りとるてっくｉｔａサーキット
2010シリーズ耐久第8戦
レースレポート
りとるてっくｉｔａレース運営委員会

★ミニクラスは、山岸さんと小林さんのガチンコバトル！！
☆ソニッククラスはＰＰ小林さんが独走優勝！

ミニ、ソニック：EP、ハーフコース20分間周回レース

ミニクラス
２位　小林謙一郎さん　優勝　山岸　　純さん　３位　和久　浩一さん

ソニッククラス
３位　都澤　立樹くん　優勝　小林謙一郎さん　２位　野村　順一さん

全体写真
今回も猛暑で参加人数が少なかったです（涙）

　８／２２（日）、耐久シリーズ第８戦が開催された。この日も第７戦同様真夏日の陽気。お陰で参加人数も少なく、特にＧＰが参加者不足で成立せず、寂しいレースに。しかし、電動２クラスは開催となった。

　予選最初はソニッククラス。前戦、決勝で発信器を付け忘れる失態を犯した小林さんが今回も好調で、一人２３秒台にのせてＰＰ。２位争いは僅差だったが、野村さんを最後に退けた都澤くんが付けた。

　ミニクラスは、今回、山岸さんが絶好調。２位の都澤くんを１秒近く引き離し、一人２４秒台に突入し、見事ＰＰ獲得。２位都澤くん、３位小林さん、４位和久さんは２５秒台後半止まりだが、こちらは接戦になりそうである。

　午後から決勝レースがスタート。最初はソニッククラス。スタートで小林さんと都澤くんが飛び出し、２４秒前後のハイペースで飛ばし、トップグループを形成、後続を一気に引き離し始める。しかし、じりじり差が開き始めた７周目、都澤くんがウォールにスタック、復帰の間に差が開いてしまう。しかし、これで気合いが入ったか、都澤くんは小林さん以上のハイペースで飛ばし、じわじわ差を詰め始める。そして序盤が終わったところで５秒差まで詰め寄ったのだが、ここから逆にじわじわ離され始めてしまう。レース中盤は少しずつ差が開くばかりで、かなり厳しい状況。終盤に入ると、その差は１０秒弱。ここで再度ペースアップを図るが、間もなくバッテリーが根を上げてしまい、無念の電欠。この直前には、野村さんと我慢比べの３位争いをしていた柴田さんが無念の電欠でリタイヤしている。都澤くんは、急遽バッテリー交換し、復帰するものの、その間に野村さんにパスされてしまう。序盤から電欠を懸念していた野村さんは、ずっとバッテリーセーブに専念していたのが、実を結ぶ形となった。残り１分過ぎ、トップ小林さんも遂にバッテリーがタレ始めるが、何とかスロー走行ながらも無事ゴール！念願のソニック初優勝を果たした。２位は作戦勝ちの野村さん、３位は都澤くんとなった。

　ミニクラス決勝は、３位小林さんが好スタートを決め、ＰＰ山岸さんの背後に付けてオープニングラップをクリア。ニュータイヤを投入してきた小林さんは、スタートダッシュに賭けた模様。そのままの勢いで山岸さんにプレッシャーをかけると、山岸さんがミス。ここで小林さんがトップに立つ。しかし、ニュータイヤの恩恵もここまで。炎天下の路面では、最大グリップを発揮するのは序盤のみであった。２位に後退した山岸さんは、すぐさまペースアップし、小林さんの背後に。１０周近く、一進一退の攻防が続いたが、小林さんがヘアピンの進入でアンダーを出したところを山岸さんが見事にパス！再度トップに。ここからお互いのミスから抜きつ抜かれつとなるが、山岸さんがトップに再々度返り咲いたところで小康状態に。ここから小林さんがミスを連発、５秒近い差まで開いてしまう。が、ここから山岸さんも一息付き、若干ペースダウン。背後まで小林さんが詰め寄ると、山岸さんは再度気合いのペースアップを図る。残り５分で２台の差は２秒弱。ここから最後の勝負タイムに突入。小林さんが毎ラップ０．２〜３秒ずつ差を詰め、山岸さんに接近。０．４秒差まで詰めたのだが、ここで無念のタイムアップ！山岸さんは今期初優勝を果たした。２位は追い上げ実らず、小林さん。３位は終始淡々とペースを刻んだ和久さんが入賞となった。

　最後に表彰式と抽選会が行われて、炎天下の耐久第８戦が終了。この猛暑がレースも影響を与えた今夏であったが、秋からは再度の賑わいを期待したい。　

優勝者セッティングデータ

2010年はスプリント／耐久各シリーズでEP／GPクラス併催！
スプリントシリーズ　第9戦　2010/9/12（日）　時計回り
耐久シリーズ　　　　第9戦　2010/9/19（日）　時計回り

※次回耐久シリーズ戦は、タミヤＧＰ宮城大会を考慮し、
１週間前倒しで開催します。

皆さんの参加をお待ちしております。
りとるてっくｉｔａサーキット