってようやく雨が止み、ドライ路面になってからの開催となりました。
※3回コース整備をする羽目になったよ・・・orz


 7/15(日)、耐久シリーズ第7戦/タミヤチャレンジ第3戦が開催された。この日は朝から雨模様であったが、午後に向けて天候の回復が見込まれ、午前中からそこそこの参加者が集まった。しかし、回復はするものの、降ったり止んだりの落ち着かない天候で、何度もコース整備と中断を繰り返すことに。そうこうしているうちに、若干の参加者は諦めて帰られてしまったが、最後まで残った参加者で3回目のコース整備を行って、ようやくドライ路面へ。何とかレース開催に漕ぎ着けることが出来た。

 そんな中始まった予選は、時間の都合上、1本勝負に。最初のM5クラスでは、5名の参加者タイムアタックに。熾烈なタイムアタックは、28秒台のタイム争いとなり、塗さん、梅森さん、三澤さんが接戦となったが、梅森さんが僅かに三澤さんを上回り、見事PPを獲得。三澤さんと共に、タミグラ岩手大会でGPX-MクラスAメイン進出した好調ぶりを見せた。

 次はGTCクラス。8名とこの日最多のエントリーで、こちらも激戦に。上位陣は早々に28秒台に突入し、PP争いは熾烈を極めるが、最後の最後に三澤さんが遂に27.97を叩き出し、見事PPを獲得。2位は前回の勝者和久さんが28.20で付ける。3位は梅森さんで28.45であった。4位の塗さんまでが28秒以下のタイムで接戦になりそうな予感である。

 予選最後はRMクラス。4名でのタイムアタックで、今回RMシャーシを初投入する阿部さんも含め、結構な接戦。最終的に三澤さんが28.20でPPとなったが、4位だった阿部さんでも29.01と1秒差が無い接戦。塗さん、梅森さんも28秒台で決勝でも接戦になりそうである。

 間をおかずに決勝レースがスタート。最初はM5クラス。スタート直後、早くも2位スタートの三澤さんがトップの梅森さんに仕掛け、ヘアピン立ち上がりですかさず梅森さんの立ち上がりアウトサイドにノーズをねじ込み、次の中速コーナーのインを刺したのだが、ここで梅森さんも引かずに接触!三澤さんのマシンは半分ウォールに引っかかってしまい、最後尾に落ちてしまう。これで一気に楽になった梅森さんはそのまま逃げに入る。一方、三澤さんはここから怒濤の追い上げを見せ、トップの梅森さん以上のハイペースで飛ばし始めるが、全体のタイム差が少ないため、劇的には差は詰まらない。レース中盤に、ようやく柏谷さんをとらえることに成功するが、そこからは追い上げきれない。その前方では、塗さんと和久さんが激しい2位争いを展開。ミニの経験にまさる和久さんが激しく塗さんにプレッシャーをかけるが、柏谷さんとのバトル慣れしている塗さんは全く動じず、和久さんの追い上げを凌ぎきる。結局、梅森さんが独走で優勝を果たし、2位は塗さん、3位が和久さんとなった。

 次はGTCクラス。スタート直後の2コーナーで2位以下が接触からの大混乱が発生。梅森さん、和久さんが後方へ下がってしまうが、和久さんはここが凌ぎ時と判断、一気に集中し、塗さん、柏谷さん、阿部さんらをゴボウ抜きし、順位を挽回すると、数周で2位に浮上。三澤さんを追い始める。一方、梅森さんは後方の混戦に巻き込まれ、なかなか順位が上げられない苦しい状況に。しかし、徐々に前方のグループに追いつくと、和久さん同様、3台をパスし、3位へ浮上する事に成功。中盤以降、上位陣は三澤さん、和久さん、梅森さんの順位でほぼ固定、注目は4位以下の争いに。阿部さん、柏谷さん、塗さんの三つ巴の4位争いは、終盤まで抜きつ抜かれつの大混戦となったが、ファイナルラップで柏谷さんがミスし、阿部さんと塗さんの一騎打ちに。ここで塗さんがパッシングを仕掛けるが、阿部さんがそのまま凌ぎきり、混戦を制して4位入賞を果たした。優勝は三澤さん、2位和久さん、3位梅森さんとなった。

 最後はRMクラス。スタートで阿部さんが出遅れ、塗さん、梅森さん、三澤さんが三つ巴のトップ争いに。レース中盤までは3台とも全く引かない、ガチンコのバトルとなったが、折り返しの3分経過後、3台が密集したときに、梅森さんがミスからスタック、復帰に手間取り、大きく遅れてしまう。と同時に塗さんも三澤さんからちょっと離れてしまい、ここまでの拮抗した接戦が一気にばらけて、自力が出やすい単独走行状態に。こうなると三澤さんはミスが少なくなり、トップ独走が崩れにくくなる。終盤、ギャラリーからは罵声(苦笑)が浴びせられる場面もあったが、きっちり逃げ切って、見事優勝を果たした。2位は塗さん、3位は梅森さんとなった。

 終了時はかなり夕方遅い時間となったが、降雨にもめげず、何とかタミヤチャレンジカップレース第3戦が終了。次回は好天の中で大勢の盛り上がるレースに期待したい。


優勝者セッティングデータ

クラス GTC
M5
RM
ドライバー 三澤 崇弘 梅森 伸也 三澤 崇弘
シャーシ タミヤ TA-05 タミヤ M-05L タミヤ RM-01
ボディ タミヤ CR-Z タミヤ ミニJCWクーペ タミヤ トヨタトムス84C
モーター/エンジン タミヤ TBLM-16S タミヤ ライトチューン タミヤ 380
ギヤ比 ピニオン24T ピニオン20T ピニオン14T
バッテリー/燃料 タミヤLF-2200 タミヤ 1600SP タミヤ LF-1100
ESC/プラグ タミヤ TBLE-01S キーエンス エクストレイ 三和 BL-RACER
タイヤ F/R:レーシングラジアル F/R:タミヤ Sグリップ F:ブチル
R:ブチル
インナー F/R:付属スポンジ F/R:タミヤスポンジハード
トー F:0度
R:ノーマル
F:0度
R:イン1.5度
F:0度
R:−
スプリング F:タミヤ ブルー
R:タミヤ レッドド
F:タミヤ 蛍光イエロー
R:タミヤ 蛍光ブルー
不明
デフ F/R:ボールデフ
F:ボールデフ
R:ボールデフ
特記事項 逃げました!
※モーターKV値: 2480rpm/V
※回転数:R246製ブラシレスモーターチェッカーにて測定
※バッテリー電圧:ハイペリオンEOSパックセントリーにて測定
※KV値は回転数/バッテリー電圧より算出。
※モーター回転数:17220rpm@7.2V
※TRFモーターチェッカーにて測定
※モーター回転数:18100rpm@7.2V
※京商製モーターチェッカーにて測定

スプリントシリーズ 第7戦 7/22(日) 反時計回り
耐久シリーズ第8戦/タミヤチャレンジカップレース第4戦 8/12(日) 時計回り


皆さんの参加をお待ちしております。
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