りとるてっくｉｔａサーキット
2012シリーズ耐久第3戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

☆耐久シリーズが今年初開催！！
★ミニクラスは、小林さんのミスに助けられながらも三澤さんが逆転優勝！！
☆ソニッククラスは、小林さんが序盤から逃げ切って優勝！！

ミニ、ソニック：EP、ハーフコース15分間周回レース

ミニクラス
２位　小林謙一郎さん　優勝　三澤　崇弘さん　３位　佐々木雅彦さん

ソニッククラス
３位　三澤　崇弘さん　優勝　小林謙一郎さん　２位　和久　浩一さん

全体写真
久々に好天に恵まれました〜！(^-^)

　３／２５（日）、耐久シリーズ第３戦が開催された。２０１２シリーズはすでに開幕していたのだが、第１戦、第２戦共に積雪のため中止が続いていた耐久シリーズだったのだが、この日は朝から青空に恵まれ、久々のレース日和に。その割に参加者が少なかったが、少数精鋭でのレースがスタート！

　予選最初はミニクラス。６名でのタイムアタックは、予選１本目で小林さんがいち早く２８秒台に突入し、暫定ＰＰを確保したものの、予選２本目で三澤さんが一気にペースアップし、２８．５６をマークし、逆転でＰＰを獲得。２位は小林さん、３位は小林さんと同タイムだったのだが、セカンドタイムで梅森さんが後塵を拝することになった。

　ソニッククラスは、久々に１０台フルグリッドでの予選。若干混雑したが、予選１本目では三澤さんを筆頭に、小林さんと、久々参加の和久さんが、２７秒頭のタイムで僅差のＰＰ争い。予選２本目には更にヒートアップし、小林さんと三澤さんが２６秒台に突入。しかし、０．１５の差で小林さんが僅差のＰＰに。２位は三澤さん、３位には和久さんが付けた。この３名はタイム差も拮抗しており、決勝でのレース展開が勝敗の行方を握ることになるかも。

　早めの昼休みを挟んで決勝レースがスタート。最初はミニクラス。小林さん、三澤さん、梅森さんの３名が連なるようにオープニングラップをクリアするものの、その直後に三澤さんがミスし後退。佐々木さんとの鍔迫り合いが激しくなり、それに２位の梅森さんも巻き込まれ、トップに立った小林さんが独走態勢に入る。こうなると白熱するのは２位争い。梅森さん、三澤さん、佐々木さんの三つ巴は、しばらく続き、一時佐々木さんがストレートスピードを生かして単独２位に浮上したのだが、直後にミスから一気に後退。その隙に一時５位まで後退していた三澤さんがじわじわと順位を上げ、遂に２位に浮上。小林さんを追う体制に。しかし、この時点でトップの小林さんは半周近い１３秒差を付け、大幅リード。そのまま逃げ切り濃厚・・・と思われたのだが、ここで小林さんが単独クラッシュから横転！しかも、２周後にまたも横転（何をしているんでしょうか・笑）。これで何と合計１６秒をロスし、三澤さんが労せずしてトップに。その数周後、小林さんは三度横転し、一時３位まで順位を下げ、万事休す・・・と思われたが、ここから一気にペースを戻し、単独２位に返り咲くと、そのままの勢いで三澤さんを追いかける。終盤になると、小林さんは三澤さんの３秒後方まで迫り、ゴールまでに逆転劇が有るかも・・・と思われたのだが、最後の最後で小林さんは４度目の自爆（涙）。そのまま逃げ切った三澤さんが優勝となった。２位は無念の小林さん。３位には佐々木さんが梅森さんと山岸さんを振り切って入賞を果たした。

　次はソニッククラス決勝レース。オープニングラップで、２位スタートの三澤さんがクラッシュからコースアウト！マシンにダメージは無かったものの、この日の参加者が全員ソニッククラスに出走していたため、コースマーシャルはアナウンス担当していた谷口さんのみ。運悪く、これでまるまる１周をロスしてしまうことに。そうした混乱を尻目に、ＰＰ小林さんと、２位に浮上した和久さんが早々にクリアラップを得て、３位以下を引き離し始める。序盤は、和久さんが小林さんを追い回し、シリーズ戦のブランクを感じさせない快走を見せたが、その後踏ん張ってペースを上げ始めた小林さんが徐々に逃げ始める。こうなると、注目は３位以下の争いに。特に梅森さんとのバトルを制した谷口　理一さんが好タイムを連発、単独３位をキープする快走を見せる。しかし、レース中盤になると、梅森さんとのバトルを制した山岸さんがじわじわと接近。自らのミスもあり、山岸さんに３位を譲り渡してしまう。その後、ペースを取り戻した谷口　理一さんは、山岸さんに急接近、山岸さんのミスを誘い、再度３位へ浮上する。このころ、トップの小林さんと同等のペースで順位を急速に上げてきた三澤さんが谷口　理一さんの背後に。その後、しばらく三澤さんのプレッシャーを凌ぎ、３位をキープしていたのだが、残り数分というところで遂にミスを連発してしまい、万事休す。これで単独３位となった三澤さんがそのまま３位入賞を果たした。オープニングラップのコースアウトが無ければ、優勝争いだったのに・・・残念。２位は和久さん、そして優勝は独走した小林さんとなった。

　最後に表彰式と抽選会が行われ、今年最初の耐久シリーズ第３戦が終了。レース後は、来月より開催されるタミヤチャレンジカップレースの練習する参加者が多く見られた。タミチャレではツーリング（ＧＴＣ）でローグリップのタイヤを使うことを考慮し、急遽、インフィールドのレイアウト変更が行われ、コース幅を有る程度広く取り、走りやすいレイアウトとした。来月からは、大勢の参加者を期待したい。

優勝者セッティングデータ

耐久シリーズ第４戦／タミヤチャレンジカップ開幕戦　4/8（日）　時計回り
スプリントシリーズ　第４戦　4/22（日）　時計回り

皆さんの参加をお待ちしております。
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