りとるてっくｉｔａサーキット
2011シリーズ耐久第1戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

☆N1クラスは、スタートから２名不在の波乱。一人快走した針生さんが優勝！！
★ミニクラスは、久々に梅森さんが逆転優勝！！
☆ソニッククラスは序盤小林さんと都澤くんの熾烈なバトルに！

N1：GP、フルコース２０分間周回レース
ミニ、ソニック：EP、ハーフコース15分間周回レース

N1クラス
３位　佐々木雅彦さん　優勝　針生　智之さん　２位　中鉢　和良さん

ミニクラス
３位　小林謙一郎さん　優勝　梅森　伸也さん　２位　中鉢　和良さん

ソニッククラス
２位　和久　浩一さん　優勝　小林謙一郎さん　３位　都澤　立樹くん

全体写真
ここのところ降雪に悩まされてましたが、この日は好天。ちょっと風が強かったですが（＾＾；

２０１０耐久シリーズチャンピオンのシャンパンファイト
２０１０最終戦が中止だったため、シリーズチャンピオンの表彰も実施。
ソニック：梅森　伸也さん　ミニ：和久　浩一さん　N1：佐々木雅彦さん
おめでとうございます！！(^-^)

　　１／２３（日）、２０１１年耐久シリーズ第１戦が開催された。昨年の最終戦は降雪中止だった為、丸一ヶ月ぶりの開催となった。先日のスプリント開幕戦も降雪中止で、新コース＆新レギュレーションでの初レース。今年から電動はLiFe＋GTチューンかNiMH+ライトチューンのいずれかとなった為、スピードダウン。走りやすいスピードとなったが、耐久レースは短縮されても１５分の長丁場。果たしてバッテリーが持つか、LiFeにチェンジした参加者の不安は募る。今回のエントリーは、Ｎ１：３名、ソニック：１０名、ミニ：１０名とまずまず。ＧＰはコースを走りやすく変更したが、まだ冬場で人数が少ないのは止む無しか。少ない開催数でのんびりムードでスタートとなった。

　予選最初はＮ１クラス。初参加の針生さん、ＧＰも手慣れた佐々木さん＆中鉢さんという顔ぶれ。新コースでどの程度のラップが刻めるのか注目されたが、一番掲示は中鉢さん。一人２４秒前半に乗せ、文句なしのＰＰに。２位は、燃調に苦しみながらも佐々木さんが２５秒前半。３位の針生さんも２５秒後半とまずまずのタイムを記録した。

　次はソニッククラス。１０名での予選は、ＥＰ専用セクションを含む、長くなったコースでのラップタイム。事前の走行では２６秒台であったが、やはり上位陣は２６秒台に突入。この日、谷口さんが若者（息子除く・爆）にエースモーターをレンタルするというワークス体制で三澤さんと都澤くんが快走し、２６秒台へ。これに危機感を持った小林さんは、予選からニュータイヤを投入し、意地でＰＰを獲得（苦笑）。しかし、２位都澤くんとは０．０７秒差。気を抜くと間違いなく抜かれる緊迫したレースになりそう。

　ミニクラスも１０名の予選。１本目はなかなか３０秒を切れない方が多かったが、走り慣れてきた２本目は大挙２９秒台に突入。８名が３０秒を切ってきたが、昨年の覇者、和久さんが一人２８秒台を叩き出してＰＰを獲得。２位以下は大混戦だったが、２位は中鉢さんが獲得、３位には昨年不調だった梅森さんが好走して滑り込んだ。

　早めの昼休みを挟んで決勝レースがスタート。最初はＮ１クラス。スタート前に佐々木さんがエンジントラブル（４ｓｔエンジンのバルブ破損）で出走出来ず。更に、スタート直前に中鉢さんがサストラブルでスタートできず。針生さん一人が走り始めるという、何とも締まらないオープニングとなった。しかし、突貫作業で修理を終えた中鉢さんが５分経過直前にやっとコースイン。ハイペースで飛ばし始める。しかし、この時点ですでに９周差（＾＾；幾ら針生さんがレース初心者とは言え、挽回は困難。平均で１秒以上速いラップを刻んだ中鉢さんだったが、２周返すのがやっと。結局、針生さんが初参加で初優勝を飾った。

　次はソニッククラス。ＰＰ小林さんと予選３位三澤さんがLiFe、２位の都澤くんと４位和久さんがNiMHとパワーソースが入り交じった上位陣が一斉に１コーナーに飛び込むスタート。三澤さんが出遅れ、和久さんが３位浮上、小林さんと都澤くんはそのままという形でオープニングラップをクリアすると、小林さんと都澤くんがハイペースで飛ばし始める。都澤くんがちょっとミスをしたものの、その後は１．５〜２秒差で膠着状態に突入。お互いぎりぎりのペースで飛ばすが、僅かに小林さんの方が速く、じりじり差を広げていく。これに負けじとペースを上げる都澤くんだったが、６分過ぎにモーターのコネクタが外れるトラブルが（＾＾；；。これで一気に５番手まで後退、小林さんは楽になった。しかし、都澤くんはここからハイペースで飛ばし始める。トップの小林さん以上のペースでラップを刻むと、３位争いをしていた梅森さんと柴田さんを相次いでパス。更に２位和久さんを追いかけ始める。レース終盤、都澤くんは、２６．０８というこの日のベストラップを記録し、和久さんに急接近！ゴール直前、もうちょっとで追いつける！・・・と思ったが、０．２秒前に１５分経過。追い上げ届かず３位入賞となった。２位は和久さん、優勝は小林さんとなった。

　最後はミニクラス。スタート直後、フロントにニュータイヤを投入した和久さんと小林さんがマシンバランスを崩して後退。代わって中鉢さんがトップに立つ。小林さんは何とか粘るも、じりじり順位を下げてしまう。２位に浮上してきたのは梅森さん。レース中盤になると、３位野村さんも加わり三つ巴のトップ争いに。１．５秒差の接戦となったが、２位に浮上してきた野村さんが激しく中鉢さんにプレッシャーをかけると、インフィールド出口で中鉢さんと野村さんが接触！中鉢一気に５秒をロスし、４位まで後退。野村さんも梅森さんの後方に。これでトップに立ったのは梅森さん。昨年、全く勝てずに苦しいミニクラスだったが、この日はその後も快走。後続を退け、久々の優勝を飾った。２位争いは野村さんが大きくペースダウンし、終盤後退、代わって小林さんが２位に浮上するも、こちらも中鉢さんの追い上げに屈し、中鉢さんが２位入賞。３位は小林さんとなった。

　今年最初に開催されたレースも無事終了。若干、LiFeとNiMHの今年のレギュでの特徴が見えてきた状況。今のところ拮抗しており、どちらが優位という感じでは無さそう。今年のレギュレーションは、スピードが遅くなった分、丁寧な操作が要求され、見た目はゆっくりだが、ミスの誤魔化しが効かない。この感じで行くと、今年も激戦になりそうである。

優勝者セッティングデータ

2011年はレギュ大幅変更してます！ご確認を！
スプリントシリーズ　第2戦　2/13（日）　時計回り
耐久シリーズ　　　　第2戦　2/27（日）　時計回り

皆さんの参加をお待ちしております。
りとるてっくｉｔａサーキット